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ジェレスタ121「 絆 に 託 せ ! フ ァ イ ナ ル ド ロ ー ! 」
《お待たせいたしましたぁっ!!ハートランド学園タッグデュエル大会決勝戦です!!》
「待ってましたぁ!」
「遊矢もヒカル先輩も頑張ってほしいわ!」
《ではまもなく、デュエル開始です!》
~~~
「キャー!ダーリンったらつよぉーい!」
「ハニーはもっとつよぉーい!」
「「―――――」」
な、
「なんだこりゃあああああ!!?」
「…あら、口喧しいわね~?」
「本当だよ、結弦のような美しい女性にあんな獣の相手をさせるなんて…」
目の前でいちゃいちゃしやがってぇ…!あれが本当に優勝したことあるタッグデュエリストなのかよ!!?
「し、信じられないな……」
「全くだぜ……」
「心外だな朽祈、俺たちの実力は確かに本物だ」
「それをこのデュエルで見せてあげる!」
あぁ言ってるからにはそれなり、ってことだよな。
なら―――!!
「やるしか、ないじゃん!」
「…そうだな」
んじゃっ、さっさと始めるかっ!!
「「Dシューター、展開!!」」
「デュエルディスクセット!」
「Dゲイザー、セット!!」
《ARヴィジョン、リンク完了》
「「「「デュエル!!」」」」
「先攻はもらうぜ!ドロー!」
あの二人が強力なタッグだっていうなら本気でタッグデュエルのコンビネーションを多用してくるはず、なんとかそれを止めないと…!!
「俺はフィールド魔法《螺旋城-スパイラルキャッスル》を発動!」
「フィールド…魔法……」
「スパイラルキャッスルは、1ターンに1度、デッキから風属性モンスターを1体墓地に送ることで手札のレベル5以下のモンスターを特殊召喚できる!」
「うそっ!?」
「なんて効果なんだ…!!」
ヒカルも、確か風属性持ってたよな。んじゃ、いっちょやりますか!!
「俺はデッキから《Ss-スパイラル・シューター》を墓地に送り、手札から《Ss-スピリット・バード》を特殊召喚!」
《攻撃力:0/レベル:1》
「攻撃力0?そんなの、私とダーリンの間じゃ…」
「それは違うぜ!スピリット・バードは特殊召喚されたターン、バトルを行わない代わりに、このモンスターを除外することでモンスターエクシーズを召喚条件を無視して特殊召喚できる!」
つまり、スピリット・バードを除外すればモンスターエクシーズを呼び出せる!ということで召喚されるのは―――!!
「俺はスピリット・バードを除外!現れろ!《希望騎士 ホープ・オブ・ソード》!!」
《攻撃力:2500/ランク:4/ORU:0》
「あれがホープ・オブ・ソードかぁ!」
「ダーリン!感心してる場合じゃないから!!」
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」
《手札:3》
ふっふっふーん!これがワールドデュエルグランプリ優勝者の力だぜ!
「自惚れんなよ」
「はい、すいません」
「ダーリンがメロメロになるのは私と私のデュエルだけで十分なんだから!私のターン!」
…自分だけで良いのかな?
「…………」
「私は《海洋騎 比叡》を召喚!」
《攻撃力:1500/レベル:4》
「比叡…?」
「日本の戦艦の名前だよ、なるほどそういうデッキかな…」
戦艦とかよくわっかんねえけど……よぉし!やるしかないじゃん!
「私は永続魔法《艦隊出陣命令》を発動!1ターンに1度、フィールドに海洋騎と名の付くモンスターが存在するならデッキからレベル4以下の海洋騎一体を特殊召喚できる!」
『うっわー…戦艦増やして殴るスタイルですか、エグいです』
「エグいよなぁ…」
1ターンに1度って取り決めはあっても、フィールドに海洋騎がいれば使えるなら破壊しづらい海洋騎を召喚すれば何度も何度も使えるってことなんだよな。
しかもタッグデュエルだから、二人が同じデッキを使ってるかも。
「私はデッキから《海洋騎 長門》を特殊召喚!」
《攻撃力:1600/レベル:4》
「レベル4のモンスターが二体…」
「大物が来るな」
「私はレベル4の比叡と長門でオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れよ!《蒼海の海洋騎 大和》!!」
《攻撃力:2400/ランク:4/ORU:2》
大和………かっけー!!!
「感動してる場合じゃないだろ」
「あ、ごめーん」
「大和の効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使い、相手フィールドのカードを2枚まで破壊できる!」
《ORU:1》
「マジかよ!?」
フィールドのカードは三枚、どれを破壊するのか…、
「私が選択するのはフィールド魔法《螺旋城-スパイラルキャッスル》と伏せカードよ!」
「えっ!?」
「どうして!?」
「ホープ・オブ・ソードを選択すればダイレクトアタックが通るのに!」
「いや、そういうことじゃないみたいだぜ」
「大和が効果を発動したターン、相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスターは攻撃力が2000ポイントダウンする!」
《攻撃力:500》
戦力を削って相手を弱体化させる…まさに戦艦、なるほどな。感心してる余裕ないけど、超面白いじゃん!!
「行っけ~!大和でホープ・オブ・ソードを攻撃よ!大海砲発射せよ!!」
「くっ…!!うわっ!」
《遊矢・ヒカルのライフ:2100》
強い、あんなカードに巡り会えたんだからタッグデュエルした意味あったよな~~~!!
「私はカードを2枚伏せてターンエンド!」
《手札:2》
「俺のターン、ドロー!魔法カード《死者蘇生》を発動!蘇れホープ・オブ・ソード!」
《攻撃力:2500/ORU:0》
「ホープ・オブ・ソードなの!?」
「ま、すぐわかる」
ヒカルがそういうなら分かるんだな…!よしっ!!
「俺は更に手札の《エクシーズ・エンチャーター》を墓地に送り、効果発動!ホープ・オブ・ソードを素材にホープ・オブ・ソードのランクを倍にしたモンスターエクシーズを、特殊召喚する!」
「なるほど!!」
「つまり、出てくるのって……」
「あのモンスターしかないわね」
「現れろ!《ギャラクシー・カオス・ダークネスドラゴン》!!」
《攻撃力:4000/ランク:8/ORU:1》
ギャラクシー・カオスを召喚するためにホープ・オブ・ソードを…!しかも、オーバーレイユニットになってるからギャラクシー・カオスのデメリットも発生しない!!
………でも俺はどうすりゃいいんだこれ。
「ギャラクシー・カオスの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、ギャラクシー・カオス以外のモンスターの攻撃力を0にする!」
《ORU:0》
《攻撃力:0》
「これで一撃だぜ!!さっすがヒカル!」
「行け!ギャラクシー・カオスで大和に攻撃!ヴァーミリオンストリーム!!」
これが決まれば俺たちの勝ち!!いっけえ!!
「永続罠!《範囲外砲撃》!」
「自分フィールドの機械族モンスターは1ターンに1度、破壊を無効にしダメージを0にできる!」
「この効果が発動した時、相手に400ポイントのダメージを与えるわ!」
「なっ…!」
《遊矢・ヒカルのライフ:1700》
っていうことは、どんなモンスターで攻撃しても無効にされてダメージを受けるのは俺たちになるってことか!強すぎだろ!
「速攻魔法《アサルトブレード》を発動!このターン、相手にダメージが与えられなかった場合発動することができ、相手に自分フィールドの攻撃力が一番高いモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを与える!」
「きゃあっ!」
《結弦・大和のライフ:2000》
「結弦!」
「いったぁい!なにしてくれてるのよ!」
「…?」
お、怒られたって…デュエルだしなぁ…。ダメージ受けんのは当然だよ…な?
「なぁ、ヒカルもそう……」
「…今のは……」
「ひ、ヒカルさーん?」
「カードを一枚伏せ、ターンエンド。攻撃力は元に戻る」
《手札:2》
《攻撃力:2400》
なんか、一瞬驚いてたような……あの二人からなにか感じたりはしないし、なんかあったのか?
「結弦の仇は俺が取る!俺のターン!俺は《海洋騎 天龍》を召喚!」
《攻撃力:1700/レベル:4》
「更に、永続罠《雷撃大砲》を発動!1ターンに1度、海洋騎を一体墓地に送り、相手に400ポイントのダメージを与える!天龍を墓地に送って発動だ!」
「っくそ…!!」
《遊矢・ヒカルのライフ:1300》
このままじゃあの永続罠二枚でライフ削り切られちまう……まずい。
「さぁ大和の効果発動だ!伏せカードとギャラクシー・カオスを破壊!」
「そしてギャラクシー・カオスの効果で800のダメージを受けてもらうわ!」
「ぐっ…!」
《遊矢・ヒカルのライフ:500》
「ヒカル!!」
「問題ない、墓地に送られた罠カード《竜の咆哮》を除外し効果発動!」
墓地から罠かよ!!じゃあ、最初からこれをヒカルは狙ってカードを伏せてたのか…!
「デッキからレベル8以下のドラゴン族モンスター一体を特殊召喚し、このターン中、特殊召喚されたモンスターに対する効果の発動を無効にする!現れろ《紅混沌の竜(ヴァーミリオンドラゴン)》!」
《攻撃力:2500/レベル:8》
「よし!これなら!」
「いや、」
これじゃなにも変わってない、《紅混沌の竜》に大和が攻撃してきたら《範囲外砲撃》の効果でダメージを受ける…ヒカルが分かってないわけない、なら…。
「さぁ、大和の攻撃!受けてもらう!!」
「…、」
「今…!ダーリン、攻撃を―――!」
「《紅混沌の竜》の効果発動!このモンスターがバトルの対象になったバトルフェイズ中、相手の魔法・罠を全て無効にする!」
「よっしゃあ!!」
これで大和は破壊、ちょっとだけどダメージも与えられる…!!
《結弦・大和のライフ:1900》
「なにしてるの!ダーリン!」
「わ、悪かった…!カードを一枚伏せてターンエンドだ」
《手札:4》
なんか、仲悪くなってる?いや…俺らは悪くないし……。
「俺のターン、ドロー!」
よし!これなら!!
「俺は《紅混沌の竜》をリリースして、装備魔法《スピニング・アレイ》を発動!」
コイツは、自分の墓地のモンスターエクシーズ1体を復活させて装備されるカード!当然呼ぶのは―――!!
「蘇れ!ギャラクシー・カオス!」
《攻撃力:4000/ORU:0》
「ギャラクシー・カオスを……?」
「《スピニング・アレイ》の効果で、このターンは必ずバトルを行わなければいけない!っつーわけでいっけえ!!ギャラクシー・カオス!ダイレクトアタックだ!!」
「ダーリン!」
「分かってる!罠発動!《シップリサイクル》!海洋騎を二体、デッキに戻すことでバトルダメージを無効にする!」
ダメージは与えられなかった…!!
でも、ギャラクシー・カオスなら、次のヒカルのターンで活躍してくれるはず…頼んだぜ、これが最後のチャンスだ!
「俺はこれで、ターンエンド!!」
《手札:3》
「なっ!?」
「カードをなにも伏せなかった!?」
「このままじゃ、次のターン…またあの効果を…」
頼むヒカル、俺を信じて…!!
「…」
「守りが固められないなんて、大したことないのね!貴方たち!」
「ゆ、結弦…そこまで言うことは…」
「大和は黙ってて!!」
「は、はい!!」
…………あるぇ…?
「タッグデュエルの勝利は私と大和のためだけにあるの!他の誰にも渡さない…!絶対に渡さないから!」
「「!!」」
な、なんだあれ!?
「黒い靄か…?幻か…?」
「本人には全く見えていないみたいだけどな…」
『ヒカルさん、やっぱりです!』
「タスキ?」
『あの靄から猛烈な闇の力を感じます!』
じゃああいつは、闇に憑かれてるってこと!?でも、人間を操るほどイグランジアに力は残ってないらしいし……。
「私のターン!!私は手札から《海洋騎 龍驤》の効果を発動!このカードと手札一枚を墓地に送り、墓地の海洋騎エクシーズを一体選択し特殊召喚できる!蘇りなさい大和!」
《攻撃力:2400/ORU:0》
「来たか…!!」
「更に、《海洋騎 川内》を召喚!《雷撃大砲》の効果により、リリースすることで400のダメージよ!」
《攻撃力:1000/レベル:4》
「うわああぁぁあ!!」
《遊矢・ヒカルのライフ:100》
「遊矢!!」
『ご主人!!』
《さぁ大ピンチ!!残りライフ100!このままでは《範囲外砲撃》の効果でライフは0です!!》
「どうしよう…!」
「このままじゃ遊矢たちの負けだぞ…」
こりゃ、大ピンチだな…!!でも、負けたら何が起こるかわからない…負けるわけにはいかないんだ…!!
「なぁ結弦?ちょっと荒々しくないか?いつもの結弦らしく、」
「これで終わり!大和でギャラクシー・カオスに攻撃よ!大海砲発射!」
だから―――!!
「俺は…、《スピニング・アレイ》の効果発動!ライフが500以下でバトルが行われる時、このカードを墓地に送り、バトルフェイズを終了させ、カードを一枚ドローする!」
「うそ!?」
「そして、カードをドローするのは、ヒカル!」
「…!俺が…?」
「あぁ!ヒカルに託したぜ!」
このデュエルの勝敗はヒカルにかかってる、さぁ、カードを引いてくれ!
「…、ドロー!!」
「っ!で、でも!《範囲外砲撃》は残ってる!どのみち、私たちの勝ちなんだから!ターンエンドよ!」
《手札:0》
いいカードが引けたかはヒカル次第、…か。
「俺のターン、ドロー!ギャラクシー・カオスをエクシーズ素材に、アルテミスギャラクシーエクシーズチェンジ!!」
「来た!!」
「渦巻く銀河の果てより、今こそ降臨せよ!《ギャラクティック・ヒグス・ドラゴン》!!」
《攻撃力:4500/ランク:9/ORU:1》
ヒカルの第二のエースモンスター!!なんか久々に見た気がするけど、とにかくコイツの効果なら!!
「ギャラクティック・ヒグスは召喚された時、このモンスター以外のフィールドのカード効果を無効にする!ホロウグラビティ!」
「《範囲外砲撃》が!!」
「結弦!このままじゃまずいぞ!」
「ギャラクティック・ヒグスで大和を攻撃だ!」
これが決まれば俺たちの勝ち!!いっけえ!!
「まだよ!墓地の《海洋騎 瑞鶴》の効果発動!このカードを除外し、破壊を無効にしてバトルダメージを0にする!」
「よし!これで次のターン、俺が大和にオーバーレイユニットを追加すれば、俺たちの勝ちだ!」
「いや、」
「このターンで終わりだ。魔法カード《奇跡の銀河(ミラクルギャラクシー)》を発動!」
「あれは…!!」
「バトルフェイズ中、俺がダメージを受けていない場合、ギャラクティック・ヒグスは二度目のバトルフェイズを行うことができる」
つまり、《範囲外砲撃》が無効になってなかったら使えなかった!ギャラクティック・ヒグスにしたのはこのために…!!
「遊矢がこの逆転のカードを引き入れてくれた、感謝するぜ」
「…あぁ!」
「行け!ギャラクティック・ヒグスで大和に攻撃!サンシャイニング・ブラスター・ストリーム!!」
「うそっ…!?きゃあああああ!!」
「結弦!!っ…!!」
《結弦・大和のライフ:0》
《WIN:風雅遊矢・朽祈ヒカル》
《…き、決まりましたぁぁ!!優勝チームは風雅遊矢と朽祈ヒカルのタッグです!》
「や、やったぁ!」
「……」
「ヒカル!やったな!」
「お、おう…」
『最後の《奇跡の銀河》、素晴らしかったですよ!』
「ありがとう…」
ヒカル、こういうの慣れてないのかな?まっ、そのうち慣れるか!
「大丈夫か、結弦」
「ぅ…あ…な、なにこれ…!?」
「結弦?どうしたんだ結弦!!」
「消えちゃう…!私消えちゃうよ大和!助けて!!」
「しっかりしてくれ結弦!!」
「…!!」
「遊矢!」
「分かってる!」
さっきよりも結弦先輩?の闇が強くなってる、このままだと……!
「どけ大和!」
「あ、あぁ…」
「やだ!死んじゃう!なんなのよこれ!」
『間違いありません!この力、鏡のものです』
「助ける方法はないのかよ!?」
『………』
「そんな…」
鏡、一体なんでこんなことを…。
「ぁ…消え、きえちゃう…大和…」
「結弦!?おい朽祈、どうなって……朽祈…」
「…」
「―――、――」
「結弦!!結弦ーーーっ!!」
消えた……、なんだよこれ…ひどすぎるだろ……。
「今の…」
「なんだったの…人が消えるなんて…」
「…もしかして…」
「……………、また会おう、風雅遊矢クン」
~~~
「……空が…」
「我々の出番かね?」
「あぁ、もうすぐ…もうすぐやってくる…終末の、戦いが…」
きっと蘇る、あの神々が……。
「行こう――――」
この止まない風を、止めなければ…。
122話へ続く
=================
【あとがき】
今回の一言、「リア充消えた」。
リア充に恨みがあった訳じゃないです、ただ両方消すより衝撃的かなぁとか思ったんですよ!
一話完結のわりに内容詰め込んだ結果こうなりました\(^o^)/遅くなってごめんね、忙しかったんだよ。
リンさんが久々に出てきたわりには厨二病発揮するだけ発揮して帰っていきやがりました、コイツどうしてやろうか。チラ野依くん、野依くんに出番をくれ。
ギャラクティック・ヒグス再登場!!正直もう出番ないと思ってた!作者ですらそう思うんだからザコネードさんは運がない、まぁ出せれば出しますよ、いつかね。
さぁ日常回終わったよ~!!カットにカットを重ね、140話台でLS終わりそうです…無駄なものを省いた結果ですけど……。
次回!!その闇を砕くため!遊矢とヒカルの最後の物語が始動!!
人々が消える、そんな事件が多発するハートランドで遊矢は違和感を感じていた。そして、リンに呼ばれた二人は衝撃的な事実を知ることに……。
【予告】
タッグデュエル大会以降、「人々が消える」という事件でハートランドシティは持ちきりに。
事件が日増しに増えていく中、遊矢は一人ハートランドの空気に違和感を感じていた。
ある日唐突にリンに呼び出された遊矢たちはそこで衝撃的な事実を知ることになる…。
次回!第122話「止まない風 邪神復活の序曲」
【告知】
メシア――救世主が現れし、希望と絶望の神・オルフェウスが目を覚ます。
Lighting sky本編終了から半年後、遊矢とヒカルはある招待状を送られ、ハートランドシティに帰ってきていた。
その招待状はハートランド主催の新たな世界大会「デュエルアーチウォーズ」の参加資格でもあり、遊矢とヒカルだけでなく様々なデュエリストが参加を予定していた。
しかし、それと同時期にハートランドシティでデュエリストとカードが消失する事件が頻発。
救世主と呼ばれる奇跡のカード。
そして破壊者――ディストラクターを名乗る青年・遥羽シアラ。
総てが繋がった時、希望と絶望の神・オルフェウスが覚醒する――!!
遊戯王Lighting sky オルフェウスの救世主
※深夜0時~5時までのコメントや読者登録はマナー違反です。おやめください。
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ジェレスタ121「 絆 に 託 せ ! フ ァ イ ナ ル ド ロ ー ! 」
《お待たせいたしましたぁっ!!ハートランド学園タッグデュエル大会決勝戦です!!》
「待ってましたぁ!」
「遊矢もヒカル先輩も頑張ってほしいわ!」
《ではまもなく、デュエル開始です!》
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「キャー!ダーリンったらつよぉーい!」
「ハニーはもっとつよぉーい!」
「「―――――」」
な、
「なんだこりゃあああああ!!?」
「…あら、口喧しいわね~?」
「本当だよ、結弦のような美しい女性にあんな獣の相手をさせるなんて…」
目の前でいちゃいちゃしやがってぇ…!あれが本当に優勝したことあるタッグデュエリストなのかよ!!?
「し、信じられないな……」
「全くだぜ……」
「心外だな朽祈、俺たちの実力は確かに本物だ」
「それをこのデュエルで見せてあげる!」
あぁ言ってるからにはそれなり、ってことだよな。
なら―――!!
「やるしか、ないじゃん!」
「…そうだな」
んじゃっ、さっさと始めるかっ!!
「「Dシューター、展開!!」」
「デュエルディスクセット!」
「Dゲイザー、セット!!」
《ARヴィジョン、リンク完了》
「「「「デュエル!!」」」」
「先攻はもらうぜ!ドロー!」
あの二人が強力なタッグだっていうなら本気でタッグデュエルのコンビネーションを多用してくるはず、なんとかそれを止めないと…!!
「俺はフィールド魔法《螺旋城-スパイラルキャッスル》を発動!」
「フィールド…魔法……」
「スパイラルキャッスルは、1ターンに1度、デッキから風属性モンスターを1体墓地に送ることで手札のレベル5以下のモンスターを特殊召喚できる!」
「うそっ!?」
「なんて効果なんだ…!!」
ヒカルも、確か風属性持ってたよな。んじゃ、いっちょやりますか!!
「俺はデッキから《Ss-スパイラル・シューター》を墓地に送り、手札から《Ss-スピリット・バード》を特殊召喚!」
《攻撃力:0/レベル:1》
「攻撃力0?そんなの、私とダーリンの間じゃ…」
「それは違うぜ!スピリット・バードは特殊召喚されたターン、バトルを行わない代わりに、このモンスターを除外することでモンスターエクシーズを召喚条件を無視して特殊召喚できる!」
つまり、スピリット・バードを除外すればモンスターエクシーズを呼び出せる!ということで召喚されるのは―――!!
「俺はスピリット・バードを除外!現れろ!《希望騎士 ホープ・オブ・ソード》!!」
《攻撃力:2500/ランク:4/ORU:0》
「あれがホープ・オブ・ソードかぁ!」
「ダーリン!感心してる場合じゃないから!!」
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」
《手札:3》
ふっふっふーん!これがワールドデュエルグランプリ優勝者の力だぜ!
「自惚れんなよ」
「はい、すいません」
「ダーリンがメロメロになるのは私と私のデュエルだけで十分なんだから!私のターン!」
…自分だけで良いのかな?
「…………」
「私は《海洋騎 比叡》を召喚!」
《攻撃力:1500/レベル:4》
「比叡…?」
「日本の戦艦の名前だよ、なるほどそういうデッキかな…」
戦艦とかよくわっかんねえけど……よぉし!やるしかないじゃん!
「私は永続魔法《艦隊出陣命令》を発動!1ターンに1度、フィールドに海洋騎と名の付くモンスターが存在するならデッキからレベル4以下の海洋騎一体を特殊召喚できる!」
『うっわー…戦艦増やして殴るスタイルですか、エグいです』
「エグいよなぁ…」
1ターンに1度って取り決めはあっても、フィールドに海洋騎がいれば使えるなら破壊しづらい海洋騎を召喚すれば何度も何度も使えるってことなんだよな。
しかもタッグデュエルだから、二人が同じデッキを使ってるかも。
「私はデッキから《海洋騎 長門》を特殊召喚!」
《攻撃力:1600/レベル:4》
「レベル4のモンスターが二体…」
「大物が来るな」
「私はレベル4の比叡と長門でオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れよ!《蒼海の海洋騎 大和》!!」
《攻撃力:2400/ランク:4/ORU:2》
大和………かっけー!!!
「感動してる場合じゃないだろ」
「あ、ごめーん」
「大和の効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使い、相手フィールドのカードを2枚まで破壊できる!」
《ORU:1》
「マジかよ!?」
フィールドのカードは三枚、どれを破壊するのか…、
「私が選択するのはフィールド魔法《螺旋城-スパイラルキャッスル》と伏せカードよ!」
「えっ!?」
「どうして!?」
「ホープ・オブ・ソードを選択すればダイレクトアタックが通るのに!」
「いや、そういうことじゃないみたいだぜ」
「大和が効果を発動したターン、相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスターは攻撃力が2000ポイントダウンする!」
《攻撃力:500》
戦力を削って相手を弱体化させる…まさに戦艦、なるほどな。感心してる余裕ないけど、超面白いじゃん!!
「行っけ~!大和でホープ・オブ・ソードを攻撃よ!大海砲発射せよ!!」
「くっ…!!うわっ!」
《遊矢・ヒカルのライフ:2100》
強い、あんなカードに巡り会えたんだからタッグデュエルした意味あったよな~~~!!
「私はカードを2枚伏せてターンエンド!」
《手札:2》
「俺のターン、ドロー!魔法カード《死者蘇生》を発動!蘇れホープ・オブ・ソード!」
《攻撃力:2500/ORU:0》
「ホープ・オブ・ソードなの!?」
「ま、すぐわかる」
ヒカルがそういうなら分かるんだな…!よしっ!!
「俺は更に手札の《エクシーズ・エンチャーター》を墓地に送り、効果発動!ホープ・オブ・ソードを素材にホープ・オブ・ソードのランクを倍にしたモンスターエクシーズを、特殊召喚する!」
「なるほど!!」
「つまり、出てくるのって……」
「あのモンスターしかないわね」
「現れろ!《ギャラクシー・カオス・ダークネスドラゴン》!!」
《攻撃力:4000/ランク:8/ORU:1》
ギャラクシー・カオスを召喚するためにホープ・オブ・ソードを…!しかも、オーバーレイユニットになってるからギャラクシー・カオスのデメリットも発生しない!!
………でも俺はどうすりゃいいんだこれ。
「ギャラクシー・カオスの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、ギャラクシー・カオス以外のモンスターの攻撃力を0にする!」
《ORU:0》
《攻撃力:0》
「これで一撃だぜ!!さっすがヒカル!」
「行け!ギャラクシー・カオスで大和に攻撃!ヴァーミリオンストリーム!!」
これが決まれば俺たちの勝ち!!いっけえ!!
「永続罠!《範囲外砲撃》!」
「自分フィールドの機械族モンスターは1ターンに1度、破壊を無効にしダメージを0にできる!」
「この効果が発動した時、相手に400ポイントのダメージを与えるわ!」
「なっ…!」
《遊矢・ヒカルのライフ:1700》
っていうことは、どんなモンスターで攻撃しても無効にされてダメージを受けるのは俺たちになるってことか!強すぎだろ!
「速攻魔法《アサルトブレード》を発動!このターン、相手にダメージが与えられなかった場合発動することができ、相手に自分フィールドの攻撃力が一番高いモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを与える!」
「きゃあっ!」
《結弦・大和のライフ:2000》
「結弦!」
「いったぁい!なにしてくれてるのよ!」
「…?」
お、怒られたって…デュエルだしなぁ…。ダメージ受けんのは当然だよ…な?
「なぁ、ヒカルもそう……」
「…今のは……」
「ひ、ヒカルさーん?」
「カードを一枚伏せ、ターンエンド。攻撃力は元に戻る」
《手札:2》
《攻撃力:2400》
なんか、一瞬驚いてたような……あの二人からなにか感じたりはしないし、なんかあったのか?
「結弦の仇は俺が取る!俺のターン!俺は《海洋騎 天龍》を召喚!」
《攻撃力:1700/レベル:4》
「更に、永続罠《雷撃大砲》を発動!1ターンに1度、海洋騎を一体墓地に送り、相手に400ポイントのダメージを与える!天龍を墓地に送って発動だ!」
「っくそ…!!」
《遊矢・ヒカルのライフ:1300》
このままじゃあの永続罠二枚でライフ削り切られちまう……まずい。
「さぁ大和の効果発動だ!伏せカードとギャラクシー・カオスを破壊!」
「そしてギャラクシー・カオスの効果で800のダメージを受けてもらうわ!」
「ぐっ…!」
《遊矢・ヒカルのライフ:500》
「ヒカル!!」
「問題ない、墓地に送られた罠カード《竜の咆哮》を除外し効果発動!」
墓地から罠かよ!!じゃあ、最初からこれをヒカルは狙ってカードを伏せてたのか…!
「デッキからレベル8以下のドラゴン族モンスター一体を特殊召喚し、このターン中、特殊召喚されたモンスターに対する効果の発動を無効にする!現れろ《紅混沌の竜(ヴァーミリオンドラゴン)》!」
《攻撃力:2500/レベル:8》
「よし!これなら!」
「いや、」
これじゃなにも変わってない、《紅混沌の竜》に大和が攻撃してきたら《範囲外砲撃》の効果でダメージを受ける…ヒカルが分かってないわけない、なら…。
「さぁ、大和の攻撃!受けてもらう!!」
「…、」
「今…!ダーリン、攻撃を―――!」
「《紅混沌の竜》の効果発動!このモンスターがバトルの対象になったバトルフェイズ中、相手の魔法・罠を全て無効にする!」
「よっしゃあ!!」
これで大和は破壊、ちょっとだけどダメージも与えられる…!!
《結弦・大和のライフ:1900》
「なにしてるの!ダーリン!」
「わ、悪かった…!カードを一枚伏せてターンエンドだ」
《手札:4》
なんか、仲悪くなってる?いや…俺らは悪くないし……。
「俺のターン、ドロー!」
よし!これなら!!
「俺は《紅混沌の竜》をリリースして、装備魔法《スピニング・アレイ》を発動!」
コイツは、自分の墓地のモンスターエクシーズ1体を復活させて装備されるカード!当然呼ぶのは―――!!
「蘇れ!ギャラクシー・カオス!」
《攻撃力:4000/ORU:0》
「ギャラクシー・カオスを……?」
「《スピニング・アレイ》の効果で、このターンは必ずバトルを行わなければいけない!っつーわけでいっけえ!!ギャラクシー・カオス!ダイレクトアタックだ!!」
「ダーリン!」
「分かってる!罠発動!《シップリサイクル》!海洋騎を二体、デッキに戻すことでバトルダメージを無効にする!」
ダメージは与えられなかった…!!
でも、ギャラクシー・カオスなら、次のヒカルのターンで活躍してくれるはず…頼んだぜ、これが最後のチャンスだ!
「俺はこれで、ターンエンド!!」
《手札:3》
「なっ!?」
「カードをなにも伏せなかった!?」
「このままじゃ、次のターン…またあの効果を…」
頼むヒカル、俺を信じて…!!
「…」
「守りが固められないなんて、大したことないのね!貴方たち!」
「ゆ、結弦…そこまで言うことは…」
「大和は黙ってて!!」
「は、はい!!」
…………あるぇ…?
「タッグデュエルの勝利は私と大和のためだけにあるの!他の誰にも渡さない…!絶対に渡さないから!」
「「!!」」
な、なんだあれ!?
「黒い靄か…?幻か…?」
「本人には全く見えていないみたいだけどな…」
『ヒカルさん、やっぱりです!』
「タスキ?」
『あの靄から猛烈な闇の力を感じます!』
じゃああいつは、闇に憑かれてるってこと!?でも、人間を操るほどイグランジアに力は残ってないらしいし……。
「私のターン!!私は手札から《海洋騎 龍驤》の効果を発動!このカードと手札一枚を墓地に送り、墓地の海洋騎エクシーズを一体選択し特殊召喚できる!蘇りなさい大和!」
《攻撃力:2400/ORU:0》
「来たか…!!」
「更に、《海洋騎 川内》を召喚!《雷撃大砲》の効果により、リリースすることで400のダメージよ!」
《攻撃力:1000/レベル:4》
「うわああぁぁあ!!」
《遊矢・ヒカルのライフ:100》
「遊矢!!」
『ご主人!!』
《さぁ大ピンチ!!残りライフ100!このままでは《範囲外砲撃》の効果でライフは0です!!》
「どうしよう…!」
「このままじゃ遊矢たちの負けだぞ…」
こりゃ、大ピンチだな…!!でも、負けたら何が起こるかわからない…負けるわけにはいかないんだ…!!
「なぁ結弦?ちょっと荒々しくないか?いつもの結弦らしく、」
「これで終わり!大和でギャラクシー・カオスに攻撃よ!大海砲発射!」
だから―――!!
「俺は…、《スピニング・アレイ》の効果発動!ライフが500以下でバトルが行われる時、このカードを墓地に送り、バトルフェイズを終了させ、カードを一枚ドローする!」
「うそ!?」
「そして、カードをドローするのは、ヒカル!」
「…!俺が…?」
「あぁ!ヒカルに託したぜ!」
このデュエルの勝敗はヒカルにかかってる、さぁ、カードを引いてくれ!
「…、ドロー!!」
「っ!で、でも!《範囲外砲撃》は残ってる!どのみち、私たちの勝ちなんだから!ターンエンドよ!」
《手札:0》
いいカードが引けたかはヒカル次第、…か。
「俺のターン、ドロー!ギャラクシー・カオスをエクシーズ素材に、アルテミスギャラクシーエクシーズチェンジ!!」
「来た!!」
「渦巻く銀河の果てより、今こそ降臨せよ!《ギャラクティック・ヒグス・ドラゴン》!!」
《攻撃力:4500/ランク:9/ORU:1》
ヒカルの第二のエースモンスター!!なんか久々に見た気がするけど、とにかくコイツの効果なら!!
「ギャラクティック・ヒグスは召喚された時、このモンスター以外のフィールドのカード効果を無効にする!ホロウグラビティ!」
「《範囲外砲撃》が!!」
「結弦!このままじゃまずいぞ!」
「ギャラクティック・ヒグスで大和を攻撃だ!」
これが決まれば俺たちの勝ち!!いっけえ!!
「まだよ!墓地の《海洋騎 瑞鶴》の効果発動!このカードを除外し、破壊を無効にしてバトルダメージを0にする!」
「よし!これで次のターン、俺が大和にオーバーレイユニットを追加すれば、俺たちの勝ちだ!」
「いや、」
「このターンで終わりだ。魔法カード《奇跡の銀河(ミラクルギャラクシー)》を発動!」
「あれは…!!」
「バトルフェイズ中、俺がダメージを受けていない場合、ギャラクティック・ヒグスは二度目のバトルフェイズを行うことができる」
つまり、《範囲外砲撃》が無効になってなかったら使えなかった!ギャラクティック・ヒグスにしたのはこのために…!!
「遊矢がこの逆転のカードを引き入れてくれた、感謝するぜ」
「…あぁ!」
「行け!ギャラクティック・ヒグスで大和に攻撃!サンシャイニング・ブラスター・ストリーム!!」
「うそっ…!?きゃあああああ!!」
「結弦!!っ…!!」
《結弦・大和のライフ:0》
《WIN:風雅遊矢・朽祈ヒカル》
《…き、決まりましたぁぁ!!優勝チームは風雅遊矢と朽祈ヒカルのタッグです!》
「や、やったぁ!」
「……」
「ヒカル!やったな!」
「お、おう…」
『最後の《奇跡の銀河》、素晴らしかったですよ!』
「ありがとう…」
ヒカル、こういうの慣れてないのかな?まっ、そのうち慣れるか!
「大丈夫か、結弦」
「ぅ…あ…な、なにこれ…!?」
「結弦?どうしたんだ結弦!!」
「消えちゃう…!私消えちゃうよ大和!助けて!!」
「しっかりしてくれ結弦!!」
「…!!」
「遊矢!」
「分かってる!」
さっきよりも結弦先輩?の闇が強くなってる、このままだと……!
「どけ大和!」
「あ、あぁ…」
「やだ!死んじゃう!なんなのよこれ!」
『間違いありません!この力、鏡のものです』
「助ける方法はないのかよ!?」
『………』
「そんな…」
鏡、一体なんでこんなことを…。
「ぁ…消え、きえちゃう…大和…」
「結弦!?おい朽祈、どうなって……朽祈…」
「…」
「―――、――」
「結弦!!結弦ーーーっ!!」
消えた……、なんだよこれ…ひどすぎるだろ……。
「今の…」
「なんだったの…人が消えるなんて…」
「…もしかして…」
「……………、また会おう、風雅遊矢クン」
~~~
「……空が…」
「我々の出番かね?」
「あぁ、もうすぐ…もうすぐやってくる…終末の、戦いが…」
きっと蘇る、あの神々が……。
「行こう――――」
この止まない風を、止めなければ…。
122話へ続く
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【あとがき】
今回の一言、「リア充消えた」。
リア充に恨みがあった訳じゃないです、ただ両方消すより衝撃的かなぁとか思ったんですよ!
一話完結のわりに内容詰め込んだ結果こうなりました\(^o^)/遅くなってごめんね、忙しかったんだよ。
リンさんが久々に出てきたわりには厨二病発揮するだけ発揮して帰っていきやがりました、コイツどうしてやろうか。チラ野依くん、野依くんに出番をくれ。
ギャラクティック・ヒグス再登場!!正直もう出番ないと思ってた!作者ですらそう思うんだからザコネードさんは運がない、まぁ出せれば出しますよ、いつかね。
さぁ日常回終わったよ~!!カットにカットを重ね、140話台でLS終わりそうです…無駄なものを省いた結果ですけど……。
次回!!その闇を砕くため!遊矢とヒカルの最後の物語が始動!!
人々が消える、そんな事件が多発するハートランドで遊矢は違和感を感じていた。そして、リンに呼ばれた二人は衝撃的な事実を知ることに……。
【予告】
タッグデュエル大会以降、「人々が消える」という事件でハートランドシティは持ちきりに。
事件が日増しに増えていく中、遊矢は一人ハートランドの空気に違和感を感じていた。
ある日唐突にリンに呼び出された遊矢たちはそこで衝撃的な事実を知ることになる…。
次回!第122話「止まない風 邪神復活の序曲」
【告知】
メシア――救世主が現れし、希望と絶望の神・オルフェウスが目を覚ます。
Lighting sky本編終了から半年後、遊矢とヒカルはある招待状を送られ、ハートランドシティに帰ってきていた。
その招待状はハートランド主催の新たな世界大会「デュエルアーチウォーズ」の参加資格でもあり、遊矢とヒカルだけでなく様々なデュエリストが参加を予定していた。
しかし、それと同時期にハートランドシティでデュエリストとカードが消失する事件が頻発。
救世主と呼ばれる奇跡のカード。
そして破壊者――ディストラクターを名乗る青年・遥羽シアラ。
総てが繋がった時、希望と絶望の神・オルフェウスが覚醒する――!!
遊戯王Lighting sky オルフェウスの救世主