ジェレスタ71「お騒がせな転校生!?天領大河登場!」
「うおっしゃあああああ!!」
「遊矢!今日も学校まで競争だ!」
「受けて立つぜ!狩也!」
朝は早い、今日は珍しく両者遅刻はしないだろう。というわけで競争になったわけだ。
狩也との対決も2日目!昨日は負けたし絶対に負けられないって!
校門が見えてきた、数歩俺の方がリード!これなら!
「よっしゃあ!俺がいっとうしょ「どいてええええ!!」
「えっ?」
校門の線を踏んだところで謎の叫び声が聞こえる、狩也の声じゃない、ということは――。
「どいてよおおお!」
「ぬわぇあええええええ!?」
――ドンッ
頭と頭がぶつかるような鈍い音。意識が一瞬途切れた後怒りで覚醒した。
「て・・・てめえなにすんだ!!」
「ごめん!でも、君が悪いんだよ?僕はちゃんと君を避けようとしたのに君が場所を移動しちゃったから・・・」
「あ、そうだったんだ。わりいな」
「ってごめん!僕行かなくちゃ!じゃあね!」
すぐに立ち上がって校舎内へ駆け抜けていった。一方呑気に歩いてくる狩也は俺と一緒に首をかしげた。
あんなヤツ、この学校にいたっけか?・・・・いや、いないはずだけど。
~~~
「んでさー、そいつ俺にぶつかっちゃって・・・」
「遊矢もしっかりしなさいよ?人にぶつかって怪我させたら危ないじゃない」
「だからぶつかったんだって・・・」
今日の朝の話をアミとしているとチャイムがなってドロワ先生が入ってきた。
「今日は転校生が来ている、入ってくれ」
自動扉が開いた先からなんか見たことがあるような容姿の1年が現れた・・・・・・・えっと、まさか・・・。
「どうも!転校生の、天領大河!よろしく~!」
この後俺がおかしな叫びをあげたのは言うまでもない。
休み時間になると、大河の席の周りは女子だらけになっていた、狩也の時もそうだけどみんな好きだよなぁ・・・男子が。
女子が「前は何処に住んでた?」とか「デュエルはするの?」とか聞いてる。デュエルは俺も気になるけど、なんで女子ってそんなありきたりな質問ばっかしてんのかなぁ・・・。
「大河くんって可愛いよね~」
「そうかなぁ・・・」
「なんというか猫系ってやつか?」
「うんうん!ニャーって言ったら似合うと思うの!」
「お前なに考えてんだよ・・・」
アミの考えはともかく確かに猫みたいっていうのは確かにそうかもしれない、どちらかと言えば猫だ。というかあの頬の傷からして虎・・・?かライオンとかかな?
大人しそうだけど猛獣みたいなイメージがもたれそうな少年って感じだな、子ライオンみたいな。
「ねえねえ大河くん!その頬っぺたどうしたの?」
「これは僕も生まれつき付いてて・・・もうなれちゃってるんだけどね」
「やー!かわいいー!」
「あっ、ちょっと待って」
大河が女子を振り切って後ろからこっちまできた、そして俺とアミの席の前。
「君が風雅遊矢くんだよね!」
「あぁ、朝会ったよな!」
「僕ね!君の遊矢くんの大ファンなんだよ!お願いっ!その強さを見込んで僕を弟子にして!」
「で、弟子!?」
当然だけど驚いた、まさか大河にそんな願いがあったなんて・・・・ってえでも!!俺はそんなことできるわけないじゃないかっ!
「悪いけど、弟子とかはちょっと・・・・友達とか・・・どうだ?」
「友達!うん!僕たち良い友達になろうね!」
「あ、あぁ・・・・」
なんというか・・・・こいつ、精神年齢が子供・・・・・なのか?なんかちょっと違う気がするような・・・・うーん・・・。
「遊矢の奴、いつもと違うな」
「狩也くん?」
「そうね。いつもは遊矢の方から前進していくのに、今日は全然ね」
「そうなの?」
「まぁな~アイツは初対面でデュエルできる奴だったら何でも良い奴だし」
「うんうん」
なんか後ろですっげえバカにされてる気がする。それも随分長い付き合いの幼馴染2人に。
「・・・ケッ、女子もアイツらも転校生にメロメロかよ~だ」
~~~
「えー、3xの2乗×2、この問題解けるか?遊矢」
「・・・うえっ?」
「遊矢・・・また寝てたのね・・・」
ヤバい・・・教科書のモニターも開いてないし、これって・・・と思ったとき、後ろからコンと背中を叩く音がして「12x2だよ」っていう大河の声が聞こえてきた。コイツ実は頭良いんじゃ・・・・。
「えっと~12x2(二乗)です!」
いきなりドロワ先生が頭を抱えたかと思ったらクラスに爆笑が巻き起こる、俺変な事言ったか?
「遊矢、2乗だぞ」
「バカ~2乗なんだから18x2よ、ほんっとにバカなんだから」
「お、俺じゃなくて・・・・大河――「人のせいにするな」
更にクラス中が笑いに包まれる、なんたって俺がこんな事にならなきゃいけないんだっての!
昼の時間になった、屋上でみんなで昼飯・・・・だからこの時間だけは多分大丈夫大丈夫・・・。
「ったくー・・・酷い目にあったぜ・・・」
「すいません、合ってると思って・・・」
「でも大河君、授業中に答えを教えたらダメよ?」
「はい・・・」
「でも気にすんな!次はなんとかなるって!」
「うん!ありがとう!」
ま、別に気にしないけどな・・・どうせ答えらんなくて怒られるほうが実は洒落になんないしさ。そう考えれば良いことしてくれたもんだぜ。
「大河ばっかりズルいです!遊矢さん!俺も遊矢さんのお役に立ちたいです!」
「頼むからさん呼びやめてくれ・・・」
「さんって付けたらダメなんだ」
「慣れないしさ」
「あっ!遊矢のお弁当今日はお母さんのなのね!」
そういえばそうだな、今日は母さんも父さんも帰ってきてて久々に母さんのお手製弁当だったりしてる。アミはよく気づいたな・・・見分けつかないし。
「というか遊矢って地味にお金持ちの出身よね」
「そうですよね、弁当にそんなもの入ってませんよ」
「そうか?」
「そうよ!」
普通に魚だと思うんだけど・・・。
「へー!遊矢くんのお弁当おいしそう!僕のもどうかな?」
「お、うまそー!」
「1つ交換しようよ!」
「あぁ!なにがいい?」
「僕はこれ!」
「まさに新婚カップルだな・・・」
「ちょっとズルい・・・」
大河はなんだかんだ言って良い奴だし、多分ちょっとドジなだけなんだよな~あはは~。
「~・・・チョームカつくなぁ、転校生だからって風雅のヤツちやほやしちゃってなにしてんだよ!」
『全くそうだ』
「・・・!アンタ誰!?」
『俺はゼウラ、そしてお前はこれからその風雅遊矢を倒すんだ』
「遊矢を――」
『このマイナスエクシーズを使ってな』
~~~
「よっし!大河、プールの飛び込み!一緒にやってみようぜ!」
「ええっ!?こんな高い所から!?」
「大丈夫だって!」
実際ここで怪我人って出た事ないんだよな、それを考えれば問題ナッシング!!
「む、ムリだよ!ムリィッ!?」
「おわぁああああっ!?」
―――ザボォン!
水しぶきが噴出した、プールに入ってたアミたちも多分ビックリしただろう。というか大河、まさかビビッて滑るとは俺もビックリした。
「大丈夫!?」
「2人とも平気?」
「あぁ!これくらい問題ないっ!・・・と言いたいけど、大河が・・・」
「うぇぇ・・・ごめん・・・遊矢くん・・・・・・」
大河って泣き虫?さっきも泣いてたけど・・・。
「気にすんなっ!滑りやすいししょうがないって!次頑張ろうぜ!」
「う、うん・・・」
「大河くん、ちょっと擦りむいてる・・・」
「大丈夫。これくらいなら平気だよ」
「ダメよ、ちょっと保健室で消毒してこないと後で大変なんだから」
「授業終わったら俺らも行くからさ、なっ?」
「分かった・・・」
やっと泣き止んで更衣室に戻っていく。・・・・・・そういえば今日いるはずの人がこの時間欠席って言ってたっけ?
確か・・・・橘ケンゴだったはず・・・アイツも大丈夫か?
~~~
「遊矢くんに迷惑かけちゃったなぁ・・・でもっ!次は僕も頑張るぞーっ!」
「おい転校生!」
「ん?君は僕のクラスの!」
「ちょっと、」
「えっ?」
「デュエルしようぜ」
~~~
授業終わりのチャイムが鳴った、今日の授業はココまでだ。後は帰宅かデュエル広場に行ってデュエルしかない。
でもその前に大河のヤツを迎えに行ってやらないとな・・・・。
「でもっ遊矢ったら実は優しいわね!」
「んだよ急に」
「だって最初は大河くんに対してドン引きだったじゃない!」
「それとこれとは話が――「遊矢!」
急に進む道に立ってる奴に声をかけられた。橘・・・?
「おい、橘、もういいのか?」
「あぁおかげさまで。それよりも、デュエルしようぜ?」
「デュエル?わりい。俺さ、先に大河を――「その必要はないぜ」なに?」
「何故なら大河は俺が倒し、マイナスエクシーズが封印したから!」
「マイナスエクシーズ!」
「ということは!」
アイツ、まさかゼウラに洗脳されたのか!?
「それじゃあ、デュエルを受けなかったら大河はそのままってわけか」
「そういうことになるな、さぁこのデュエル、受けるか?」
そんな選択肢――当然!!
「そこまで言われたら俺だってやるしかねえじゃん!Dシューター展開!――デュエルディスクセット!」
「「Dゲイザー、セット!」」
《ARヴィジョン、リンク完了》
「「デュエル!!」」
『遂に始まったか、風雅遊矢!』
「俺が先攻だ!俺のターン、ドロー!俺は《マルチプルソードマン》を召喚!このモンスターは、召喚に成功した時、手札からもう1体の《マルチプルソードマン》を特殊召喚する!」
《攻撃力:1700/レベル:4》
レベル4のモンスターが2体!来るか!
「俺はレベル4の《マルチプルソードマン》2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れろ《マルチプルボックスホール》!」
《攻撃力:1800/ランク:4/ORU:2》
攻撃力1800って、大見得はって出したカードがそれ・・・?
「俺はこれでターンエンド!」
《手札:4》
「俺のターン、ドロー!」
早く決着をつけないと、大河も危ない!
「俺は《Ss-鏡のレーヴァテイン》を召喚!このモンスターは1体で2体分のエクシーズ素材になる!俺は鏡のレーヴァテイン2体分でオーバーレイ!2体のオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れろ《Ss-エア・ストリームソード》!」
《攻撃力:2100/ランク:4/ORU:1》
「更に、エア・ストリームソードをエア・ストリームエクシーズチェンジ!今こそ現れろ!ジェレスタエクシーズ《希望騎士 ホープ・オブ・ソード》!」
《攻撃力:2500/ランク:4/ORU:2》
これでホープ・オブ・ソードの攻撃力を上げて、《マルチプルボックスホール》とバトルすれば、大ダメージ。しかも俺の手札にはホープ・オブ・ソードが攻撃に成功した時、破壊されたモンスターの攻撃力分のダメージを与える《ソニックブームショット》がある、これなら!
「俺は!ホープ・オブ・ソードの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使い、相手モンスター1体の攻撃力1000ポイントにつき800ポイント攻撃力をアップさせる!お前のモンスターは1800、よって800ポイント攻撃力が上がる!」
《攻撃力:3300/ORU:1》
「いけっ!ホープ・オブ・ソードで《マルチプルボックスホール》に攻撃!」
「俺は《マルチプルボックスホール》の効果発動!相手モンスターが攻撃してきた時、オーバーレイユニットを1つ使い、破壊を無効にし、そのダメージを相手プレイヤーに与える!」
《ORU:1》
「なにっ!?ぐっ・・・!」
《遊矢のライフ:2500》
「遊矢!」
まさかあんな効果があるなんて・・・。だけどそれでこそ面白い!これなら俺も全力でやれるってもんだぜ!
「俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ!」
《攻撃力:2500》《手札:4》
「俺のターン、ドロー!今度こそ見せてやる!これが俺の力だ!俺は《マルチプルボックスホール》を素材とし、マイナスエクシーズチェンジ!1体のモンスターでオーバーレイネットワークを逆構築!現れろ、マイナスエクシーズ!神の導きを受けしパンドラの箱よ、今こそ愚かな世界に裁きを下せ!《機装箱マルチプルエンドレスホール》!」
《攻撃力:2300/ランク:-4/ORU:2》
あれがアイツのマイナスエクシーズなのか・・・・また凄そうなのが・・・。
「俺は、マイナスエクシーズの効果により、オーバーレイユニットを墓地に送り、攻撃力をその分ダウンさせる!そして墓地に送ったオーバーレイユニット1つにつき攻撃力が300ポイントアップする!」
《攻撃力:2600》《ORU:0》
「更に魔法カード《エクシーズの退化線》を発動!このカードは、自分のフィールドのモンスターエクシーズと相手のモンスターエクシーズのランクが一致しない時、相手モンスターエクシーズの攻撃力を0にし、効果を無効にする!」
《攻撃力:0》
「なにっ!?」
確かに、マイナスエクシーズのランクはマイナス。例え4でもそれはマイナスの数値になるもの・・・。
しかも俺の残りライフは2500、この攻撃を受ければ・・・!
「これでとどめだ!マルチプルエンドレスホールでホープ・オブ・ソードに攻撃!エンドレスボルテクス!」
―――ドオオオオオオン!!
『これで風雅遊矢は・・・・・・――!?』
「まだまだだぜ、橘!」
「なにっ!?」
「遊矢!」
「俺は速攻魔法《ソニックチャージバレット》を発動していたんだ!このカードは、攻撃力0のモンスターが攻撃を受けたとき、そのダメージを半分にし、半分のダメージを与える!」
《遊矢のライフ:1300》
「くそっ・・・!」
《ケンゴのライフ:2700》
でも危なかったぜ・・・一瞬これは絶体絶命かと・・・。
「だけどまだ終わらない!俺は、2つのオーバーレイユニットを使って効果発動!相手はデッキからランダムにカードを1枚ドローし墓地に送る、モンスターカードで攻撃力2000以下だったとき、1000ポイントのダメージを与える、それが2回!」
《ORU:0》
「それじゃあ2回連続で引いたら負けじゃない!」
攻撃力2000以下のモンスターなんて最近じゃそうそう引けないし・・・ここで引けなかったらマズい・・・。
「さぁカードをドローしろ!遊矢!」
「行くぜ、1回目だ!ドロー!・・・俺が引いたのは、《Ss-疾風のカーツ》。攻撃力は1400だ」
「なら喰らえ!1000ポイントのダメージだ!」
「うあぁああああ!!」
《遊矢のライフ:300》
このままじゃマズい・・・!どうすれば・・・・!
「今ならサレンダーを認めてやってもいいんだぜ!所詮は負け犬ってことだけどな!」
「んだと!?」
「アイツはサレンダーだったんだぜ、最後の最後、俺のマイナスエクシーズのプレッシャーには勝てなかったってことさ!」
大河がサレンダーで・・・・、でも、俺は違う!
「俺はサレンダーなんて絶対にしない!大河をこんな目に合わせたのは俺の責任でもあるんだ!神だかなんだか知らないけど、そんな戦いにアイツも当然お前も巻き込むわけにはいかないんだよ!」
「うっぜえんだよ!そういうところ!お前の友情ごっこがムカつくんだ!」
「友情ごっこなんかじゃない!俺はみんなが大好きだ!仲間が!それのどこが悪いんだよ!」
「くそっ・・・!さっさとカードを引け、それ以外ならサレンダーしろ!」
確かに、俺のデッキにはまだ十数枚もモンスターカードが残ってる、そのうちの攻撃力2000以上を引くには――、いや、違うアイツはデッキからランダムにドローしろと言った。カードテキストにもアレは書いていない、ということは!
なるほど!そういうことだったんだ!
「行くぜ、ドロー!!」
「・・・・遊矢、お願い・・・!」
「さぁ!カードを見せてみろ!」
「俺の引いたカードは、―――速攻魔法《風魔の蘇生術》だ!」
「なにっ!?魔法カードだと!?」
そう、この効果はランダムにドローしてモンスターカードだった場合の話。魔法・罠なら効果は発動しない!
「俺は、今ドローした《風魔の蘇生術》の効果発動!このカードはドローし、墓地に送られたとき墓地のホープ・オブ・ソードを特殊召喚する!蘇れ!ホープ・オブ・ソード!」
《攻撃力:2500/ランク:4/ORU:0》
「くっ・・・今更なにができる・・・!俺はこれでターンエンド!」
《手札:4》
「行くぜ!俺のターン、ドロー!俺はホープ・オブ・ソードを素材として、エクススパイラルエクシーズチェンジ!」
ここまで来たら勝つしかないっしょ!!
「希望に輝く未来と共に、重なる願いをその身に宿し、終焉を薙ぎ払う光となれ!今こそ現れろ!《旋風騎士神 エクススパイラルブレード》!」
《攻撃力:3000/ランク:5/ORU:1》
「攻撃力3000・・・!だが、それじゃあ俺のライフは削りきれない!」
「それはどうかな?」
「なにっ!?」
「エクススパイラルブレードは、1ターンに1度オーバーレイユニットを1つ使う事で、相手モンスターの攻撃力を攻撃力に加える!更にこの効果は無効にできず、チェーンできない!スパイラルブレイブ!」
《攻撃力:5600/ORU:0》
「攻撃力5600!?そんな!」
行くぜ!ラストだ!
「いけっ!エクススパイラルブレードで、マルチプルエンドレスホールに攻撃!ユニバーススパイラルブレイク!!」
「っうわぁあああああああ!!」
《WIN:風雅遊矢》
よしっ!完勝っ!!
Dゲイザーを外した所でマイナスエクシーズらしきカードが消えて、大河が薄っすら現れた、かんっぜんに気絶しているらしい。
橘もすぐに目を覚ましたけどなんにも覚えていない、なるほどな・・・。
「大河、大河!」
「~遊矢くん?」
「大丈夫か?こんなところで倒れてるなんてビックリだぜ」
「大丈夫!僕は平気だよ、でも遊矢くんも怪我してる」
「あ、あ~平気平気!舐めてりゃ治るって!」
「ダメだよ!すぐ消毒しないと!」
なんかさっきアミがそんなこと言った気がするんだけど・・・・。
「ほら行こう!」
「・・・・分かったよ、いこーぜ!」
「・・・遊矢、やっぱりあの2人いいコンビかもね」
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『風雅遊矢、やるじゃねえか。だけど次はそうは行かないぜ。お前の前にアイツを片付ける。――朽祈ヒカル』
72話へ続く
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【あとがき】
今回の感想、「ウザいんだよ!目障りなんだよ!君のいちいちが!」
ということでした。モブ男とばっちりェ・・・・。
今回は長かったのであとがきを短くしますね。
大河くんテラ猫系男子すぎて萌えるwww書いてて発狂してましたねwwwこういう猫男子好きです、大河くんが猫抱いてる絵をください。
そしてもう定番になりつつある「はいはいホープホープ」状態に遊矢もなってきましたwwwでも大丈夫ですよ、ホープ・オブ・ソードはただの通過点にしか過ぎませんから。
次回はヒカリくん登場!!その実力はいかに!?しかも相手はマイナスエクシーズ!?
長かったですね、お待たせしました!アイドルヒカリちゃんが降臨だぜ!
その実力は一体どれほどなのか・・・必見です。
【予告】
ヒカルの弟であるヒカリが小等部に復帰した!ヒカルの弟ということもあり学問優秀運動神経抜群のヒカリは当然デュエルも得意だった。慶太がヒカリに対していたずらデュエルを仕掛けるもなんと数ターンでダメージを与えられず敗北するという結果だった!
そこにヒカルを狙ってマイナスエクシーズを使うデュエリストが現れる、が、しかしそのデュエルを受けるのはなんとヒカリ!?
次回!第72話「燃え上がる魂!ヒカルの弟・ヒカリ!」