ゲーム前、とある島に集められた18人の逃走者達。
彼らはこの島で恐怖のゲームに挑む。
長田「また来たぞ～～～。」
18人の逃走者の目の前にモニターが設置されていた。
月村「・・・・ようこそ逃走者の皆さん。」
そのモニターに逃走中のゲームマスター月村サトシが映し出される。
文田「月村か～。」
ますみ「始まるんか？」
月村「これより皆さんには100分間のゲームに挑んでいただきます。見事最後まで逃げ切れば賞金60万を獲得できます。」
淡路「60万！」
大津「絶対欲しい。」
月村「ただし、皆さんの前に彼らが立ちはだかります。」
すると逃走者の背後から1体のハンターが出現する。
伊原「ハンターだ！」
金村「急に来た！！」
月村「エリアに4体のハンターを転送させました。」
加藤「4体！てことは・・・」
松尾「あと3体もいるのか？」
月村「残りの3体はエリアのどこかで待機しています。」
高杉「どこかわからないのか～怖いな～。」
月村「では今から60秒後にゲームがスタートします。皆さんの健闘を祈っています。」
月村がそういうとモニターがカウントダウンを始める。
長田「やばい始まるぞ！！」
松尾「逃げないと。」
逃走者たちは一斉にその場から逃げ出す。
松田「・・・・どこに行こうか？」
安田「どこかにハンターがいるって言ってたっけ？」
ハンターは全部で4体。エリアのどこかでスタートの時を待っている。
志田「・・・・待って！あれハンターじゃない？」
鈴木「どうしよう。ここは危ないかも。」
ハンターを目撃する逃走者たちはハンターから離れる。
ハンターから距離をとりゲームを始められるかが明暗を分ける。
ゲーム開始まで残り30秒
根建「・・・・ここはどうだろう？」
エリアにある建物の1部は侵入が可能となっている。
加藤「ここに隠れていようかな？」
どのように逃げるかは逃走者の自由だ。
ゲーム開始まで残り15秒
八村「・・・いよいよ始まる。ちょっとわくわくしてきたかも。」
佐野「でも結構怖いな～～。」
逃走者はスタートの時を待つ。
ゲーム開始まで残り10秒
竹内「もう10秒切った！」
大津「来るぞ。」
5・・4・・3・・2・・1・・
4体のハンターが一斉に起動。
ゲームが始まった。
長田「さあ始まったぞ。ここから一切油断のできない戦いだ。」
松田「絶対に逃げ切って見せる。」
4体のハンターはエリアをくまなく捜索。
視界に入った逃走者を見失うまで追跡する。
高杉「・・・・・・あっちは大丈夫かな？」
隠れ場所を捜す人気俳優高杉真宙。
建物が密集したエリアを目指す。
だがその近くにハンター。
高杉「・・・・・・」
高杉はハンターの接近に気づいていない。
一方のハンターは高杉を視界にとらえる。
高杉「・・・・待っているし！！」
ようやく接近に気付いた高杉。
だがハンターは高い身体で高杉を追い詰める。
残り98分56秒 高杉真宙確保 残り17人
高杉「・・・・こんな近くにいたんだ・・・やられたな～～。」
ハンターは神出鬼没。
いつどこから現れるかわからない。
確保情報はメールで逃走者に伝えられる。
淡路「・・・高杉真宙確保、残り17人。」
安田「早くない？まだ1分しかたってないよ！」
文田「しかも確保されたのがあの高杉君・・・・恐れを知らないのかハンターは？」
こうして始まった今回逃走中。
舞台はアニメ「RD潜脳調査室」の舞台となった人工島。
島全体が人工的に作られた島となっておりほぼ1年中夏の陽気となっている。
ある事故の影響で開発までに30年の遅れが生じたものの無事完成にいたり現在は人口5万人が暮らしている。
佐野「・・・・すごい大きな町だ！」
島の中には巨大な都市の部分や自然が多く残る部分が存在する。
伊原「ここって人が作った島って聞いたけどこんなに自然があるんだ！」
このエリアを残り17人の逃走者が100分間逃げ切りを目指す。
金村「増えてる！ちゃんと1秒ずつ。」
賞金は1秒100円ずつ上昇。
100分間逃げ切れば60万円の賞金を獲得できる。
松尾「・・・・自首用電話の場所は・・・・・・」
さらにこのゲームでは自首が可能。
エリアの2か所にある自首用電話から自首を宣言すればその時点までの賞金を獲得しゲームからリタイアできる。
ただしエリアには4体のハンター。
捕まれば即失格。
賞金は0。