逃走中 ニュードンクシティ編 Part22 終 | コジコジハルのクロノスゲーム

コジコジハルのクロノスゲーム

主に自作の逃走中を載せています。

 
 
 
ゲーム終了まで残り5分を切った。
残る逃走者は福島千里と菊池風磨の2人となった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
粗品「・・・・・これはどっちか逃げ切ってほしいな~~。」
牢獄では確保された逃走者が残っている逃走者の逃げ切りを願っていた。
柴田「でも福島千里さんだよ。100mの日本記録保持者だよ。」
賀屋「ハンターに負けるとか想像つかないな~。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
福島「・・・・あと少し・・・こんなに緊張感が続いたことないかもしれない。」
日本女子陸上界を支えた福島千里。
最後まで逃げ切りハンターに勝つことができるのか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
せいや「そして菊池くんですよ。」
生田「やっぱりジャニーズは最後かっこよく決めると思います。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
菊池「・・・・・ここまで来たら絶対捕まらないぞ~。」
ジャニーズとしてsexyzoneのメンバーとして最後まで逃げ切りを誓う菊池風磨。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
逃げ切れば156万円獲得できる。
ただしエリアには10体のハンター。
捕まれば賞金は0。
ここまでの苦労は水の泡となる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
福島「・・・・・・こっちからきたらこっちに逃げる。」
福島はハンターが来た際のイメージトレーニングを行う。
自慢の脚力を生かしハンターを振り切ろうとする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
菊池「・・・・とにかく隠れながら動くしかない。」
菊池は建物の影を利用してハンターから逃れようとする。
菊池「・・・・・よし。」
ひとまずハンターの姿はない様子だ。
菊池「・・・・・嘘だろ!!」
しかし突然背後からハンターが現れた。
菊池「・・・・・・・・・」
突然のことに動揺しながらもなんとか逃げようとする。
しかし前から別のハンター。
菊池「ああ~~~~最悪だ~~~~!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
残り2分47秒   菊池風磨確保   残り1人
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
菊池「これはないって・・・・ハンター多いって・・・」
ハンターはいつどこから現れるかわからない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
せいや「・・・菊池くん確保・・・」
牢獄一同「ああ~~~~~~!!」
犬飼「ダメだったのか~~。」
ケツ「厳しいな~~~。」
せいや「・・・残る逃走者は福島さんだけ。」
柴田「いよいよ福島さんVSハンターってわけか。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
福島「・・・・・私だけ・・・・・頑張らないと。」
残る逃走者は福島千里ただ1人。
福島「・・・皆さんの分も頑張って逃げ切らないと。絶対に期待されていると思うから。」
確保された逃走者の思いを背負い逃げ切りを誓う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ゲーム終了まで残り2分
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
福島「・・・・・・・・大丈夫・・・だと思いたい。」
ハンター接近に備え警戒を怠らない。
そんな福島の近くにハンター。
福島「・・・いる!」
真っ先に気づきその場を離れる。
しかし逃げた先に別のハンター。
福島「・・・こっちにも!!」
今度は見つかった。
福島「・・・・・・・・」
驚異の脚力でハンターから逃げる福島。
しかし逃げた先に1体のハンター。
さらに別方向からもう1体。
福島「しまった!!」
最後は3体に挟まれた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
残り1分10秒    福島千里確保   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
福島「・・・・すいませんみなさん・・・・」
終盤に大量のハンターに囲まれたらアスリートとはいえ逃げ切りは難しい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
せいや「・・・・福島さん・・・・確保です・・・・」
牢獄一同「ええ~~~~~!!」
菊池「嘘~~!!」
ケツ「福島さんがハンターに負けた!!」
矢田「信じられない!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
GAMEOVER
 
 
 
 
 
 
 
 
 
福島「最後3体に囲まれました。」
粗品「そりゃムリや。」
柴田「3体は厳しいな~~。」
今回賞金を獲得する逃走者は現れなかった。
せいや「絶対リベンジしたる。」
果たして次回は賞金を獲得する逃走者は現れるのか?
 
 
 
 
 
 
 
 
こうして今回の逃走中の幕は降りた。
 
 
 
 
 
 
 
 
クロノス社の司令室では?
月村「・・・・無事に終わったようだ。」
アナ「お疲れ。」
如月「いいゲームだったぞ。」
進行を終えた月村を如月カケルと月白アナがねぎらう。
そこへ1人の人物が姿を現す。
月村「・・・・ハルさん。」
現れたのはハルと呼ばれる美しい女性だった。
ハル「・・・・・中々のゲーム内容だったわね。まあ色々アクシデントはあったみたいだけど。」
月村「・・・・そうですね。」
ハル「今回は友達がいたおかげで何とかなったみたいだけど今度は1人でどうにかしてみなさい。」
ハルはそう言ってその場を後にする。
如月「・・・・相変わらずみたいだな。」
月村「ええ、ハルさんが簡単に褒めてくれるとは思ってませんが。」
如月「それにしても前回のゲームを進行していたのが月光ハルさんだとは思わなかったな。」
アナ「・・・月光ハル。クロノス社の幹部の1人で次期総裁候補とされている人物。かつては社内きっての優秀なゲームマスターだそうだが何事にも妥協せず自分にも他人にも厳しくすることから彼女の元で指導を受けたゲームマスター候補生は耐え切れずに辞めてしまうものが多いほどの評判を聞いたことがある。」
如月「一方でクロノス社きっての美人社員ということで男性はもちろんその美しさにあこがれる女性社員も多いだとか。」
月村「・・・それにしてもあの日以来表舞台から姿を消したハルさんがどうして?」
アナ「・・・気になるなら直接聞けばいい。あの人にとってお前は特別な存在だから話してくれると思うぞ。」
月村「そうしたいが次のゲームの準備もあるし。」
如月「それなら安心しろ。次は俺がゲームを進行する。」
月村「兄さんが?」
如月「安心しろ。俺を誰だと思ってるんだ?」
月村「・・・・でしたら・・・よろしくお願いします。」
月村はそういって司令室を後にする。
如月「・・・あの様子だとハルさんと話したいって気持ちがバレバレだな。」
アナ「しょうがない。あいつにとってもハルさんは特別な存在だからな。」
如月「そりゃそうか。」
アナ「それよりも次のゲームはどうするんだ?」
如月「ああ、実は面白い場所を見つけてな。そこで逃走中をやったら盛り上がると思ってな。」
アナ「・・・どこだそれは?」
如月「ここだ。」
如月はとある場所を映し出す。
アナ「・・・・どこはここは?」
如月「調べてみたんだが「人間界とは別の世界」にある場所らしい。ここに暮らすのは「人間とはかけ離れたものたち」みたいだ。」
アナ「・・・・気になるな。次回の逃走中もじっくりと見学してみるか。」
 
 
 
 
 
果たして「人間界とは別の世界」にある場所でどのような逃走劇が起こるのか?
 
 
 
 
 
次回の逃走中で明らかとなる。