当初は26日の土曜日に知人との山行を予定しておりました。
しかしながら、土曜日は全国的に大荒れの予報となってしまいました。
草々にキャンセルし、あらかじめ休暇を取っていた25日(金曜日)にソロにて山に行くことに致します。


何処に行くか迷いましたが、翌日も休みです。よって久しぶりに7時間越えの山行に望むことに致しました。


ご存知の通りこの時期は天女山駐車場までの県道は通行止めです。ゲート(一番上の写真)の駐車スペースに車を停めて登山開始です。


天女山駐車場までは思いのほか遠くなかったのですが、この日はとにかく体が重くなかなかペースが上がりません。


だいぶ歩いたので、標高2,000mの標識を見落としたかなと思っていると標高2,000mの標識が現れました(笑)


しばらく登ったあとアイゼンを装着。前三ツ頭への急登が始まります。


しかし、この登りはキツくて長いです!
昨年の秋に訪れた登山道ですが、今回の方が遥かに長く感じます。


富士山の方向ですが、霞んでおります。


前三ツ頭に到着致しました。
途中で朝一番手で出発された方とすれ違いましたが、三ツ頭で引き返されたとの事でした。


ここから三ツ頭に向けて進んで参ります。
新雪が美しい稜線歩きです。


西を見ると二週間前に訪れた編笠山が見えております。


三ツ頭に到着致しました。
ペースは上がらず、既に時刻は11時半を過ぎておりました。今回はここにて敗退かと思っておりましたが、休憩中の登山者に伺うと山頂に向かうとの事です。
そうと聞くと何故か行きたくなってしまうのです(笑)


三ツ頭から望むとかなりの登り返しに見えてしまうのですが、登り始めると案外スイスイ登れてしまいます。


しかし、この日は気温が高くなり一昨日をまとまった降雪もありました。
やはり、トラバースは状態は悪く、腐って雪がボロボロと崩れておりました。


権現岳山頂に到着です。
風も弱く予想通り素晴らしい登山日和でした。


二週間前に訪れた編笠山です。


赤岳と阿弥陀岳です。


赤岳です。
今回は急遽訪れた権現岳ですが、昨年の秋に訪れた時は是非とももう一度積雪期に伺いたいと思っておりました。
訪れて見ると、やはり素晴らしい景色が広がっておりました。
南八ヶ岳の眺望はこのルートが一番だと実感できた今回の山行になりました。

権現岳です。


素晴らしい山行でしたが、バテバテになってしまいました。
とはいっても、膝を痛めたあとの初の標識差1,400m越えなのでバテて当然ですね(笑)
今年は久しぶりに順調にここまで登れております。