先週末に訪れた唐松岳では6月以来の12本爪装着の為か久しぶりに筋肉痛に見舞われました。
ただ、3日ほどで筋肉痛も治まり、膝の具合もボチボチなので急遽山行に望むことに致しました。

時刻は7時51分、登山口より出発です(クルマに忘れ物をして何度も往復してタイムロスしてしまいました 笑)


当初は北アルプスを考えていたのですが、どうも天候がイマイチです。
そこで、かねてから訪れたかったここに決定するまでは時間はかかりませんでした。
直前のヤマップなどでは登山道上にはほとんど雪が無いとの事でしたが、念のためチェーンスパイクはザックに入れて置きました。


登山口よりおよそ1時間、標高2,000mの標識です。まずまずのペースではないでしょうか。


この辺りから視界が開け始めます。南アルプスも綺麗に見えております(富士山も素晴らしかったのですが、なんと撮りそこなっておりました!)


この辺りから登山道は徐々に急になって参ります。


前三ツ頭に到着です。やはり火山らしく、荒々しい景色が広がっておりました。


ここからさらに登山道は急になって参ります。


西には編笠山と西岳が見えております。


もう間もなくで三ツ頭に到着です。


三ツ頭に到着です。ここからはご覧の素晴らしい景色が広がっておりました。


三ツ頭から権現岳まではコースタイム1時間です。ここに何時に到着するかで先に進むか決める積もりでしたが時刻は10時14分です。余裕を持って先に進めそうです。


権現岳へは一度鞍部まで下り、そこから300m弱登り返します。


登りでは2ヶ所ほど鎖がございます(画像は鎖とは関係ありません 笑)



権現岳の標識が出て参りました。


11時9分、登山口より3時間18分で山頂に到着致しました!


以前、編笠山に訪れた時に権現岳から赤岳を見ると素晴らしいだろうなと思っておりました。


これまでは北側から赤岳を見ておりましたが、当然ですが位置的に逆光になってしまいます。
北からでは、私の技術ではここまでくっきりと撮影することはできないのですが、何よりもこの荒々しい景色は南側からならではです。


やはり、赤岳はカッコいいです。

今回は急遽中3日で訪れた八ヶ岳南部の権現岳ですが、予想通り雪はほとんどありませんでした。登山道がほぼ南向きになっていることが主な理由かと思いますが、三ツ頭からの下り北斜面の樹林帯では少し嫌な雪の付き方をしている箇所はございました(結局、持参したチェーンスパイクは使用しませんでした)




下山後に改めて八ヶ岳を眺めると写真では良くわかりませんが赤岳、横岳、硫黄岳の稜線には雪が着いているのを見ることが出来ました。
タイトルは無雪期としましたが、既に八ヶ岳は積雪期となったようです。やはり今年は例年より雪が早いようです。

【参考タイム】
天女山 ⇔ 権現岳山頂

2021年11月3日(天候: 晴れ)

天女山登山口(7:51) → 前三ツ頭(9:39) → 三ツ頭(10:14) → 権現岳山頂(11:09) → 三ツ頭(12:14) → 前三ツ頭(12:46) → 天女山登山口(14:23)

行動時間:  6時間32分
歩行距離:  約10.8km
*行動時間には三ツ頭、山頂でのおよそ30分の休憩を含みます。