当初は後立山連峰に伺う予定でしたが、台風16号と土曜日の不安定な天気の予想に急きょ予定を変更致しました。
腰痛発症も理由の一つですが(笑)
大日岳登山口です。
新穂高からの槍方面も考えたのですが、当然山荘は満室、それよりも腰痛発症の私には無理だなと思ったところ大日平山荘に空きがあるとのことです。すぐに予約を入れ称名滝に向かいました。

今日は大日平山荘泊です。余裕をかましていたのですが、なかなかの急登です。途中で引き返えそうかと思いました(笑)

ようやく大日平が見えて参りました。
勿論、大日平は初めてですが、この時期はここに来るだけでも値打ちはありますね~

大日平山荘です。こじんまりとしていて良い山小屋でした。しかも、お風呂があるのにはビックリです。
ただ、朝食が6時前だったので、もう少し早ければ言うこと無いのですが。

翌日、大日平山荘を6時半に出発し稜線へと向かいます。ただ、ご覧の木道に霜が降りていたのは誤算でした。

木道はしばらく続きますが、霜が降りておりペースは上がりません!
大日平から稜線までは標高差およそ700メートルの登りですが、牛首までより辛くはありません。

8時40分、大日小屋です。ここは良さそうな山小屋ですね!

大日岳です。8時までにここについていれば山頂を考えたのですが40分オーバーです。今回は時間の関係もあり(おそらく帰りの室堂からのバスは14時以降はかなりの混雑になりそうです)、残念ながら山頂には向かわずに中大日岳方面に進んで参ります。

稜線に出ると、ご覧の山を常に見ながらの稜線歩きになります。

中大日岳に到着です。

中大日岳を過ぎると、すぐに七福園です。
この辺りからの景色が立山曼荼羅図として描かれているようです。

左には毛勝三山です。毛勝山は無理でも赤谷山には伺いたいと思います。

この後少し登った後にこの稜線の最低鞍部まで下ります。

最低鞍部からは多少の梯子と鎖があり、崩壊地もあるので注意は必要です。

中大日岳と大日岳を振り返りました。

奥大日岳の手前で一旦下り、再び岩の斜面を登ると奥大日岳に到着です。

10時43分、奥大日岳です。
ここに初めて訪れる時は称名滝からと決めておりました。

やはり、この山が左側にそびえております。

立山三山も見えております。

来年こそはこの山に伺いたいと思います。

このあと登山道は右斜面をトラバースして進んで参ります。
ここで、この山とはお別れです。

登山道は新室堂乗越に向かってトラバースしながら下って参ります。

新室堂乗越に到着です。
画像では伝わりませんが、この辺りからの紅葉は圧巻でした。

雷鳥平に降りて参りました。
やはり画像ではなかなか伝わりませんが、この辺りの紅葉がこれ程までとは予想しておりませんでした。
ただ、最後の難所の室堂までの登り返しはある程度覚悟しておりましたが、バテた私には正に苦行そのものでした(笑)

大日平山荘から6時間46分、室堂ターミナルに到着です。
その手前では今日歩いて来た大日連山が見えておりました。

【参考タイム】
大日岳登山口→奥大日岳→立山室堂

2021年10月2日、3日(天候:2日晴れ曇り雨、3日快晴)

1日目: 大日岳登山口(12:01) → 大日平山荘(13:52)
2日目: 大日平山荘(6:31) → 大日小屋(8:40) → 中大日岳(8:51) → 奥大日岳(10:43) → 雷鳥平(12:30) → 室堂ターミナル(13:17)

歩行距離: 1日目 約3.6km
                     2日目 約15.9km
行動時間: 1日目 1時間51分
                     2日目 6時間46分
*2日目の行動時間には1時間以上の休憩と撮影時間を含みます。
*この時期は紅葉が至るところで見頃を迎えているため、撮影時間をコースタイムに加味する必要があるように思います(私は特にかもしれませんが 笑)

今回は二転三転した山行でしたが、行きたかった山域に行きたかった時期に行けてとても満足しております。
初めての登山道に期待半分、不安半分でしたが、今回訪れて見て、もう少し装備を軽くすれば称名道路の開門からでも1日で一気に室堂まで入れると思いました。
次回訪れる時は、大日岳登山口からその日のうちに室堂に入り、一泊目は雷鳥荘の温泉に浸かりたいと思います。