当初は知人と白馬~唐松岳を予定しておりましたが、中央線土砂崩れなどのトラブルにより変更を余儀なくされました。
出発が遅くなる為、何処に伺うか悩んだ末に選んだ山域は八ヶ岳です。
知人と松本駅前で待ち合わせ、一路八ヶ岳に向けて進みます。
初めての美濃戸までの林道でしたが、噂通りの林道でした(笑)
先ほどのやまのこ村で記入した登山届けをこちらで提出致します。

これより登山道となります。

しばらくは林道歩きとなります。

赤岳鉱泉に到着です。ここでしばらく休憩致します。

休憩の後、北沢でなく硫黄岳方面へと向かいます。

ガスの中から横岳が見えて参りました。

ここまでが単調で長く感じましたが、ようやく森林限界です。

赤岩の頭でしょうか。

硫黄岳山頂が見えて参りました。

ここを越えると山頂です。

硫黄岳山頂に到着致しました。
やはり、広いです!

山頂にてしばらく休憩の後、今日の宿泊地の硫黄岳山荘に到着です。
この日はその後も晴れることはありませんでしたが、明日は一時的に晴れの予報も出ております。明日に期待したいと思います。


硫黄岳山荘は評判通りのキレイな山小屋で、シャワールームがあり、トイレはなんとウォシュレットがついておりました。
食事も地物の食材を使っているようで、とても美味しかったです。

昨夜は風が強く、雨の音も山小屋に響いておりました。朝になっても一向にガスが取れる気配はありません。
ただ、外は霧雨程度なので予定通りの行程を進むことに致しました。

横岳に到着です。霧雨の為、一眼レフはザックの重りになってしまいました(そのため写真はほとんどありません)

赤岳展望荘に到着です。山頂はガスの中にかすかに見えるぐらいです。

ようやく赤岳山頂に到着です。山容通りのなかなかの急登でした。

これで私も八ヶ岳を登ったと言うことが出来ます 笑
しばらく山頂にて休憩したあと、文三郎尾根より下山することに致しました。
地図では分岐まで30分となっており、距離の割にはコースタイムがかかるなと思っておりましたが、ご覧の岩の斜面が続き納得させられました。ここをクリアするともう難所はありませんでした。

【参考タイム】
八ヶ岳(硫黄岳~横岳~赤岳)

2021年8月20日、21日(天候: 曇り、霧雨)

1日目: やまのこ村(9:21) → 赤岳山荘(9:27) → 赤岳鉱泉(11:02) → 赤岩の頭(12:04) → 硫黄岳山頂(12:34)  → 硫黄岳山荘(13:14)
2日目: 硫黄岳山荘(6:25) → 横岳(奥の院)(6:39) → 無名峰(6:45) → 地蔵の頭(7:36) → 赤岳展望荘(7:42) → 赤岳山頂(8:08) → 赤岳鉱泉(10:05) → やまのこ村(11:35)

行動時間: 1日目: 3時間57分
      2日目: 5時間10分
*行動時間には1日目は45分、2日目は1時6分の休憩時間を含みます。

歩行距離: 約15.4km

今回は急遽訪れた八ヶ岳ですが、以前から無雪期に赤岳に登ってみたいと思っておりました。
トラブルで予定変更余儀なくされましたが、この時期に八ヶ岳に訪れるにはまたとないチャンスでした。
ただ、ほとんど下調べをせずに訪れた南八ヶ岳は予想外に岩稜帯の多い登山道でした。
残念ながら当初の予定の山には伺えず、特に二日目は天候にも恵まれませんでしたが、ようやく八ヶ岳の核心部を歩くことが出来た、とても満足のいく今回の山行でした。
因みに、八ヶ岳名物のアブ、ブヨなどはほとんどおりませんでした(赤トンボがよく飛んでおりました)