愛知県から、電車に乗るだけのために由布院を経由して、博多までやって来たのが前回 までの話。
到着するやいなや売店でミンチ天の姿を探し、ないと分かり少しテンションを下げつつ地下鉄に乗り込み、向かった先は…。
福岡空港である。
念のため申し上げておくが、もちろんこのまま愛知県に帰るわけではない。
ここからは徒歩移動。
飛行機が離発着する際の爆音を聞きながら、30分ほど歩いて向かった先はこちら…。
東平尾公園という、緑豊かな大きな公園。
ここからさらに道沿いに歩くと…。
周囲の住宅とのいい意味でのミスマッチ感に、思わず目を奪われる。
…ということで、ジバニャンの歓迎を受けた本日の目的地はこちら。
レベルファイブスタジアムである。
他ではあまり見かけない、近未来的な外観が非常に眩しく見える。
今日の最終目的地は初訪問となるこちらのスタジアム。本日はここで、実に5年ぶりとなるJ1の試合が開催される。
初訪問のスタジアムは、到着するなり隅々までウロウロすると心に決めている。
ということで、さっそく散策開始。ホーム開幕戦、それも久しぶりのJ1とあって、さすがに周辺は人でごった返している。
ホーム側の待機列はご覧のとおり。待ちわびた地元開幕戦と言うことで、並んでいる人はみな笑顔。
この光景だけ切り取って見ると、数年前経営危機に陥ったクラブとはとても思えない。
一際目を引く謎のモニュメント。
これはどういういわれのものなのだろうか。
せっかくはるばる福岡まで来たのに、このネズミの姿を見ることになるとは夢にも思わなかった…。
あちこちで見かけることができる、妖怪ウォッチのキャラクターたち。
こちらのスタジアム、ゴール裏にはコンコースが無いが、バックスタンドおよびメインスタンドには綺麗で立派なコンコースがある。
なにより嬉しいのは、場内はコンコースで結ばれており、ユニフォームを脱げばアウェイサポーターでもスタジアムを一周できるということ。
先日の吹田スタジアムこけらおとし でも大ひんしゅくを買っていたが、どのチケットを持っている人でも自由に場内を移動できるスタジアムはやっぱり好感度が高い。
さらに、自販機の飲み物が定価で販売されている点にも触れておきたい。
これもレベルファイブの力なのかは分からないが、平気で200円、300円とるスタジアムも未だにあるなか、これは嬉しい限り。
メイン・バックスタンドには観客席を覆うように、特徴的な形をした大きめの屋根が設置されている。
鮮やかな流線型がなんとも美しい。正直一日中見ていても飽きない。
メイン・バックスタンドは傾斜もあり見やすいが、ゴール裏はラグビー開催時のためスタンドとピッチの間に距離があり、スタンドの傾斜も緩いことからかなり見辛い。
博多の森は危険な森。
アビニャンとは昨年の昇格プレーオフ 以来の再会。
バックスタンド側コンコースの外には屋台村があり、福岡名物から定番メニューまでお手頃価格で用意されている。
スタジアムグルメマニア(自称)の自分目線においても充実したメニューであることは明らかであったが、スペースの都合もあり、今日のような満員の日は時間が経つにつれて凄まじい混雑っぷりとなっていた。
もう少しうまく導線を確保できると良いのだが…。
一通りスタジアムを見て回り、自分の席に戻って見ると、何故かピッチではNMB48が登場。
ごめん、君たちのこと全く知らない…。
先ほどの横浜のタヌk…もといハムスターといいNMBといい、思わず「自分は今日どこに来たのだっけ…」という不思議な気分に苛まれる。
ということで、例によって試合内容には一切触れぬうちに結構な分量になってしまったので、試合編は別記事で。
もう少しだけ続く…。