お土産は白い恋人＆黒い恋人
ちゃっかり少ない小遣いの中から、
自分のT シャツ買ってやがった
いや～、息子のいない３日間、
今頃何をしているのだろうと
付き合いたての恋人を想うように
四六時中考えていた
２日目は完全に自由な１日だったけど
結局いつも通り家で家事して１日終わる
日帰り温泉もくろんだけど
全部支度して出かけ間際に
「やっぱり疲れた。行く止めよ～
」となり、テレビの前でで～んと寝そべり
海外ドラマ観まくった。
いつもと同じだ
３日目の夜、
ピンポーンとインターホンがなるたびに、
ウキウキしながら受話器をとると
２回とも旦那さんの宅配便で
受話器越しに
「チッ
」と舌打ちしちゃったぜ
３度目の正直、
やっと息子の「ただいま～」の声に
「お帰り、お帰り～
楽しかった～
」と、猛烈ラブラブお出迎えをしたら
げっそりと疲れた息子ってば
愛想のないこと
「まぁ、楽しかったよ
」と無表情。
ちょっとそりゃないんじゃねぇの？
お母さんてば、あなたのお帰り、
心待ちにしてたってぇの
夕飯食べさせて、やっと元気出てきた息子に
アレコレと聞きまくり～
民泊はとても広～いお宅に泊まらせて頂いて
「トイレ半端なく、でかかった
」やら
「お風呂は温泉に連れて行ってもらって
帰りに夜景を見せてもらった
星空、ヤバい！半端なく綺麗だった～
」 「夕飯はしゃぶしゃぶとホタテづくしで
おいしかった」
「飼ってるネコチャン、可愛かった～
」これぐらいの情報しか、教えてくれなかったけど
デジカメの写真無理やり見たりして、
楽しかった様子が伺えたので
中学３年のビックイベント、
１つは無事終了だなぁと
感慨深いのよ～
さぁ、お次は何だっけ
とりあえず、中間テストと
部活のテニスの大会ね～
お母さん、自分の予定は全て放り出して
応援行っちゃうんだからね～
あぁ、学生時代は短いな～
楽しめ
中学３年生
