実は思い立って昨日からAmazon.com月末まで休暇にしました。
実際はFBAの商品はAmazon.comが販売してくれるので
基本、休業は無在庫分です。
どうしても無在庫分の商品の出荷がここのところ日本国内在庫が円安の傾向で
価格が上がっているので利益率が低くなってきていることと、
高額商品がUSのシカゴのハブ空港の税関で9月1日から2点止められていることが原因です。
なんとなく「いや~な」雰囲気なんですね。
それにもまして8月からの販売が異常なほど好調でこのままでは無在庫分の販売が月額1000万円を超えるので、まもなく予定しているUSでの決算を考えて少し調整です。
本来の読みでは決算後、ブラックマンデーを迎えてクリスマス、年末商戦と売上を上げていく予定だったのです。初年度から納税で無理をしたくない考えです。
毎年少しずつ納税額を上げていく無理のない経営が僕の信条です。
で、何をしてるかと言えばFBA納品の準備と自社webの強化です。
6月までのの弊社のデータを見直すに当たって、正解だったのはAmazon.comの販売圏を思い切って北米だけに絞った事です。売上が少し下がるだろうと予想していたのですがSeller Ratingが限りなく100ポイントにちかづくにつれ少々販売価格が高くてもほぼ全商品でトップに名前があがるようになりました。これにより満遍なく価格層の隔たりがなく商品が売れ出しました。また、以前書いたように重量の重い商品の出荷が増えたことも大いに意味がありました。
このままの予想では年末の無在庫販売の月額が2000万を遙かに超えていく予想が立ちましたので今回の決断です。
なぜ無在庫が売れていくのが右肩上がりではいけないのか?
簡単なことです。
年末に向けて円安がジワッと進むからです。おそらく$1=110円くらいまで。
$1が100円超えてくると日本での在庫が減り、日本での仕入価格が同時に上がる。
この傾向で売上が単純に上がっていくと現在の弊社の体制では当然利益率が下がっていきます。また年末商戦では送料の無料やある程度の顧客へのサービスを考えねば行けないのでこれを避けるためにFBAへのシフトが重要になります。
無在庫の販売が月額2000万FBAの納品で1000万。一見健全な企業経営にみえるでしょうけど、同時に1月に仕入の総額は現在の%で考えて2000万円超になります。
同時に年末に売上が上がれば年を越しても売上は下がることがないのとFBAの仕入の増加分を考えると+1000万円必要になると考えています。
小売業が右肩上がりが続くのはいずれにせよ月額の販売額が3000万円がメルクマークかなと考えています。結局は個人の投資を会社に続けなければいけない悪循環が始まるのです。
これは販売チャンネルを広げても傾向は同じです。返って自分のクビを閉めることになります。またアウトソーシングを進めては利益率が減るので月額3000万円のメルクマークが2500万円くらいになるのではと。
ということで販売のベクトルを少し変えるべく売れている現在、冷却期間を取ることにしました。これは重要な決断です。
しかし、本音は昨年末から始めたこの商売で唯一の友人が弊社に久々に来ますので、ちょっとゆっくりとした心でお迎えしたいなあとも思っています。