クロナガアリについて
形態; 体長は5m程度で、体色は黒色。腹柄節が2つあります。
生態; クロナガアリは種子を主食とします。そのため種子がよくある秋に巣口を開け活動し、秋に大量のエサを採集し、巣内に貯蔵します。秋に活動した後は、巣内で冬を越し、4月~5月に結婚飛行のため活動します。
飼育方法
女王採取; 本格的にアリを飼育するには、女王蟻を採取する必要があります。なぜならば、女王は繁殖個体であり女王がいないとコロニーが成り立たないからです。女王採取の方法は一般的に2つあります。1つは、女王単体を結婚飛行の時期に採取する方法で、もう一つは、コロニーごと採取する方法です。この2つの方法で圧倒的におススメなのは、女王単体を採取する方法です。なぜならば、クロナガアリは深い巣を作ります。そのため女王がどこにいるかわからず採集しにくいのです。
女王単体採取方法; 女王単体を採取する方法は2つあります。1つは、蟻を購入する方法で、もう一つは結婚飛行の時期に飛来した新女王を捕まえる方法です。私は、購入することをお勧めします。購入すると3000円~5000円ほどかかりますが、確実に飼育が始められるのでおススメです。
アリの購入方法: アリを専門的に販売しているサイトが複数あります。そのなかで私がおススメなのは、antroomです。antroomは、日本で初めてアリ専門の通販サイトを始めました。
もう一つ私がおススメなのは、あり巣 in undergroundです。
このサイトはとにかく丁寧に対応してくれ、販売しているアリに数も多いです。
これらのサイトから購入するのがようでしょう。
アリ以外のもアリ飼育に必要なエサや巣まで販売してあります。
結婚飛行; クロナガアリの結婚飛行は4月~5月に行われます。基本的に、ほとんどのアリで、新女王蟻は空中で交尾をして、その後地上に着陸し今後使うことのない翅を地上で切り落とします。翅を落とした=交尾しているなので翅を落とした新女王を狙って捕獲しましょう。4月~5月の晴れて蒸し暑い日の公園や畑などに行くと地上にクロナガアリの新女王がいることがあります。その女王を捕まえましょう。
女王を捕まえたら;クロナガアリは土中に営巣しています。土中ということは、湿度が高いです。なので、蟻を飼育するには湿度を高くしてあげましょう。おススメな巣は、石膏巣です。石膏巣がおススメな理由は、石膏に給水することで湿度を保てるからです。石膏巣は通販で買うこともできますし、自作することもできます。自作方法についてはYouTubeで色々な方が紹介しているのでそちらを参考にしましょう。作製または購入した石膏巣に、捕まえた新女王を入れてあげましょう。新女王を入れるための石膏巣は小さいほうが良いでしょう。新女王を石膏巣に入れたら、なるべく振動などのストレスを与えないようにしましょう。アリはストレスで亡くなることがよくあります。慎重に大事に扱ってあげましょう。
蟻のエサ;まず、自然下の新女王は基本的に最初の働きアリが生まれるまでは、巣外へ出ず巣内に閉じこもります。そのため、自然下ではエサは食べません。なので、エサを与えなくても問題ありません。働きアリが生まれたらエサを与えます。クロナガアリはエサを貯蔵します。そのエサからカビが生えることが多いため、食べられる量を与えてあげましょう。
エサの種類;基本的にクロナガアリは植物の種子を食べます。しかし、自然下では、昆虫の死骸などを食べています。つまり、タンパク質を摂取しているわけです。なので、飼育下でも種子以外に肉エサ(タンパク質)を与えてあげましょう。私は、乾燥赤虫を与えています。
飼育温度と湿度;蟻の生存温度は5℃~28℃です。30℃を超えると死ぬ確率が高くなります。そのため、夏場に30℃を超えるようなら温度を下げてあげましょう。冬は5度以上なら加温は不要です。私の体感ですが、蟻は25℃くらいが活発になります。
クロナガアリは土中に営巣しています。そのため、湿度は高く保ってあげましょう。石膏巣で飼育し、毎月定期的に給水しましょう。
越冬;越冬とは、蟻が冬を越すことです。アリが越冬モードに入ると、活動が鈍くなり、エサを食べる量が減ります。
クロナガアリは冬眠をします。越冬中は幼虫などはおらず、成虫のみで冬を越します。私は、越冬中は半年に一回エサを与えています。越冬中でも定期的に石膏に給水をしましょう。
以上がクロナガアりの飼育方法です。皆様が、よい飼育生活を送れることを祈っております。
