先日神保町に行った時に、こんな本も買ってみた。
研修医の頃から数えきれないくらい診察してきた、めまいの患者さん。
一般的な症状ではあるんだけど、その背後には見落としちゃいけない病気が沢山隠れているのです![]()
救命救急やっていたころや、今日いるような救急病院で当直をしているとめまいに限らず一般的な訴えの陰に隠れた重大な疾患に出会う事があります。
「咽頭痛と発熱を主訴に来院した上行結腸穿孔(大腸に穴があいちゃってる)、腹腔内膿瘍(お腹の中に膿がたまっちゃった状態)の男性」とか、「腰痛を主訴に来院した腹部大動脈瘤切迫破裂(破裂直前の状態)の女性」とか…
自分の第六感に助けられた所もあったけど、基本的な診察を行ったときに正常なパターンにそぐわない状態をいかに見抜くか、また、異常なサインを見逃さないかが病気の診断治療のためには重要になるわけです。
そのうえで出てくる、「何となく気になる」という感覚に従う事も取っても大事になります。
しかし。
そんな事を考えていても、日常の忙しい診療の中ではある程度のルーチンワークとして仕事をこなしていかないといけない部分もあって、自分でも気がつかないうちに大雑把な診察になってしまう事もあるわけです。
経験と言ってしまえばそれまでですが、今まで思いもよらない経験をしてきた身としては、診察を端折る事の恐ろしさを認識しているわけで。
最近、色々と考えます。
でも、考えてる間にも次々と患者さんを診ていかないといけないので、とりあえず知識の整理も含めてもう一度と勉強しなおしてみよう
、と、この本を買ってみました![]()
この本、めまいの事だけで250ページ以上ある… 診療の奥深さを改めて感じます![]()
「スキルの質」を高めるために、頑張ります!
