とりあえず皆さまお疲れ様でした!
やっと終わりましたね〜
でもまだ学科が9/2にありますが。。
私は初受験で初日8/1の朝イチだったので、実際の試験の状況など知らずに受けたので、やはり…8/2の方や15:40〜時間の遅い方のがいろいろ情報も入ってくるので有利かなと思いました
まず、当日の練習について。
は参加せず…)
練習に参加した生徒さんの意見としては、
●いつも以上に先生方がいたのですぐにチェックしてもらえて良かった!
●練習しない方がウィッグの状態が良かったかも!
●終わった後にも作品をチェックしてもらえたのが良かった!
など…様々です笑
とはいえ、とても心強かったとの事。
先生方、本当にありがとうございました😊
さて、
美容師実技国家試験を実際に終えて思ったこと。
まず、8:40集合の場合、控え室に8:40までに入っていれば大丈夫なのですが、8:30くらいには試験官や衛生委員は既に教室にやってきます。
山野の学生さんはカフェテリア(地下一階ファミリーマート横)で事前準備をお友達と一緒にやってた方が多かったので、時間ギリギリになって入ってくる人が意外と多かったです。バタバタしますし、なんとなく印象も悪いので、最低でも試験官達が来る10分前までには入室しておくことをオススメします。ちなみに…控え室でも道具の整理やお水の準備などはできますので安心してください!
(とはいえ、実際そんなこと誰もやってないのでその前に済ませて入室するか、めちゃくちゃ早く来てやるかだと思います)
…ちなみに、私は約1時間前には入室しましたが、既に2人来てる受験生の方がいて3番目でした!自宅でお道具のチェックはしましたが、万が一を考えてもう一度出して全てチェックし、(特に水漏れや忘れ物がないか)すぐに終わってしまったのでとにかく暇でした笑
8:40になると試験官が約10分くらいお話を始めます!
●ゼッケンの付け方
●カットウィッグのシールの貼り方
●合格通知送付先の氏名・住所変更の確認
●受験番号・顔写真照合確認
●注意事項の説明(トイレと水くみは今のうちに)
8:50くらいには控え室を出て、順番に試験会場のお部屋へ入室します。
8:40までに準備を済ませた状態で集合とはいえ、、やっぱりおトイレに行きたくなっちゃった!お水入れるの忘れてた!など、の人が大抵1人はいます笑
私の控え室にも、試験官からの説明中にも3回くらいトイレはこの時間内に済ませてください!大丈夫ですね?と言っていたのに、ではこれから移動します!という時に試験官に駆け寄りコソコソと「すみません、トイレに行っていいですか?」と聞いていた人がいました

(実際、あの空気感で『はい!トイレ行きたいです!』と言えるわけないですし)
もちろん試験官も倫理的に「ダメです」とは言えないので、「あー…いいですよ😩」とかなりウザそうに言ってましたが、、、おトイレが近くて心配な方はオムツで試験に臨みましょう笑笑
というのは冗談で、第2課題の審査の待ち時間時(約2時間強)にトイレは行けるのでそれまでの辛抱です!
会場の部屋に移動すると、
テーブルの淵の真ん中あたりにテープが貼ってあり、その付近にクランプを取り付けるように、との指示があります。
その他、全ての説明は予め録音されたCDから流れますので、注意深く聞いてその通りに行動しましょう!
まずはウィッグの審査です、鞄から出して机におきチャックを閉めて静かに待ちますが、、、
✴︎試験会場図
みんな中央に向かって整列してます。
赤青黄白のゼッケンで色分けされており、各約16〜18名ずつでゼッケンごとに1人の衛生委員と2〜3人の試験官が担当になるのですが、ウィッグ審査は衛生委員と試験官が1回ずつ回ってきてチェックするので計2回チェックされる事になります!
(学校でも教えてもらえなかったのでびっくりしました)
✴︎私のゼッケンの白の場合
試験官が1→16へ回るとしたら、
衛生委員は逆の16→1の順番で回ります!
2回チェックされることにびっくりしてた受験生(私)や、後ろからスッと無言で現れる衛生委員に驚いてた受験生(7〜10番くらい)や、何故か3回チェック受けて不安げな受験生などがいました!
特に9.10番辺りの受験生は試験官も衛生委員もほぼ同時に来るので、前から来る試験にだけ集中してるとびっくりすると思います笑
13番の受験生は、最初に後ろからスッとやってきた衛生委員にびっくりしたのか、思わず声かけ(お願いいたします、ありがとうございました)を忘れてしまったようで(ほかの受験生に聞くと忘れてるのか、あえて言わないのかわからないですがお声かけしない方もたくさんいらっしゃったようです)、、衛生委員が、ウィッグを手に取っても何も言わない受験生のことを「え?言わないの?」て顔して、二度見してました
(試験官・衛生委員は話しかけることはできないので)
おそらく…減点はされないでしょうが、やっぱり少し印象は悪いようですね…
その後、注意深く観察される対象になると面倒なのでしっかりお声かけはした方が良いかと思います!
(…ちなみにその方は2回目のチェックに回ってきた試験官にはきちんとお声かけしていたので、1回目は緊張していて忘れたんだと思います。)
一通り回ると審査終了。
しかも、試験官達が真ん中に集まり確認事項の為、ちょいちょい10分くらいの待ち時間があります。これが、緊張を和らげて、逆に集中力をなくしました
次に、第1課題の7分間の準備時間が始まります!
お道具を出してカットウィッグをウェットします。
ここでびっくりするが、
●山野では残り1分で顔面拭き取りを絶対にするように教わりましたが、しない人も割といる
●山野では各お道具のシールの向きは必ず自分向きにして読めるように貼ると教わりましたが、横向きに貼ってる人のが多い
●山野では汚物入れは綺麗に折り畳んだ透明のチャックなし未使用のビニール袋を用意するように教わりましたが、チャック付きだったり、思いっきりジップロックって書いてあったり、グチャグチャだったり、使い古したであろうものだったり、テーブルにテープで貼ったりする人もいる。
などなど…
てな感じで、「え
?それいいの?ダメって教わったけど・・?」の連発でした!今まで教わってきた事を否定するレベルの大勢の人が自分とは違う事をするので、かなり不安になります。(というか実際になりました
なぜ学校によってこんなにも教えてることが違うのか疑問です、やり方を見れば学校が特定できるくらいの違いがあるので、各学校の合格率を操作するための戦略なのかな…とか思ってしまうほど。)
なぜ学校によってこんなにも教えてることが違うのか疑問です、やり方を見れば学校が特定できるくらいの違いがあるので、各学校の合格率を操作するための戦略なのかな…とか思ってしまうほど。)学校の先生方はとにかく「衛生で落ちる人が多いから気をつけろ」しか言いませんので具体的な話はあまり教えてくれません…もし事前に情報として頭の隅っこに入ってたら動揺せずにいられたと思うんですが、、
とにかく今まで教わってきた事を信じてしっかりやれば問題ないですが、適当に覚えているが故に不安になって周りに流されて普段やってないのに『みんなやってたから』という理由でやってしまう人もいるそうなので、普段の授業を真面目に聞いてる人が強いなと改めて感じました!
準備が終わると、続いて20分間のカット試験に入ります!
今回の試験で1番想定外だったのが、
練習の際、必ずモニターにカウントダウンの時計が写されていたり、1回目タイム ◯◯分〜△△分までとホワイトボードに書いてあったり、と、時間のお知らせがあったのですが、
本番は「始め」の合図で始まり、10分前5分前1分前のコールのみで、何分から始まって何分までなのかなどの情報は自分で教室にある小さな時計を見ない限り、わかりません。(キリ良く△:00〜というわけではないし、目の悪い私には時計が遠すぎてそもそもよく見えなかった、、)
ついいつものカウントダウンのモニター時計の感覚でいて、「あと何分だろう」とちらっとモニター見ても、あれ?真っ黒じゃん!?、何分から始めたか見てなかったし、残り5分って言ってからどのくらいたったか覚えてないし、いったいあと何分あるんだーーー!クソーー…という不安にかられました
(それがのちに失敗につながります)
これも事前に聞いてたら、「始め」の合図でまず時計見たんだけどなぁ…と思いました
(なので、これから受ける方、気をつけてくださいね♡)
試験が終わるとウィッグを持って教室を出て、カットウィッグ審査室にウィッグを運びます。その間に毛クズを捨てる時間があります。
私の斜め前の受験生は毛クズを捨てた事に満足してしまったのか、雑巾を敷き直す事をせずビニールシートではなく、床に避けて置いてしまっていました!
「え
?それ大丈夫?」の連鎖は続きます。
次に第2課題ですが、
ウィッグを回す際に台座をクルクル回すタイプの人で「ギーー」と音がなる方がお一人いて…しーーんとしてる会場でとてつもなく響いていたので、やめた方が良いかと思います
(お客様扱いしてないと見なされ、試験官・衛生委員によっては減点になるそうです)
そんな時はこれを使って、クランプとウィッグの噛み合わせを調整しましょう!
ファミリーマートで300円で売っています!(と同時にクランプからウィッグが抜けやすくなるらしいので、テンションかけすぎるとスポッと抜けるそうですので注意が必要です!もちろん即失格です!)
あと、オールウェーブ作業がおわってからの顔面拭き取り時にスプレーヤーでタオルを濡らして拭いている人がとても多かったです!山野では、ダメと指導を受けていたのでまたもやここで、「え
?」でした!
(お客様扱いという観点から見ると、試験官によって意見が分かれるものなので実際にしてもいいのかは不明だそうです、なので山野では禁止)
第2課題のオールウェーブですが、控え室でちらっと見た限りでは仕上がりはみなさんとても上手で特に問題なさそうな感じに見えたのですが、ではなぜこんなに合格率が低いのか…となると、作品としての完成度というよりは…やはり衛生で落ちる方が多いというのは納得の事実でした
(逆を返せば、衛生さえしっかりやれば完成度はそこまで求められていないのでは?)
ちなみに、、近年の過去2年間の合格率を見てみると、
だいたい2.3月が約87%、8.9月が約56%
で、その差はなんと31%というびっくりな結果なのです。
通常、4月に入学して3月に卒業する学生さんがほとんどなので、単位をとって卒業見込みで2.3月に受験するという流れですが、
8.9月に受験するのは、2.3月で落ちた落ちこぼれの人と秋入学した通信生がメインになるので、合格率がガクンと下がります。
やる気というか、気迫というか、意気込みというか、、情熱というか、決意というか…
私を含め通信生には何か足りないものが多そうですね
(実際のところ通信生は、本当に美容師になりたい人とアイリストさんやオーナーさんで美容師になりたい訳じゃないけど免許がほしい人と半々くらいなのでまさにその結果なのかなぁと思います)
さて、ここで
実際にあったいろいろな失敗談を集めてみましたので、これから美容師国家試験を受ける方は是非参考にしてください!
●第1課題でバンドエイドを出し忘れ第2課題で出した!
●血の付いた器具等は拭き取ったが、テーブルに付いた血に気がつかず拭き忘れた!
●オールウェーブの顔面拭き取りの時にタオルをスプレーヤーでウェットして拭いてる人を見て、真似して拭いた!
●ローションふきタオルをしまい忘れた!
●作業やめ!の合図の後にタオルをしまい忘れた事に気がついて、汚物入れに入れているところを衛生委員に見つかり止めるように注意を受けた!
●当日、自分の髪をカラースプレーで黒く染めたが、そのせいで白衣の襟が汚れてしまった!
●メイポールカールが止まらず、ぽよーんと垂れ下がってしまった!(私、
泣)
●作業やめ!の合図の後に、消毒済みタオルを入れていたチャック付きの袋を汚物入れにしまい忘れたことに気がついて、袋を白衣のポケットに隠した!
●カットウィッグをクランプに差し込む時に手が滑り、ウィッグをテーブルに落としてしまった!
●使用中のコームを消毒済みに戻してしまった!
●衛生委員の方に向かって「落としましたが消毒しました!」と言い(一方的に)、特に「はい!」の返事がなかったが、使用してしまった!
いろいろとありますが、ほぼ衛生の失敗談なのはお気づきでしょうか?(私以外w)
適当・雑・緊張しい・まぬけ・おっちょこちょいな人ほど衛生でミスしがちなので、自分が当てはまるなぁーと思う方は練習の時から常に意識してやるといいですよ
笑
どーでもいいですが、、私のメイポールポヨヨン事件は、本番に強いのか、この3年間で1番早く作業が終わって持て余したことのない時間を修正にたっぷり使っていたんですが、逆にいつもより短時間で雑に作ったせいか修正箇所が多すぎて上から順にカールを直したりウェーブを直したりしていたら、だんだんメイポールカールがすこし緩んできてることに気がついたんですが、、あと何分あるのかわからなかったので下手に手を出さない方がいいかも!と思ってスルーした結果がソレです…
練習の時は作っては即外してまた作っての繰り返しで乾燥させた事がなかったのでまさかすこしの緩みが乾燥するとあんなにポヨヨンとするとは思わず、、スルーしてしまった事を後悔しまくりました…
(緩みきる前に採点されたことを願うのみ)
ちなみに…今回の試験で衛生委員と試験官をした先生のお話によると、、
多かったミスが、
●ピンがとまってない(特にクロッキノールカール)→不合格
●構成ミス(リッジがない)→不合格
●ローション拭きタオルのしまい忘れ→不合格
●たれるほどの出血した人→ほぼ不合格(特にオールウェーブの場合)
●道具の不備→不合格
●白衣が床についた人→(試験官による、一瞬ならOKらしい)
●床に膝をついた人(試験官による、一瞬ならOKらしい)
など…だそうです!
今回衛生委員を務めたおじいちゃん先生のお話によると、見てて「あれ?おかしいな」とか「うーん、それはないな」と思ったら、たとえその行為や項目に対しての減点項目がなかったとしても何かの項目にこじつけて絶対減点する!とおっしゃってましたーー
なんじゃそりゃーー理不尽なーーー本当に人によるんだなーーと思いました
そして、それは、
自分は出来てるつもりでも無意識に試験官様や衛生委員様のご機嫌を損ねてそうで怖いですねーー
ただ今回は試験会場が山野だったので、3年間通い続け慣れた場所や設備でほぼ緊張することなく、しかも苦手なワインディングからオールウェーブへ課題が代わり、失敗はしたものの無事に受験することができとてもラッキーでした
結果はまだわかりませんが、今更失敗を悔やんで落ち込んでも意味がないので次回頑張ろうと思います
の前に学科頑張ります(笑)
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