第1課題カッティング〈テーブルセッティング〉を徹底解説！

では、第1課題カッティングのテーブルセッティングについて詳しく解説していきたいと思います！

●コーム皿

◉コーム皿に「消毒済」「使用中」のシールを貼る

◉コーム・ダッカール・シザーは綺麗に並べる

コームは落としても消毒しなくても良いように最低2本は用意しましょう！（印が付いていても大丈夫です）

シザーも万が一落としてネジが緩んで切れなくなったり噛み合わせが悪くなったりする可能性もあるので2丁用意しておくと安心です！

また、ダッカールは重ねて置いても大丈夫なので、落としてもいいように十分な量を準備しておきましょう！

●バンドエイド

◉新しいものを綺麗に並べる（同じ種類のものは重ねて置いても大丈夫です）

バンドエイドは、必ず新しいものを10枚程度外装を剥いた状態で準備します。また、サイズの小さいもの〜大きなもの・指先専用・キズパワーパッドなどのいろいろな種類のものを準備しておくと出血の程度や場所に合わせて使い分けができるので安心です！

もし出血してしまった場合は出血量に関わらず必ず止血処置を行わなければなりません。出血量が多すぎてバンドエイドでは止血できない場合などは衛生委員に申し出るとゴム手袋を貰えるので大丈夫です。

とはいえかなりのタイムロスになりますのでなるべく使う事がないように気をつけましょう！

●消毒薬（除菌用ウェットティッシュ）

◉新品に「消毒薬」のシールを貼る

◉成分表に必ず「エタノール」と表記のあるもの

ウェットティッシュは練習などで使用したものだとOpenのシールのところに毛くずやゴミが付着していたり、アルコールが揮発してウェットでは無くなってる場合などもありますので必ず新しいものを準備しましょう！（衛生委員は実際に触ってチェックするそうです）

また、必ず「エタノール」の表記が成分表の中にあるものを選びます。山野ではパッと見て分かるように、またエタノールの臭いがキツイため〔シルコットアルコール除菌 99.99パーセント〕を推奨しています。写真はつめかえ用ですが、なるべくつめかえ用でないものを選んだ方がいいそうです！

また、「消毒薬」と「消毒済」のシールを間違えて貼らないように気をつけましょう！

●消毒済タオル

◉白く清潔なもの

◉「消毒済」のシールを貼ったチャック付きビニール袋に入れておく

新品未使用のものではなく、一度水通しすると良いでしょう。

綺麗に折り畳んで透明のチャック付きビニール袋に収納します。

この時、チャックに色や袋にメーカー名などの記載があるのは避けましょう！

最低2つ、山野では必ず3つ準備するように指導を受けています！

何故かというと、万が一落とした場合他のお道具は全てウェットティッシュで拭き取り衛生委員に申告かつ許可されれば再び使用出来ますが、消毒済みタオルに限り落とした場合、袋に入った状態だったとしても使用不可になります。

準備時間と作業終了後にウィッグの顔首周りの拭き取りに必ず2枚使う為、ないと失格になります！

また、万が一ウィッグの顔首回りの拭き取りをして汚物入れに収納した後に明らかな拭き残しを発見した場合や、大量に出血してしまい止血に使う場合などにも使えるので、3枚あると安心ですね！

●汚物入れ

◉無色透明なもの

◉「汚物入」のシールを貼る

◉下記の①〜④が余裕を持って入れられる大きさのもの（※④は使用した場合に限り）

①手指消毒に使用したウェットティッシュ×1

②顔首周りの拭き取りに使用した消毒済タオル×2

③消毒済タオルを入れていたチャック付きビニール袋×2

（④3枚目を使用した場合、消毒済タオル×1、消毒済タオルを入れていたチャック付きビニール袋×1）

手指消毒に使用したウェットティッシュが必ず1番上に来るように丸めたりせず綺麗に収納します。何故かというと、衛生委員が回って来た時に、手指消毒したかしてないかを判断する基準になるからです！しっかりやった事をアピールする意味で、汚物入れの中は上からウェットティッシュ→チャック付きビニール袋→タオルの順番で綺麗に収納して口を閉じるように折りたたみましょう！