ディンゴに「月に1回だけ入れる博物館のお家があるから行こう!」といわれ、
古いお家好きなわたしはすぐに食いつく
もっとこう…ボロッボロなのかなと思ってたけど、
普通に人が住んでても違和感ないくらいきれい
(なんならうちのほうがボロついてるかなってくらい)
奥が母屋で、煙突のある建物は台所兼住み込みのお手伝いさんのお部屋だったそうだ。
花壇越しの正面入り口。
正面入り口から見た花壇。丸いデザインが可愛い
入り口にあったサンドストーンをくり抜いて作ったバケツ?みたいなの、
飲み水として使えるよう、雨水なんかを濾過する道具なんだってー
中に入るとボランティアの方がもともとだれのお家で〜、
置いてある家具はどうこうで〜みたいな説明を軽くしてくれる。
で、あとはご自由にどうぞ〜なスタイルだった。
わたし、お家もだけど、古い家具というか、
「昔はこんなふうに暮らしていました」
という様子を見るのが大好きなんだよね
1部屋目入ってすぐ、はい可愛いー
なにこのちいちゃさ!手前の作業台の部分は普段は立てて、閉じておけるタイプ。
わたし、このテの机が欲しくてオプショップとか行くたびチェックしてるんだよね。
収納の仕切りのかんじとか、色とかも可愛い
2部屋目、はいまた可愛いー
キッチンワゴンというのかしら?下のドアのとこのガラスがこれまた…
キッチン?の一部っぽい部屋の小さなテーブルや、隣の棚?もいいね
卵あたため器だって
下にろうそく入れるとこがある。ゆでた卵を保温しておくのか、
これでゆで卵(温泉卵的なやつ?)を作れたりするのかな?
パントリー(左側の扉)と洗濯機(右奥)。
扉が網になってるとこが萌えるし、洗濯機もめっちゃいい!
左にチラと写ってる大きいスプーンは
洗濯を混ぜたりするやつなんじゃないかな?とディンゴ予想。
写真撮ってないけど、こっちのキッチンはちょっと改装したのかな?
シンクとかけっこう新しめだった。
2階の子ども部屋。ホビットハウス(義両親名義のホリデーハウス)みたい
その反対側には勉強部屋みたいなのがあったよ。
この子ども用のテーブルセットも…いいっ
その横の古い地図。北海道もタスマニア(Tasmania)もない!
いまの地図と見比べたりしたら楽しいだろうな。
そんなことしてたらあっという間に1日過ぎるだろうな
暖炉のある建物のほうに移動〜。
これ、薬箱だって。下のほうに置いてあるのは説明書とかかな?
もうすぐスコーンを作るから、また戻っておいで〜といわれ一旦外へ。
薪割り場で見つけたバッグに収まる斧
展望台(望遠鏡は壊れてて使えず)を兼ねた丘にのぼったところからのお家。
お庭も広々してて、気持ちいいところだったよ〜。
そろそろスコーン作り始まるかな?と戻ってみたら、
ふうこも一緒にやってみる?といってもらえてよろこんで参加してた
(やる前に手洗ってきたよ!)
ダッチオーブンの中に入れて、上からも炭を乗せて待つこと10分。
隣にあるのはやかんだって!下に蛇口がついてるの。
でけた〜!おいしそう
バターとジャム(ボランティアの方手作りの梅しょうがジャム)つけていただきます。
わたしも1個いただきました。ホカホカでとってもおいしかった
ふうこも大よろこびしてた。ジャムもおいしーのん
レシピ教えてもらったから、今度はお家で作ってくれるそうです。
楽しみにしとるよ
帰りに受け付けのある建物にちょこっと寄って、
古い山(ブルーマウンテンズ/The Blue Mountains)のチラシ?とかを見てみる。
「モーニングティーもしてるから食べてって〜」といわれ、
ちょこっとクッキー(普通の市販品)とかいただいて帰ってきたよ
ここはいい値っぽい。お飲みものなしでお菓子だけでいいよといったら
「う〜ん…じゃあ3人でA$5!」みたいな
ディンゴが「もっと払うよ」と(ケチ男にしてはめずらしく)いってたけど、
それ以上は受け取ってもらえず。
建物自体は1890年代に建てられたもので、
中の家具は当時の持ち主のご家族が使われていたものと、
いろんな人が寄付してくれたものが両方展示されてるよ。
たぶんメンテナンスがすごくよくされてて、
建物自体も、家具や小さな小物類も
状態がとってもよくて見てて楽しいものばかり。
ここ、予想以上によかった〜
ボランティアの方もみなさんフレンドリーな方ばかりだったし、
今回はしなかったけど、お庭でピクニックとかしてもいいんだって。
ここは、1回だけじゃなく、それこそピクニックがてら
ときどきでいいから何度も来たいな〜って思えるとこだった。
ウェントワース フォールズ駅から徒歩20分くらいのところにあるよ。
もしタイミングよくお山に来らることがあったらぜひに〜
住所:99 Blaxland Road, Wentworth Falls
TEL:02-4757-3824
開館時間:毎月最終日曜日10:00〜15:00
閉館日:12月
料金:大人A$5、子供A$2
運営はBlue Mountains Historical Societyというグループ?協会?で、
そちらのウェブサイトページでコテージの歴史などが詳しく書かれています
個人的には「ジョン(長男)はおろかもの」という、
書いた人の感情激入りの一文が最高に好き