いいね!ありがとうございます
とても嬉しく思っています
読んでいただき、ありがとうございます
このブログは、
自閉症スペクトラム障害と診断された
小学校4年生の娘ちゃんとの日々を
母であるドラ子が書いております。
普通学級在籍、通級指導教室に通い
たくさんのことを学んでいます。
先日のスキー教室の一件の、その後です。
娘ちゃんは
スキー場のマンツーマンレッスンでリフトに乗り、
コーチの粋なはからいのお陰で
ナイターも体験する事が出来ました。
(娘ちゃんは、一対一なら指示が通るので
マンツーマンレッスンを毎年申し込んでます)
山頂から見た自分の暮らす地域の夜景(冬)は
とても綺麗と言っていました。
すっかりスキーが
楽しいと思ってくれたようです。
こんなにスキーが楽しいのなら
学校で行くスキー場での郊外授業は
参加するだろうな・・・そう思いました。
(マンツーマンレッスンを受けたスキー場は
郊外授業を見据えて選んでいたので
学校で利用するスキー場です。
利用するロッジの下見も既に終えています。
トイレに関しては、学校で利用するロッジの他に
リフト乗り場に近いロッジのトイレも下見してあります。)
『娘ちゃん、
そろそろスキーの郊外授業があるね。』
『そうなんだよね。
・・・私さ、出来れば参加したくない。』
『参加しなくていいの
』
『うん。だってさ、
私、遭難すると思う。』
娘ちゃんの言い分がスキーだけでなく、
今までの体育の授業を受けてきた結果だと
思いました。
『でもさ、スキースクールのコーチと
5回もリフトに乗れたでしょう
もし、皆とはぐれてしまったとしても
ロッジまで降りてこれるんじゃないかな』
『私さ、コーチと滑った時
斜面の途中で転んだんだけど、
コーチは、どうやったら立てるかを説明してくれて
私が立つまで、傍にいてくれて
だから私は立てたんだよ。
でもね、
学校のスキー練習を見たでしょう
私も転んだけどさ・・・
A先生は立ちなさいって怒鳴るだけで
B先生も手助けするなって怒鳴る。
私、どうやったら立てるか
頭が真っ白になっちゃって
怖くて固まっちゃったんだよ。
そしたらお友達が
私を避けて横を通るから…
自分は皆の邪魔になってるって思っちゃって
凄く悲しくて。
Yさんなんて、
私よりも更に立てなくて
転んだYさんの横を通った時に気が付いたけど
多分泣いてたよ。
…
それにさ、私がスキー靴を履き終わる頃には
周りに誰もいないし、
スキーの後片付けをする時も、急いだけど
私一人が校庭に残っちゃって、
しかもA先生に遅いって怒られて…。』
『…あの授業は、酷かったよね。』
『だからさ、(郊外学習で)
トイレに入っている間に
バスが出発しちゃうかもしれないし、
(スキーウェアを着ているので時間がかかる)
スキー靴を履き終わる前に
皆はスキー場に出て
滑り出してるかもしれないから、
滑る前から遭難すると思うの。
私さ、(担任の)先生やお友達に
迷惑はかけたくないんだよね。
すごく不安なんだよ。』
いつの間にか
周りを見れるようになっていた娘ちゃん。
昔の娘ちゃんなら
『これ(靴)無理💢』
そう叫んで泣いて怒っていただろうな。
(自分は)どうして靴が履けないかとか
(自分は)準備するのに時間がかかるとか
そういう考には、ならなかったよね。
周りを見たり自分を知る事は
生きていく為に必要なスキルだけど、
自分を知った事で見えた周囲の反応は
…悲しくなる事が多いよね。
でも、
周りに迷惑をかけたくないと語った娘ちゃんを
ドラ子は凄いなって思ったよ。
こうして、
郊外学習は、行かない選択をした我が家。
スキー学習の集金の日に
お金は持たせたけれど、
当日は休む旨を連絡帳に書きました。
娘ちゃんが、郊外学習が不安だと
自分で先生に伝えれると言ったので
休む理由は書きませんでした。
案の定、連絡帳を見た先生は
娘ちゃんに何故お休みするかを
聞いたそうです。
娘ちゃんは…
『…明日、お答えします。』
そう答えたのでした…セイジカカ
申し訳ありません。
長くなるので、続きは次回に…。