学生時代に、とある年配者が「人は地を這いずり回り、のたうち回るほどの苦労をして成長するものなんです」と私に言いました。

 

研究室の助手の先生が良く口にしていた言葉、「あなたは何の為に生きているのですか?そんなに楽をしたいのですか。楽をしたいなら死んでしまうのが一番楽でしょ」と。

 

世の中には楽して生きている人も居ると思いますし、一見楽そうに見えても実は大変な苦労をしている人も居ると思いますが、往々にして「隣の芝生は青い」ものなのです。

安易な気持ちで楽にお金を稼ごうとするとトンデモナイしっぺ返しにあう恐れがあります。
 

ビジネスの世界でも、個人の生活の中でも、しっかりとリスク管理を行わなわなければ大切な財産を失うかも知れません。

 

100万円もっている人はそれを200万円に増やしたいと思うかもしれませんし、一千万円持っている人は一億円に増やしたいといった欲望にかられるかも知れません。
実際に増やしている人が居るのも事実ですが、自分自身でやりかたを熟知してしっかりとリスク管理したうえで実践するのではなく、見ず知らずの他人の甘い誘いに乗って言われるがままにお金を出すことがどれだけ危ないことなのかしっかりと考える必要があります。
じゃぁ、やり方を丁寧に説明するのでセミナーに参加しないかという誘いもあるでしょう。そういったケースでは大勢が集まった会場でサクラを使ってその気にさせたり、不安や恐怖感を煽って契約させたりといった手法もあります。

今すぐ100万円を支払わなければ逮捕されるなどと脅されると冷静な判断ができなくなる人も居るものです。
それ以上損失を増やさない対策のことを「損切り(そんぎり)」と言います。
判断に迷ったらとりあえず「100万円払うくらいなら逮捕されます。場合によっては刑務所に入って前科者になっても構いません」と返事しておくという選択肢もあり得ます。

 

一旦他人に渡ったお金を取り返すのはとても難しいことなんです。
もしお金を貸した旧知の友人から強制的に取り返すにはどうすれば良いかを具体的に想像してみてください。たとえ借用書があってもです。

余談ですが、私の母は長男の嫁の親戚に金を貸したところ何年たっても返してもらえず、その時に渡された紙面を再確認したところ借用書ではなく「領収書」と書かれていました。

歳よりはそんな幼稚な手にも引っかかるものなのですね。