こんにちは
さんみ~です
本日、ある重大な事に気づき衝撃を受けました。
それは「自分の夢、叶ってるじゃん」という事実。
さんみ~は囲碁を嗜みます。
よく聞かれるのは尊敬する囲碁棋士は?という質問。
真面目に昭和以降の囲碁棋士で尊敬はおろか興味ある人すらいません。
しかし、たった一人だけ人間性から全てにおいて憧れる人が居ます。
本因坊秀策
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%9B%A0%E5%9D%8A%E7%A7%80%E7%AD%96
囲碁を嗜む人ならこの名を知らぬ人は居ないのではないでしょうかというくらいの囲碁界の神
当時、流行した漫画ヒカルの碁のキャラクター佐為に憑依した人物ともされている。
その実力は圧倒的で公式試合無敗という凄まじさ。
しかし、さんみ~の憧れた所はここではない。
本因坊とは家元の名前。その名を受け継ぐとは名人である事を意味する。
だが、この秀策は正式には本因坊ではないのだ。
何故なのか?
秀策にはたくさんの弟子がいた。
それが悲劇を招いた。当時江戸で死の病とされたコレラに弟子たちが感染してしまったのだ。
秀策は懸命に看病した。しかし、それを見た兄弟子は「辞めるんだ。お前の身に何かあったらどうする」と言ったそうだ。それでも必死の思いで続け、何と全員が病から助かったのだ。秀策本人をのぞいて。
そう、看病した本人が感染し他界してしまったのだ。本因坊を襲名される前に34歳という若さで。
その圧倒的強さ、人間性は後世に語り継がれる伝説となった。
この話を最初に知った時に「こんな生き方をしてみたい!」と囲碁を続けたんだった。
それを今、思い出して奇しくもさんみ~は今年で34歳。
よくよく考えると秀策の足元にも及ばないが、同じ歳で介護、看病出来るというのは夢が叶ってるではないか。そんな事も忘れ、辛い、悲しいと言ってたら自分を否定することになる。
自身の身を捨ててでも人に貢献する儚くも美しい生き方をしたい。その原点に戻る事ができた。