2007年7月第2週 (胃切除後1年1ヶ月)

  

2006年5月に、胃がん(ステージ1B)が発覚し、

胃の全摘出&腸閉塞の癒着剥離の2回の手術を経て 

2006年9月初めに職場復帰。 

 

このまま順調に回復していくかと思えたけど、 

2007年7月に体調を崩し、検査入院。 

『前回手術をしたところの再開通』という

‘ちょいレアさん’になっちゃったことが分かりました。

 

 

「再開通したところを、手術しない」という決断をし、

食事と血糖値の管理をマスターすれば、晴れて退院!

 

よく噛んで食べること。

食後90分ごろに血糖値が下がり、

後期ダンピング症候群が出てくるので、

その頃に、間食を食べる。

 

の2点に気を付けて、食事をしていきます。

 

 

んが。

この時期、検査は、もうしつくしているし、

毎朝の血圧測定すらもなく、

食事以外の時間は、かなり暇!

 

体力づくりも兼ねて、病院中を歩き回り

本を読んだり、音楽を聴いたりするものの

時間が流れるのが遅いことと言ったら!  (;´Д`)

 

そんな時、

ヒマつぶしになるものといえば、TVでしょうか。 

 

 

そんな時に、何気なく見た番組が

 

 

乳がん と言う病魔に襲われ 

それに立ち向かって前向きに頑張る姿に涙。

強気に見せただけなのかもしれないけど。 

とにかくいつも笑顔で 

明るくしている姿に心を打たれました。 

 

もしどらだったら、 

あんなに前向きに頑張れるのだろうか?

「早期の胃がんで転移の恐れはかなり少ない」 

って言われてても、毎日が不安で 

つい暗い顔して過ごしてしまうこともしばしば。

余命なんて知らされた日には、どうなることか?

きっと耐えられないだろうなぁ…。 ;

 

今生きている幸せに感謝しなきゃ!

そう思ったどらなのです。

 

 

 

 

が、その反面。

 

 

がんになり、心の中の葛藤がありながらも、

それを乗り越えて、生き続けるような物語も、

胃がんからの復活をめざす身としては

見てみたいなぁ~!と思ってしまうどらなのでした。

 えっその方が、闘病の励みになると思う…。