初めまして、重田定雄です。



映画ドラえもん最新作「のび太の地球交響楽」がいよいよ公開日を迎え、皆さんの中にももうご覧になった方やこれからご覧になる方などいらっしゃると思います。


そんな「のび太の地球交響楽」は、シリーズ初となる音楽をテーマにした作品。

どうせなら、なるべく良い音響で観たいですよね。

映画ドラえもんでは、2年前の「のび太の宇宙小戦争2021」から一部の劇場でドルビーアトモス版が上映されていて、その一部の劇場の中にはお隣の岡山県にあるイオンシネマ岡山も含まれていたので、今年は是非ドルビーアトモス版を鑑賞したいなァと思っていたのですが…



思っていたのですが…



ない!どこにもないぞ!


いつもならこの中に名前を連ねているはずのイオンシネマ岡山が何故か今年は見当たらない!



これには流石に腹が立った。

確かにドルビーアトモス版は2〜3週間くらいですぐ終映になっていた気がするし、あまり客は入らないのかもしれないけれど、だからって上映すらしてくれなくなるなんてあんまりじゃないか!


ずいぶん気持ちが荒ぶってしまったのでこの勢いに任せてひとつクレームを入れてやろうと思った。



しかしこの場合はどこにクレームを入れるべきなのだろうか。

配給元の東宝か、あるいは上映館のほうか…。

どちらにせよ、それぞれの問い合わせ先は確認しておく必要があるので、ひとまずイオンシネマ岡山の公式HPを訪れることにした。



いつもならここに「ATMOS」の表記があるのになァ…と思いながら作品案内のページをウロウロしてみたところ、どうも去年までと様子が違う。




どこまでスクロールしても「ATMOS」マークの付いた作品が一つもないのである。











これ、もしかしてドルビーアトモスの設備自体が無くなってしまっているのでは…?









そう思ったのでwayback machineを使って一年前と現在のスクリーン情報を見比べてみたところ、やはりドルビーアトモスに対応していた7番スクリーンが無くなっていることが確認できた。

一年前



もう少し調べてみると、去年の七月に「IMAXレーザー」なるものを導入する際にスクリーン7を改装してしまったらしい。

https://www.aeoncinema.com/company/press/23/06/0608.pdf


一年ほど行っていない間に岡山でそんなことが起きていたとは…。


イオンシネマ岡山がこうして撤退してしまった以上、沖縄を除く兵庫よりも西の日本では映画ドラえもんのドルビーアトモス版を鑑賞することは叶わなくなってしまったわけだ。


こんなことなら、一回くらいドルビーアトモスで映画ドラえもんを観ておくんだった。


皆さんにはこんな思いをしてほしくないので、もしこの記事を読んでくださっている方の中で自分が行ける範囲に上映館があるよ、という方は多少無理してでも映画ドラえもんのドルビーアトモス版を鑑賞しておくことをおすすめします。


いつまでもあると思うな親と金とドルビーアトモス。