m(_ _)mこんにちは
前回の続きを書いていきます。
まず、タイトルのグリップの話に入る前に。
バドミントン業界ではグリップの呼び方がかなり曖昧だと思う。
説明を続ける上では不便なので、最初に言葉の取り決めをしておきます。
今回は、テニス業界の呼び方で話を進めますね。
↓右利きの人がラケットを持った時の面の見え方と呼び名はこんな感じ。
因みに、私がオーバーヘッドストロークを打つ時は、コンチネンタルグリップを使ってます。
ブログ内ではいつもイースタンと呼んでたけど。
ん~~・・・、ただ、イースタンとコンチネンタルの間くらい?かもしれない。まぁその辺りです。
バドミントンだと、面を縦にして持つのがイースタングリップ。
面を床と平行に持つのがウェスタングリップ。
縦がイースタンで横がウェスタン・・・みたいに最初にざっくり教わるよね。
↓あとは、バックハンドグリップくらいかな(グリップを縦から右へ45度回した感じ)。
バドミントン業界でグリップの呼び名が曖昧になっている理由は。
そもそも、曖昧な握り方を多用するからだよね。なので細かく取り決めてもあまり意味が無い。
テニスよりもラリー展開が早いのと、色んな姿勢で打つ必要があるから。
プッシュとかはセミウェスタンで打つ事も多い。
(※グリップの定義にはもっと細かい事情があると思うけど、今回の趣旨はハイバックなのでグリップ事情そのものへの深堀りはここらで止めておきますね。)
んで、今回はハイバックで ”セミウェスタングリップ” を使うことになるんだけど。
一般的には、ウェスタン寄りのグリップをハイバックで使うのはクロスカットを打つ時だよね。
↓クロスカットを打つなら、ウェスタン寄りに握ると簡単。
今回は、セミウェスタンをストレートクリアーでも標準的に使うべきでは?っという話をしていきます。
そして、じゃぁ何故それが一般に広まっていないのか?っという話です。
↓まず、セミウェスタンは普通のバックハンドグリップとは面の角度が全然違う訳だけど。
90度くらい違う。
フォアのオーバーヘッドストロークを例にすると気付くけど。
初心者はまず手打ちから始める。 その時便利なのがウェスタングリップ。
まるでバスケットボールのシュートのように、正面打ちで肘から先だけで打つよね。
だけど、指導を受けて体を大きく使うことをを覚え、次第にグリップを薄く握るようになっていく。
これはバックも同様で、手打ちに便利なのはバックハンドグリップなんです。
例えば、テイクバックをしないドライブやレシーブをするには、バックハンドグリップは便利。
もし、セミウェスタンで手打ちをしようものなら、いわゆる”猫手”になって全然飛ばないし。
つまり、最初はバックハンドグリップが便利だろうけど、それは次第に変わっていくべきものでは?
ここで ピンッと来るはず。
フォアとバックは表裏一体。つまり、同じ事なんだよね。
フォアだって、フライパン握りと包丁握りでは90度くらい違うでしょ?
全く同じ事情があって、これは「可動域、グリップ、体の向き」の3要素の話なんです。
この3要素は関連し合っていて、もし手打ちをやめて体を大きく使うようになったなら。
つまり、可動域を変えたならグリップも変えなければ矛盾が生じてしまい、思った方向には飛ばせなくなってしまう。
では、何故これまで自分はセミウェスタンでハイバックを上手く打てなかったのか?
その理由がこれで判明するよね。
要するに、体の使い方(可動域の活用)が下手クソだったからです。
グリップに見合うだけの体の扱い方が出来ていなかったということ。
初心者に、「ラケットを縦にして握れ」と言っても、面が作れず上手く打てないよね。
それと全く同じこと。セミウェスタンでハイバック打てと言われても、上達してない人には無理。
どちらか一方だけ直しても、むしろ矛盾が生じてしまい思った方向には飛ばない。
体の可動域を上手に扱えない人ほど、手打ちのグリップから離れられないという訳。
この事情がフォアとバックそれぞれにあって、上達した人は握り角度を大きく変えれるようになる。
っというより、変える必要性に迫られる。
最終的には、フォアもバックも90度くらい握り角度が変わるのではないか?っと今はそう思ってます。
この3要素(可動域、グリップ、体の向き)を自覚するのは重要なことで。
例えば、フォアで普段打ってるクロスカットは、あえて矛盾を利用してる訳ね。
↓これね、フォアのクロスカット。
カットを打つ時って、グリップの握り角度か腕の捻り具合(可動域)を変えるよね。
そうすることで、シャトルが斜めに飛んでいってしまうという矛盾を利用している。
つまり、3要素の中で一部分だけを変えることで矛盾を作ってる。
↓ストレートのリバースカットなどは、それが露骨です。
特にインパクトで体が正面を向いてる人にはそれが顕著なんだけど。
ウェスタン寄りのグリップとワイパーショットのような腕振りを使って打つパターン。
矛盾に矛盾を重ねて相殺することで、結果的に狙った方向に飛ばす。
↓あと、ショットの軸が斜めを向いていれば当然斜めに飛んでく。
↑体の向きが適正な方向を向いていなければ、当然の結果。
言い方を変えるなら、クロス方向へストレートショットを打ってる感じだね。
本来は、思った通りの方向へシャトルを打つためには、この3要素には正しい在り方があります。
何故なら、体を動かして行うスポーツである以上は体の自然な動きを尊重すべきだから。
そして、その正しい在り方を得るにあたっては ”可動域” を基準に考えるべきだと思う。
可動域を基準に据えることで、グリップや体の向きはそこから必然的に定まっていく。
また、上述の事情から3要素のバランスが見えてくるはず。
思っている方向にシャトルを飛ばすためには、この3つが目的に沿って噛み合っていることが必要。
ただ厄介なのは、さっきのストレートリバースの例でも見たように。
矛盾に矛盾を重ねれば、思った通りの方向にシャトルを打ててしまうということだね。
(あくまで、飛ばす方向における矛盾を解消してるだけですが・・・。)
これを一番露骨にやってるのが、ウェスタングリップで正面打ちをする初心者です。
力強いショットを打つという目的においては、3要素全てに矛盾がある状態なんだけど。
全てに矛盾があるからこそ?シャトルはちゃんと真っ直ぐ前に飛ぶ。
↓初心者はウェスタングリップの正面打ちで、半身にもならない。
ただ、ここではダメ出ししてるけど、バスケットボールのシュートでは正にこれをやってるね。
バスケのシュートは精度が何よりも最優先だから、むしろ可動域は制限したいはず。
バドミントンとバスケでは、ショットに求める優先順位が違う。
↓マイケル・ジョーダン。
そう考えてみると、バド初心者がやってる事はある意味とても理に叶っているとも言える。
思った通りの方向へシャトルを飛ばすための最善策は、バスケのシュートだから。
ただ、問題はパワーだ。 コントロール精度は最高でも、パワーが最低になってしまう。
つまり、3要素の正しい在り方はその目的によっても変わる。
ハイバックで悩んでる人の殆どは、飛距離で悩んでるのだと思う。つまりはパワー不足だよね。
だったら、3要素の全てをコントロールとは真逆の方向へ全振りしなきゃいけないはず。
そもそも、ヒダヤットのように打てる人がなかなか居ないのは。
誰もが知ってるような一般的な常識の範囲内に、彼の正解がないからだと思う。
ならば、「ちょっとやり過ぎでは?;;」っと誰もが難色を示したくなるようなことの中に、望んだ正解が隠れてるのかもしれない。
話がちょっと間伸びしてしまったので。
当ブログのこれからの方向性を示しますね。
↓それはこれです。
セミウェスタングリップのハイバックで、コート外側へ向けてシャトルを飛ばすことを考えます。
普通、ウェスタン寄りに握るとクロス方向(↑図中の点線)へ飛びますよね。
でもそれは、体の使い方が下手だからそうなってるだけなのでは?っという、そういう発想。
これくらいの「ちょっとやり過ぎでは?;;」 を考えたいんです。
3要素の全てが目的に沿った形で揃わないと、MAXパワーのハイバックは生まれない。
今のハイバックに不満があるなら、3要素の全てを疑ってかかるべきじゃないかな。
どれか一つ直すだけで済むという事は、上述した内容からも有り得ないと思うから。
そうそう、ヒダヤットのように打ちたくてグリップの話をするなら。
映像見れば一発じゃん?って話になると思うし、当然見まくってるんだけど。
彼がどの握り角度を基準に据えてるのかまでは、結局は判断出来ませんでした;;。
↓これは、セミウェスタン?イースタン?コンチネンタル?
どれだ?と言われても、どれにも見えるような・・・。
それに手首の捻り角度がちょっと変われば、見え方も変わるし。
分かりそうで分からない。というか、映像だけでは自信が持てない。
ヒダヤットの映像特集は沢山あるし、スロー映像とかも一杯あるよね。
でも、映像的に見えているのに、これだっ!・・・とは言い切れずにいます。
因みに、ヒダヤットはオーバーヘッドストロークでもややウェスタン寄りに握ってるね。
それは前から気付いてたんだけど、元々ラケットを厚く握ることを好んでるようだ。
フォアでもバックでも厚く握るなら、グリップの握り替えは簡単。
でも、逆にバックハンドグリップへの握り替えは少しやり難いはず。
握り替えが上手なのかな・・・。
m(_ _)m つづく













