リバースカットからのぉ~疑念(ストローク:26話) | ドッピョのバドミントンブログ

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m(__)m こんにちは

 

↓この動画をきっかけに、またフォームで悩んでます(もう100回は見てるかも)。

 

m(__)m いつもチョンウェイ先生にはお世話になっております。

んで、序盤でチョンウェイがリーバスカットを3回打ってるんだけど。

その3回というのがこちら↓

 

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いずれもストレートへのリバースなんだけど。

自分が打つ時と、見た目が全然違うっぽいんだよね。

ドッピョの場合は、体の正面辺りでワイパーショットするような感じになるし。

ラケットもこんな軽快には振り抜けない。

 

んで、真似して練習したんだけど、なかなか同じようには出来なくて。

ってかあんなにスパッと素早く振り抜いて、どうして勢いを殺せるんだ・・・;;

動きもリズミカルでテンポ良くて・・・どうすりゃそんな風に出来るのょ・・・;;

 

そしていくらやっても上手くいかない中、ある疑念を抱くようになった。

 

” 根本的に何か違うんじゃないの? ” っと。

 

 

映像を見る限り、打点は本人から見てだいぶ右寄りに見えるし。

顔もだいぶ右上を向いてる感じだ。

打点の位置がドッピョとまるで違っている?

 

別の動画で、チョンウェイとリンダンのストレートリバースを改めて見てみた。

↓それがこちら

 

 

やっぱり自分とはだいぶ違う。

かなり横?で打ってるような・・・そんな印象を受ける。

 

それで、自分も真似して無理やり横で打つようにしてみた。

(ーー;) そしたら物凄い違和感で・・・何だこりゃ;;って正直思ったんだけど。

それでも我慢して、数週間に渡って打ち続けてみた。

そうして何とか少し体に馴染み始めた頃、またふと思った。

 

”あれ・・・今やってるこれって正しいの?”っと

 

 

この打ち方は、打点が随分体の横になる。

更に、そこから後ろという印象さえ加わり。

つまり、だいぶ右後ろで打ってるようなイメージがあるんです。

なので結構な違和感があるし、打点を前に・・・という一般的な教えともだいぶ反している。

 

それで気になって、YouTubeでリバースカットの動画を検索してみたら。

そしたらリバースカットのフォームが、人によってだいぶ違いがあると気付いた。

見た中のいくつかは、以前のドッピョと似たようなものだったけど。

別のいくつかは、チョンウェイやリンダン寄りのものもあった。

 

 

さて、、

(^_^;) どちらが正しいのだろう・・・;; 自分には分からない。

 

しかし、どうせ選ぶなら、チョンウェイやリンダンがやってる方を選ぶしかないね。

当ブログを今まで書き続けてきて、ずっとそっちを目指してきたのだし。

今後もそこからしか自分には学べる材料が無いわけだし。

 

ただ、

従来やってたものをやめる場合、そこに付随していた考えはどうなるのだろう。

率直に一つ上げるなら、”打点を前に” だ。

これを否定するのは結構ヤバイ気がするが・・・^^;;

 

それだけじゃない。

動画で見たリバースカット、そのいくつかも否定せざるを得なくなる。

中にはお手本として示されているものもあり・・・それを否定していいのか;;

しかし改めて考えてみると、『打点を前に』 という考えには釈然としない部分もある。

 

↓そもそも、身長によって打点を前に出来る限度というものがあるし。

 

 

↑打点を前にしつつスマッシュを打とうとした時、身長の差によって打角も同時に変わってくる。

打角が違うということは、インパクトのタイミングだけじゃなくて基本フォームにも影響が出るはず。

 

 

↑同じ人間でA~B~Cの違いを考えてみると、無視できない問題のはずだ。

 

一般的に、打点の違いは打つタイミングの違いくらいにしか説明されてないと思うけど。

細かい理屈になるので、この辺りの事情は説明がスっ飛ばされてるように感じる。

しかし、小学生と大人を比較したなら大変な違いだし。

大人同士であっても、身長150cmの人と180cmの人では、やはり相当な差がある。

これを打つタイミングの差だけで説明を終えるというのには無理がある。

 

リンダンは身長そこそこあるはずなので、それでも横で打ってるように見えるのは気になる。

しかし経験的に、打点が前になってる方がショットに威力が出るというのには頷ける。

頭の中でやや矛盾めいたものが錯綜する。

そしてここで、またふと考える。

 

ショットに威力が出るフォームが、本当に目指すべきフォームなのか?っと。

力強い球を打てるフォームが、本当に良いフォームなのか?っと。

ひょっとして、こういう風に考える事は出来ないだろうか。

強い球を打つのには不向きだけど、本当に目指すべきフォームは別にあるっと。

 

 

↓例えば、バイクだって競技に合わせてそのフォルムはまるで違ったものになる。

 

直進性能、コーナリング性能、走破性能。

それぞれの目的に合わせて、最適なものが違うのでそれに合わせて形が変わる。

もっと言えば、燃費性能、コスパ性能、乗り心地性能。

そういったものによって各ジャンルが形成されて、バイクの形態も変わる。

 

バドで言うなら、

スマッシュを打つ時の最適なフォーム。

クリアーを打つ時の最適なフォーム。

ドロップを打つ時の最適なフォーム。

それらは厳密には違うのかもしれない。

 

一般的に。

全く同じフォームから全てのショットを繰り出せるのが良いわけなので。

そうなると、どれか一つを選択しなければならない。

そしてある一つを選択した場合、同時にそこには適さないショットが存在するという事になる。

こういう議論は、今までほとんどされた事がないように思う。

 

ドッピョはこれまで、より効率よく力強いショットを打てるフォームこそが本当だと思ってきた。

その本当のフォームを目指し、そのフォームを手に入れるんだ・・・と。

そのフォームになりさえすれば、全てのショットが上手くいくのだろう・・・っと。

しかしこうした事情を考えてみると、そうとは言い切れないのかもしれない。

 

世に言う 『正解は一つではない・・・』 の本当の意味は、こういう事なのかもだね。

正解は実は一つなのかもしれない。

各ジャンルに合わせてフォルムが一つに決まっていくように、正解は1つなのだ。

 

ただし、選択は複数ある。

どのフォルムを選ぶかという選択肢は、複数存在する。

そう考えてみると、頭の中にあった矛盾も紐解けてくる気がする。

 

打点を前に・・・は、強いショットを打つのには向いている。

しかしそれは同時に、リバースカットをおかしくさせる。

逆に、打点が横になっていくことで、リバースは綺麗に打てるようになる。

しかし同時にスマッシュの威力が実は下がっている(見た目では分かり難いだろうけど)。

 

そういう事なんじゃないのか?

フォームには語られることのない負の要素というのが、実はあるって事じゃないのか?

世間一般的には語られていない、そもそも気づいてもいない部分。

そこを穿り返してみると真実が見えてくるような・・・そんな気がする。

 

そして数ある選択肢の中から、どの正解を自分のものとして採用するのか。

そしてそれを選んだことによって、上手く打てないショットが出てくることを認めなきゃならない。

同じフォームから100点のショットが複数生まれる事はない。

 

m(__)m そんなことを悶々と考えています。