ミックスダブルスが興味深い | ドッピョのバドミントンブログ

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^^こんにちはっ

 

少し前からミックスの動画も見るようになりました。

東野選手のジャンピングスマッシュは見ていて気持ち良いしねw

 

一般的に、ミックスは男女間で打力に差があるため、戦略に方向性が生じますよね。

つまり、”相手の女子を集中的に狙え!” っというものです。

 

最初の頃は、なんかえげつないゲームだな・・・と思ってたんだけど。

いゃいゃ、よく知ればこれは実に奥深いゲームだと分かりました。

男子や女子のダブルスよりも学び易い。

 

例として、ミックスでは普通起こり得ない場面を2つあげてみます↓

↑これね。女子が正面の男子へ向かってロブやクリアーを上げることは、基本無い。

↑また、男子がクロス側の男子へ向かってロブやクリアーを上げることも、基本無い。

 

理由は分かりますよね。

そんなことをしたら、味方女子へ目がけて男子から最短距離でスマッシュが来るからです。

そして相手の女子も前衛に入ってきて、理想形のトッパンが出来上がる。

当然これは避けたい。

 

また、ミックスでは普通のダブルスでは見えづらい打力という概念も明確となってくる。

 

仮に、

男子の持つ打力が、1.2

女子が持つ打力が、0.8

1.2+0.8=2.0 で、これを2で割ると1.0

 

つまり、ペアとしての平均打力は、1.0となるわけね。

で、こっちの数字を上げたいのなら、男子ばかりに打たせれば良い。

そして相手の数字を下げたいのなら、相手の女子ばかりに打たせれば良い。

 

さらに、現実に打たれるスマッシュの威力も数値化して考えてみると。

打力だけではなく、打たれる条件も含めて考える必要があると分かる。

 

↓例えばこういう風に。

クロススマッシュなら威力はだいぶ下がる。

だから、やむを得ずロブやクリアーを上げるなら、味方の女子がいない側へ上げる。

これなら女子が苦しい立場にもならないし、ペアとしての均衡化も図れるというわけ。

つまり条件を含めて考えることで、男子と女子は全く対等に戦っている。

 

今さらっと書いたけど、これ↑は物凄く大事な考え方で。

これを頭に思い描いた時、ドッピョの頭の中にはピカ==ンひらめき電球!と光るものが奔りましたよっw

 

因みに、他の人はどう考えているのかな?って思い、ネットでミックスの話題も少し見たけど。

(^_^;) 正直、何を言ってるのかよく分からないものが多かった。

何て言うか、雰囲気というか気分で意見を言ってる人が多いね。

もっと論理的な話が見たかったのに、ほとんどが茶番理論だった;;

 

 

自分としては、、

”相手の女子を集中的に狙え!” ← ここから全てが始まると思ってます。

これには、反対意見があるのも知ってますが、ここが話の原点だと思うんだよね。

普段気づけなかった概念にもここから辿り着く。

 

普通のダブルスならどっちだっていいや・・・となる所が、ミックスだとそうはならない。

こうした事情と考えは、実は普通のダブルスにもあるんだと思う。

単にそれが見えづらくなっているというだけでね。

 

ミックスは女性が狙われて可哀想・・・だとか。

そういうのは、何も分かってない人の無垢な精神論だと思う。

狙われること自体には何の問題もない。

問題になるのは、辛い条件下で狙われることが問題なのだ。

 

甘い球が集まってくるなら誰だって大歓迎のはず。

狙われる=球が自分に集まってくる、それ自体には有利も不利もない。

どんな球が自分に集まってくるのかが肝であり、どんな条件で打たれるかがそれを左右する。

 

まだ公開できてないんだけど、ダブルス支配論を考察する上で。

ミックスの考え方はその基軸となるかもしれない。

” ペア効率 ” これこそがダブルスの本質だと、今でもそう思ってるんだけど。

具体的にはまだ纏まってないんだよね。

 

m(__)m ミックスダブルスがその突破口になる・・・そんな予感がしています。