ドッピョが考えるバランスとは | ドッピョのバドミントンブログ

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^^こんにちは


昨日の記事の最後で言葉に出した 『バランス』 。

この言葉の意味を、もう少し具体的に表現してみます。

(^o^;) ただ、これは結構難しいので自分の文章でどこまで伝えれるやら・・・。


さて、、そのバランスなんですが。
ドッピョが言う 『バランス』 は、一般的に人が日常の中で考えているバランスとは全く異なっています。

一般的に『バランス』と言われて人が頭に思い浮かべるのは、左右のバランスを取る・・・とか、体がフラフラしないようにバランスを取る・・・とか、まぁ色々あるとは思いますが。

そのイメージの先にあるのは、”ゼロ” だと思う。


つまり、どっちかに偏ることを避けて、中和するというイメージが多いですよね。

バドミントンで言うなら、ラケットのスイングをする時に体幹がブレないように反対側の腕を力が相殺するように逆方向へ動かす・・・とか、そういうイメージが多いと思う。


プラスの何かが生じたなら、それを相殺するようにマイナスの何かを作り出して、差し引きゼロにする。

そうすることでバランスが取れて、動きが安定する・・・。

たいていの人がイメージするのはそういう類だと思います。


(・_・;) でも、ドッピョが考えているのは、その逆なんです。

バランスして均一性を持ってしまったものを、偏った要素へと分離する。

つまり、着眼のポイントはどうすれば偏りを作り出せるのか?です。


しかし、この 『偏り』 という言葉を使っても、多くの人がイメージしている ”偏り” とドッピョが考えている ”偏り” はちょっと意味するところが違ってて。

昨日の記事の最後で「バランスを崩す能力」という言い方をしたけれど、これは語弊があったかも?


バランスを崩す能力っていう表現だと、動き出しを速くしようとして体の傾きを促すためにボディーバランスを崩す・・・っていう風にとられてしまうと思うけれど、ドッピョが言うところの ”偏り” と体を傾けるためのバランスの崩しは全然別モノです。


↓素早く移動するために体を傾けるバランス崩し・・・と、ドッピョがいう ”偏り” は違うものです。


ではドッピョが言うところの ”偏り” について、具体例を出しますね。

【例】 - お風呂のお湯の温度 -

お風呂の適温が40℃だったとして、それが30℃に冷えたら追い炊きをして温度を上げると思います。

30℃じゃぬる過ぎて入ってられないですから。特に最近はもう寒いしw。


しかしここでちょっと考えてみるんです。

30℃で均一化してしまったお湯を、一時的にせよ40℃のお湯と20℃の水に分離するような術はないのだろうか?っと。

分離してもすぐに混ざってまた30℃に戻ってしまうかもしれないけれど、お湯を利用する間だけでもそれが可能なら、追い炊きの必要性はなくなるわけです。

そして40℃にした方のお湯だけを利用するというわけ。

勿論、一般常識的にそんなことは簡単には出来ませんが、理論上は考えられる話です。


↑この例は、ドッピョが考える ”偏り” の一例に過ぎないですが。

これに類似するような現象は日常的にも現実に起こってますし、意図的に起こすことも可能です。



今度はバドの具体的な例を1つ上げると、『リアクションステップ』が良い例になると思う。

一瞬軽く跳んで着地と同時に動き出すというアレです。

もしくは、跳ばずに腰を一瞬落として踏ん張りと同時に動き出すというやつね。

プレローディングジャンプ・・・とも呼ばれてると思います。


このリアクションステップは、バドに限らず多くのスポーツで使われている技術だと思いますが、これもさっきの話と直結する良い例です。


^^ここでちょっと空想実験の世界に入るんだけど、、


ドッピョの今現在の体重は約70kgありますが(←これ本当w)。

自分が跳びはねることによって、この体重は100kg以上の効果も発揮するし、逆に0kgにもなります。

体重計の上で跳びはねればメーターが振れるのでそれが分りますよね。

(※人間本来の体重は勿論変わりません)


←こんなイメージ?


それで、リアクションステップは、この増減効果を利用して足の接地力を高めることを利用しています。

(その他にも足の筋肉でSSCに関する効果も発生していますが)


ここで注目してもらいたいのは、ドッピョの体重70kgが一時的にせよ100kg以上の効果を生む点です。

これが ”偏りを作り出す” という意味なんです。


つまり、ドッピョが考えているバランスというのは、元々ある均一化した状態を崩して本来持っている能力を一時的にせよ大幅にアップさせるように偏らせる技術のことなんです。


ただし、森羅万象のことだけに、そう何でも都合よくことが運ぶわけじゃありません。

さっきのお湯の例でもそうですが、偏りを持たせることに成功しても(40℃と20℃に分けることが出来ても)それはすぐに元に戻ってしまうんです(結局混ざって30℃に戻る)。


だから、これが出来るのはわずかな時間だけです。

リアクションステップの話で言うと、着地した瞬間は足の接地力が高まって床を強く蹴り出すことが出来ますが、逆にその一瞬前には体が浮いて接地力を失う瞬間が必ず生じてしまいます。


↑体重計の上でビョンビョン跳びはねればメーターがグリングリン動くので分かりますよね。

つまり、プラスとマイナスの関係は当然ながらあるんです。


体重70kgのドッピョは、一時的に100kg以上にもなれば0kgにまで落ち込むことが出来る。

しかし、跳びはねることを止めれば、本来の70kgに戻るというわけ。


一時的な能力アップは、一時的な能力ダウンによって得られる・・・そんなイメージでも良いかも。

(※お湯の話で言うと、40℃のお湯を得るために20℃の冷たい水が生じるのは避けられない話)


ただ、リアクションステップの例を見ればわかる通りですが。

相手がシャトルを打ってくる直前の待ち時間に、能力ダウンするタイミングを持ってきています。

時間にしたらコンマ5秒くらいの時間だと思いますが、この間は体が浮いてしまって足の接地力はほぼ失っていますから俊敏な動きは出来ませんが、でも関係ないですよね。


そして能力アップが得られる瞬間を相手がシャトルを打ってくる瞬間に合わせているんです。

これが ”偏り” の意味するところです。

(※つまり、40℃のお湯の方を上手く利用しているというわけ)


^^どうでしょうか、

ちょっと分かり難いかもしれないけど、考え方は少し伝わってきたんじゃないでしょうか。


以前記事にしていた「バックハンドのSSC」の記事がありますが。

SSCにもこれとよく似た一面があります。


あの記事では、回内と回外の2つの力をぶつけあって運動の開始に「待った!」をかける・・・という話でしたが、回内と回外はプラスとマイナスの力でありそれらがぶつかり合っている状態は明らかにバランスが偏った状態です。

もし、ぶつかり合いによって力が相殺されてしまってるとしたらそれはバランスゼロの状態ですが、この場合は相殺してるのではなくて力の均衡は実は破れています。

運動の開始に「待った」がかかってるので勘違いし易いんですが、「待った」をかけていられるのは僅かな時間の間だけで、力の発動タイミングがズレているだけなんです。

ただ、傍から見ている人にはバランスゼロの状態にしか見えないかもしれません。


(ノ゚ο゚)ノ こうした働きこそが、ダイナミックな動きの中でのバランスというものじゃないだろうかっ。

スポーツで語られるバランスというのは、こうした奥深いものだと思う。

決して、右手を動かしたら左手も・・・とか、いや勿論そういう話だって基本として大事だけど、そんな話をいくら聞いても胸は躍らないし感動もしない。


昨日ご紹介したオートバイの本なんて、もっともっと凄いですよw

人間の体にかかる重力や遠心力を縦・横・上下の成分に分離して考え、前輪と後輪へ適宜都合良いタイミングで振り分けるという・・・目から鱗な内容です。

ヽ(゚◇゚ )ノ ドッピョが言うアグレッシブな技術論とはこういうものなのだぁ~~~~っ!w


って、、オートバイの話は別にいらないか・・・;;



で、、バドミントンのフットワークにこれを応用する際、じゃあ何をどうするのか・・・ですが。

m(__)m まだ具体的な方法論はまとめ切れていません・・・(ぉぃw


(^o^;) いゃ、だってまだ研究途中だから・・・w


(*゚ー゚)ゞ しかし、いつのタイミングで事を起こさなければいけないのかだけは、既に分かっています。

当然、それは動き出す直前です。


相手がシャトルを打ってくるのを、ただ眺めているのではなく・・・その瞬間できることがある・・・はず?

何処に打たれるかは分かりませんが、打ってくるタイミングはだいたい分かりますよね。

そのタイミングに体の動きが増すような何か・・・そのための先行動作が鍵を握っている・・・という話。

リアクションステップはその一つですが、それ以外にも何かしよう・・・ということです。


シャトルを打たれてからの動きのパターンというのは、せいぜい数種類ですから。

そこに更なる工夫を盛り込む余地はあるはず。


どうでしょう、何となくつかめて来てますでしょうか。

さらにラウンドの話に言及すると、ラウンドを打つ時の動きっていうのも既にだいたい決まってますよね。

だったら、その動きを機敏に出来るような何かの仕掛け・・・動きのギミックを直前に仕込むというわけ。


^^こうした考え方は非常に面白いです。

バランス状態、つまり中和ゼロの状態・・・それは ”無” とも解釈できる。

無の状態からプラスとマイナスの反するパワーを創り出して(偏りを創る)、放っておくとそれらは相殺してすぐに消えてしまうけれど、使い手によってそれはある程度のレベルでコントロール出来るということ。


第三者の目には何もしてないように見えても、本人にとっては体の内部でプラスとマイナスを発生させて、それぞれを違ったタイミングで発動することが出来るということなんです。
そして、マイナス面だってプレーに上手く活用する術はきっとあるし、プラス面はそのまま有利に活用できる・・・というわけ。


● アニメなんかじゃよくある話で、、

ドラゴンボールでは、必殺技を出す直前に ”気” を溜めなきゃならないですよね。

元々持ってる”気”は本人のもので普段は平常状態(バランスゼロの状態)だけど、必要な瞬間に集中させて(偏りをもたせて)技を発動する。

発動した直後は一気に気が減って、やや不利な状況に陥る。

気の溜め具合というのは、その人物でしか推し量れないもので普通の人は傍から見ても分からない。


● チョロQは、走らせる直前に後ろへギギッと引いて内部のゼンマイを巻かなきゃいけないですが。

ゼンマイはチョロQの内部に持ってる仕組みだけど普段は巻かれていない(バランスゼロの状態)。

走らせる直前には、それを引いてゼンマイを巻いて内部にエネルギーを蓄えておく。

事前に引いておく作業がマイナスで、その後で走らせることが出来るのがプラスです。

しかし、ゼンマイが巻かれた状態かどうかは、第三者には見た目では分かりません。


↑これらの例は、またちょっと違った意味合いも含まれてますが、


要するに、事が起きてから動きを開始するのではなくて、その直前から何かが出来そうだ・・・という話。

シャトルを打ち返されてからラウンドの動きを開始するのではなく・・・ということです。

第三者の目には分からなくても、本人の体の中では先行的に何か仕込めるんじゃないの?って話。


(*^o^*)ノ さて、ここまでが今現在の研究でたどり着いている地点。

もうちょっと自分なりに色々と試してみます。

m(__)m 長話にお付き合い頂き、お疲れ様でごじゃりました。