Back to The Roots | Tomoya Fukuchi's Official blog

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音楽、楽器のことやら普段の活動やら....を中心に書いています。

迷いに迷っていた機材のことが少しずつ整理できてきたかも。。。

 

エレキギターを始めた13歳の時のこと。

初めてエレキギターに触れた楽器店の店員さんはBluesmanだった。(笑)

その頃、学校ではアイドル以外だとオフコースや佐野元春、サザンオールスターズなどの邦楽とディープパープルなどのハードロック、クラッシュのようなパンクとかも流行っていた。

その楽器屋さんには、個性豊かな店員さんがいたなぁ...。

 

そして、初めてエレキギターで覚えて弾いた曲は、その店員さん(石井さん)が教えてくれたSweet Home Chicagoだった。
映画Blues Brothersのクライマックスでも使われていて知っていたんだけど、好きな曲だったけど、学校でBluesの話をしても会話にはならず...。(苦笑)


 

そんなこんなで13歳ながらBluessmanとして出発したわけだけど、その後Funkに衝撃を受け、カッティングばかりを弾いて長い月日を過ごしたんだ。

 

で、50歳を過ぎたころから音の好みが変わったりして機材を物色していたんだけど、その中で感じたことがあった。

結局はBluesなんだなぁと思った。

最近、聴いていて落ち着くのも、Bluesだったり、Rhythm & Bluesだったりする。

 

これを気づかせてくれたのは、今のメインギターを作ってくれたAki's Guitar Shopの勝見くん

彼は中途半端に揺れているオレの心を見透かして、鋭く指摘してくれる。

そのおかげもあって、機材やサウンド面はなんとなく現状の着地点が見えてきたかもしれない。


流行りのサウンドだったり、いかにもHi-Fiっていうサウンドを出したいと思って迷走した時期もあるけど、しっくりくるのはBluesなんだと思う。

元々ギタースタイルがいなたいから、洗練された音は似合わないか...。

やれ歪みがどうだ、コーラスはあれだ....とかいろいろ思っていろいろ買ったけど、回り道をしてやっと少し先が見えてきたかも。

もちろんこれで終わりではなくて、また新しいサウンドやエフェクターに目移りすることもあると思うけど、(50歳過ぎて)やっとなんとなく傾向が分かってきたかな。

こういうのって、

周りの人に助けられながら、教えられながらずっと続いていくのかな。

振り返ると、局面局面でいろんな方々のお世話になっているね。

オレも誰かの人生にとってプラスになることをできていたら嬉しいな。

 
いろんなサウンドを出すにもまずは自分の音が無いとダメだね。

そしてそれは良い音でなければならない。

 

そうそう、オレのエレキギターの進むべき方向を決めた石井さんは、水戸のClapっていう楽器屋さんをやってます。

 

 

もうしばらく会ってないなぁ...。

間に合えば年末くらいには会いに行きたいな。