【チェインブレイン】登場人物紹介 | dopeⒶdope blog

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【dopeAdope】
森大・林修司・山崎雅志・長谷川太郎・ウチクリ内倉
の5人の俳優と作・演出の広瀬格による演劇ユニット。
こちらは、そんなdopeAdopeの活動をお知らせするブログです。


天岸刹利(あまぎしせつり)……山﨑雅志
様々な事件を解決してきた小説家探偵。妙に古臭いものに囲まれているが、彼が生きるのは現代。天然のハードボイルド風時代錯誤野郎。小説が売れず貧乏なので探偵業を辞められない。自身とは逆方向の、荒唐無稽なドタバタ小説を
書く一応プロ作家。

九鬼朱鷺子(くきときこ)……永井幸子
没落した名家、九鬼家に最後に残されたお嬢様。山奥の古い屋敷に使用人と暮らしている。昭和ミステリー風様式美と謎に包まれている現代人。天岸刹利のファンで、貧乏人の彼に高額の依頼を出し屋敷に呼び寄せた。「先生」を応援する為何でもする所存。

倉井弘蔵(くらいこうぞう)……森大
九鬼家の使用人。不器用で愚直で古風な男。朱鷺子の世話から、屋敷の雑務全般までをすべて1人でこなしている。その意味では器用な男。お嬢様の命令は絶対であり、命令は過剰に解釈され実行される。現在に至るまでの様々な命令
が彼を怪物にした。


粉川朋也(こがわともや)……長谷川太郎
小説家になりたかった脚本家。便利な脚本家としてそれなりに重宝されてきたが望む評価は得られていない。欲張りで小狡いが意思が弱い。いつも面倒事に巻き込まれてきた。今度こそ小説を書いてやろうと友人の作家実森の仕事場に
来た。浅はか。

村瀬泰史(むらせやすし)……畑中智行
硯川出版の社員。野心家だがそれがアダとなって失敗続き。執念でベストセラー作家実森の仕事場を特定した。会社では無能の代名詞として辞書登録されている。努力の方向は間違えるが、そこに他人を導く勢いがある。彼は人生の方向音痴である。

氷雨早枝(ひさめさえ)……田中日奈子
村瀬の部下で編集者。有能で堅苦しくてクソ真面目。感受性が滅亡している精神的メカ女子。意見は適切にはっきりと。上司の命令が不可解でも絶対厳守。作家の執筆を全力でサポート。氷雨早枝は有能だったが、残念なことに就職先
を間違えた。

実森康祐(さねもりこうすけ)……林修司(voice Act)
多作ではないが、そのすべてが映像化・漫画化するという超売れ線小説家。簡単に仕事は受けない。編集者にすら直接会わない。その徹底ぶりから出版界隈では実在すら疑われている。友人である粉川に仕事用マンションを好きに使っ
てと貸した。


丸橋諒(まるはしりょう)……ウチクリ内倉
小説家。普通の一軒家に妻と2人で暮らしている。考えすぎて勝手に行き詰まるタイプで妻のアシストが必要なウザい物書き。この3年間一文字も書いてない。平凡で常識的だが、中身は頑固で非常識。古臭いミステリー風の小説を書
いて売れた。

丸橋晴美(まるはしはるみ)……水崎綾
小説家丸橋諒の妻。出版社で働いており、そこで10年前に丸橋と出会い結婚した。丸橋の理解者で一番の愛読者。夫が仕事に詰まればその精神を持ち上げ突き落とし拾い上げて再び戦場に放流する。3年前病が発覚。退職し闘病生活。現在入院中。

渡辺薫(わたなべかおる)……増田裕生
フリーのデザイナー。丸橋の小説の装丁を担当してから10年。親友に昇格した。ドライな性格だったが親友のせいでウエットに。少年漫画と海外ドラマが好物で仕事以外で小説は読まない。ミイラ取りとして登場ししっかりとミイラ
になる男。

牧野将暉(まきのまさき)……三上俊
黒衣の不審者。丸橋晴美のために行動している。3年前に短期間だけ晴美の同僚だった。妙に物知りではっきり意見を言う。状況と目的によって作り上げられた後天的ツンデレ。彼は何者でもないし、何者にもなれる。そして几帳面で綺麗好きだ。