■大人数でキャンプ。日帰りBBQ編Ⅸ


オートキャンプサイトの盲点

我々は関東・関西・東海を中心に活動しているワケだけど、オートキャンプサイトにもいろいろある。

自分たちのスタイルがデイキャンプなのか、フルなのか・・でも違ってくるけど、そのオートキャンプサイトの盲点は、ずばり「自動車が出せなくなる」という事態。

都会の方が沢山来るオートキャンプサイトは区角もしっかりしていて、管理、誘導もキチっとしてくれる。


しかし、田舎の山間部に観光目的で建設されたオートキャンプ場は、驚くほどテキトー。



だってエリアが広大だもの。だからデイキャンプを楽しもうと設営して、いざ夕方解散となった場合、他のキャンパーの方のテントやタープで自動車が出せなくなる事がある。



都会の人には「そんなことあるの?」て驚くかもしれないけど、田舎では当たり前のように起きる。


そもそも区画がテキトーなんだから。それでモメてもキャンパーだって我々が夕方撤収かどうかなんて知ったこっちゃない。言われたエリアで設営したまで。

万が一そうなった場合は事情を説明してテントを一旦どけてもらうしかないけど、(張り縄を外してもらうだけでOKが大半だけど、それも迷惑かけるので)

そういう事態が起きる・・と知っていれば、設営する場所をあまり奥にすることはない。


意外と便利なホース

ホースなんて何に使うん?


オートキャンプ場では簡単な「共同流し」が設置されている所も多い。




このホースが大変便利。

クーラーBOXやウォータータンクは流し台には乗っても蛇口が届かない事が多い。

例えばクーラーBOXに水を溜めたい時や、サイトのキッチン用ジャグなどタンクに水をためたい機会は意外に多い。

蛇口が届かなければボウルやヤカンでリレーすることになる。ああ面倒くさい。

そこでホースの登場!!

1.5mもあれば十分。口径はおおよそ汎用的な15mm。これで大抵はなんとかなる。

邪魔にはならんだろうで、忍ばせていきたい一品。


幹事さんが独身の(子供もいない)場合

幹事サンが独身者でお子様もいらっしゃらない男性の場合・・・いや、決して差別しているのではないのですが、私も20代の頃も独身でいながら大人数アウトドアの幹事を務めさせていただいておりました。

もちろん参加者にはお子様連れファミリーも参加いただいておりました。


こんにち私も子供が居るようになりますと、同じように幹事をさせていただいても、今まで気がつかなかった事がたくさん見えてきます。


思い返すと当時は至らない幹事だったなーと反省しております。

もしこのサイトを読んで頂いている幹事様が独身男性の方で、もし、参加者にお子様連れのファミリーもいらっしゃるのでしたらぜひご一読下さい。

・イスは人数分あればOKではない。地べたでゴロゴロできるスペースの確保を。もちろん日差し対策も。

・開催地は管理の行き届いたオートサイトかフリーサイトで。天然の河原などは極力避ける。

・家族連れの方はチャイルドシートなどで車が一杯。機材や買い物の依頼は避ける。

・火傷に注意する。パパママに注意しとく。


・食器類を清潔に。


・ウエットティッシュ、ティッシュペーパーを十分に。


・野外でも煙草の吸う場所を決める。子供エリアで煙草を持ってウロウロしない。また空き缶灰皿は絶対に禁止!!誤飲の危険がある。


・お湯が沸かせる装備を。粉の飲み物や食べ物を溶かしたりするので。


・清潔な飲料水を持参する。ノンカフェインのシンプルなお茶なども充実させる。


・キャンプならバンガローを1棟でもいいのでおさえとく。(たとえ使わなくたっていい。保険と思おう。夜泣き、発熱対策)


・子ども用の食べ物を相談する。最近はアレルギーも多いし。


・天気予報が芳しくなければ、中止、撤収する勇気を。


・ファミリーの方は早期撤収が多い。自動車を出しやすい駐車位置で。


などなど、考え出したらいろいろあるのですが、基本、ファミリー参加のご家族に事前に相談して、準備してほしいものなどを聞いておこう。


参加者全員が気持よく帰っていただきたいのでね。





サイトレイアウトを考える。


サイトレイアウトを考える。自分たちのスタイルに合わせた、快適に過ごすためサイトレイアウトでOK。正解も間違いもない。自分たちのスタイルで決めるのが良い。


しかし、これだけは重要視しよう「風の向き」。



今回、我々が考慮したのは「子供の動き」「大人数のまとまり」です。


もちろん料理(調理)をメインにした宴会スタイルなので、このレイアウトで決まりだ。(デイキャンプ)



4区画おさえるのがデフォルト。