前回、専門外来を受診したことを書きました。あのときは「診断がついた」ということに、正直ほっとした部分もありました。名前がつくと、なんだか進むべき道が見えた気がしたのです。

 

でも、あれから何度か通院するうちに、少しずつ違和感が積み重なっていきました。今日はその違和感について、正直に書き残しておこうと思います。

まず、診察のたびに先生のお話が微妙に変わることが気になり始めました。初診では「ブルーライトやコンテンツによるドーパミン中毒」とはっきり言われたのに、次の診察では同じことを聞いても少し歯切れが悪い。「まあ、そういう傾向はありますね」というくらいのニュアンスになっていて、以前ほどの確信を感じられませんでした。

 

それから、治療方針についても具体的な説明がほとんどないことに気づきました。「一緒に頑張りましょう」という言葉はとても温かいのですが、実際にこれから何をどう進めていくのか、見通しがまったく見えてこないのです。私は専門的なことは分かりませんが、せめて「今後どんな検査をして、どんな段階を踏んでいくのか」くらいは知りたいと思っています。

 

正直に言うと、あの日々の中で私は藁にもすがる思いで、最初に出た言葉をそのまま信じてしまっていたのかもしれません。「ドーパミン中毒」という言葉は、どこかで私自身の気持ちを軽くしてくれる言葉でもありました。「私のせいじゃない」「原因がはっきりしている」——そう思わせてくれる分かりやすさに、私は飛びついてしまったのだと思います。

 

でも、息子の様子を思い返すと、それだけでは説明がつかないことも多い気がしています。学校に行けなくなったこと、部屋にこもりきりになったこと、名前を呼んでも反応がなかったこと、スマホを取り上げようとすると激しく取り乱すこと——これらすべてが、本当にひとつの言葉だけで片づけられるものなのだろうかと、今更ながら疑問が湧いてきました。

 

思い切って、夫にもこの違和感を話してみました。夫も「たしかに、説明を聞いていても釈然としない部分がある」と言ってくれました。二人で相談し、一度、別の医療機関でしっかり診てもらう「セカンド・オピニオン」を取ることに決めました。

 

ただ、実際に調べ始めてみると、思春期・青年期の専門外来はどこも数か月待ちで、予約すら取れないところがほとんどでした。電話口で「今すぐ診てほしいと言われましても……」と、事務的に断られることが続き、正直、心が折れそうになりました。大きな病院ほど、順番を待つことが当たり前で、目の前で苦しんでいる息子のことを、誰も本気で急いでは考えてくれていないように感じてしまったのです。

 

「病院」という枠組みの中だけを探していて、本当にいいのだろうか。そんな思いが、少しずつ大きくなっていきました。同じような悩みを抱えるお母さん方が集まる掲示板やSNSも覗いてみるようになり、病院以外にも、民間で回復をサポートしている場所がいくつもあることを知りました。

正直、玉石混交だとは思います。それでも、待ち続けるだけの時間が、今の私たちにはもったいなく思えてしまうのです。

 

次に何か良い情報が見つかったら、またここに書き残していこうと思います。同じように「病院の説明にどこか釈然としないものを感じている」という方がいらっしゃったら、ぜひコメントで教えてください。

 

20XX/5/23