大病をしても | ふなのハッピーブログ

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先日来、何度か旅行に行きまして、、、、。

私は自然や水のきれいな所が好きなので、いきおい川原を歩いたり、川に沿って歩いたり、ハイキングをしたわけです。

同年代の方と歩いてみて、私がかなり体力があることがわかりました。

他の人と比べてみると、よくわかるじゃないですか?


私にとっては、「嘘でしょ?」というくらい、驚きでした。他の人は、体力的に歩けないのです。

2年前は、寝たきりに3か月なっていた私です。歩くこともほとんどできませんでした。トイレに行くぐらいです。車いすを使っていました。

お風呂にも3か月くらい、お湯にすっぽり浸かることはできませんでした。心臓が苦しかったからです。

椅子に座ることもできず、文字を読むこともできず、関節の節々が痛くて、いわゆる「廃用症候群」になっていたと思います。

治療後1年は、味覚もなく、水分が飲めず、脱水になり、尿の量は普段の半分から三分の一くらいになり、体重も白血球も減り続けました。

ですから、治療が終了してからの1年は、本当に生きているのか死んでいるのかわからないような体調でした。

ところが、私は全然安静にしなかったんですね。たとえ、フラフラしていても、歩けることがうれしかったし(近所の人からは奇異の目で見られましたけど)、「白血球が少ないくらいナンボのもんじゃ」と思っていました。だから、感染の恐れがあったかもしれないけど、出歩いてばかり。毎日、出歩いていました。そのうち、遠出がしたくなってきて、お医者さんにも聞かないまま、抗不安剤をやめちゃって、車の運転を始めました。車が運転できたら、QOLがビュンと跳ね上がりました。


その私が今の元気(体力)ですからね。車で行きたいところに行っています。そして、好きなものを食べています。


大病をしたって、この元気!(私のこと)

大病をしないのに、あの体力のなさ!(他の人)


私は不思議で仕方がありません。健康にあぐらをかいていたら、体力は確実に落ちていきます。高血圧の人は、高血圧の人なりに体力をつけてください。糖尿の人は、糖尿の人なりにできることがあるはず。そして、がんになった人もね。

歳をとると、気を付けるかどうかで、差がついてくると思うのですが。

写真は、紅葉の十和田湖畔です。


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