関カレレースレポート2年乗松 | Doo-Upのブログ

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お久ぶりです。2年の乗松です。関カレのレポートです。
まず初めに、阪田さん、西條、インカレ出場おめでとうございます!!!!応援してます!!


以下本題。
《前日まで》
正直言って、自信は全然無い。年末に足をがっつり怪我して、そこから「トライアスロン以外のことに専念しよう」と思い、6月初旬までは気休め程度の練習しかしなかった。
3週間前になって時間を取れるようになってからは、スイム、バイク、ランと毎日練習していたわけですが、体を戻すので精一杯。特に忙しかった時期に3,4キロ落ちていたので、その落ちた体重を戻すのにも苦慮した。
そんなことは言いつつ、言い訳しててもカッコ悪い、去年よりは15分は上げよう!!と決意して、レースへ臨んだ。


《リザルト》
swim:25:57(127)
bike:1:15:11(231)
split:1:41:01(197)
run:46:32(204)
Total:2:27:36(204)←去年と同じ順位(泣)


《当日競技前》
「なんか僧帽筋と三角巾とふくらはぎが痛い」っていう感覚が前日から相変らず残ってたものの、競技が始まれば気にならなくなるだろうと思い開き直る。恐らく金曜に泳いだ疲労が溜まっていたのだと思われる。
しっかり前日から補給は出来ていたし、ストレッチも入念に行い、今回は攣らないだろうと自分に言い聞かせる。
ただ、一時間前にゼリーを一袋飲んだが、それが腹にたまっている感覚を抱きスイムへ。これが良くなかったというのは次回以降への教訓になるでしょう。

《スイム》
長めのアップを取った方が自分は良いと分かっていたので、入水チェックの時間を有効に使おうと思ったが、遅刻。あまり泳げずちょっと不安に。
スタートは真ん中中央。スタート直後からバトルに巻き込まれ、自分のペースをつかめない。顔を挙げる回数も増え、自分のペースが保てない。またアップが足りなかったために、肩が変に張るような感覚を抱き、後悔しながら泳ぐ。タイムに要因としては、顔を上げる回数が多かったことに尽きる。他人に進路を妨害されながらのスイムは、ペースも乱れるし余計な体力も使うので、かなりのフラストレーションだったので、今後場数を踏んで慣れたいと思います。
またダッシュの練習をほとんどやっていなかったので、1周目の時点でかなり疲労が溜まっていたが、ストロークのピッチを落とさないように何とか泳ぎ切りました。
記録は25分台と微妙でしたが、練習量からしてみれば当然か。自分がしてた練習も、中高時代の練習ノートをみたら中2の頃より遅いじゃないか、と家に帰って思ったのは残念。

《バイク》
去年よりは、まだマシかなと。予想とあんま変わんなかったです。
とりあえず、備忘録としてバイクへのトランジで飛び乗り損ねたことは反省材料。
1周目では特に、体が冷え切っていて足が回らなかった。
またゼリーが効いてきたのか、1周目から右わき腹が痛くなり、バイクの乗車姿勢が辛かった。結果下りは42km/h,平地は30km/h,上りは25km/hと惨憺たるもの。
あとランへのトランジで速度が落ちてしまったのは反省。全体として、もう少し追い込めたのかなっていう印象でした。

《ラン》
去年は攣って大変だったのですが、今年は全く攣らなかった。圧倒的成長を感じつつも、今年は右わき腹が猛烈に痛い。足の疲労感を感じつつも、去年よりは状態が良く、走り始めで42分くらいいけるか、と思ったものの、やはり腹の痛さでスピードが全然上がらなかったのは悲しかったです。呼吸も辛い。とりあえず立ち止まらないようにしながらも、息も切れ切れに悶えながら進みました。2週目の後半に入り、痛みは少しマシになったものの、数人抜かすことで精一杯。
ランに関しては去年を超えるだろうと思ってただけに残念です。


《反省》
反省点は枚挙に暇がありません。
精神的な部分では、非常に中途半端だったと思います。3週間の練習で去年の自分から10分上げたと言えば聞こえは良いものの、関東200位という結果に直視しなければならない。つーかちょうど10分タイム上げたのに、順位が去年と全く同じってなんなんでしょうか。
試合前の心理状態としては、非常に落ち着いており、楽しみつつもいい具合に緊張感を感じる状態はむしろ心地よかったし、純粋にトライアスロンでいいタイムを出したいという気持ちは高まるばかりだった。それだけに自分はトライアスロン以外に集中するんだと決意したくせに、やはり二兎を追ったからには二兎を得たかったなと試合後思ってしまいました。トライアスロンをやるからにはインカレを目標に、また別のことをやるからにはそちらに全力で、今後どうしていくかは分かりませんが、今後の自分の行き方を考える上でいい経験になりました。
体力的な部分では、自分の実力をしっかり把握できた点非常に有意義なレースでした。スイムでは、筋力持久力の底上げ、バトルに負けないスプリント力、また速度を落とさないヘッドアップの体得など、今後タイムを上げる上で良い指針を得られました。また後ろにバイクがあることを考えたとき、足の疲労を抑えるためにとキックを2ビートで行ってきたが、今回は逆にそれがあだとなり、足が冷えて動きにくくなってしまった。これも今後の反省材料。バイクについては練習量が如実にタイムに表れることを痛感しました。やはり下半身の筋肉量が少ないこともさることながら、上半身の体幹が弱くなっており、そこの部分の強化は不可欠。またローラーに乗って、自分にとって良いケイデンスみたいなものも分かってきたので、ケイデンス対応のサイコンも買えたらいいですね。ランは経験、練習共に足りていなかった。試合後安藤さんに腹部が痛くなった際の走り方を講釈して頂きましたが、そういった部分まだまだ知らないことが多いのかなといった印象。今までランの際にはくるぶしが痛くなったりしていましたが、繰り返し負荷をかけて体を慣らしていきながら、体のメンテナンスも行っていけば、そうした痛みを克服できると分かったことも大きな収穫でした。また、試合前の練習の時点でキロ4ペースを回れなくなっていたのは明らかに不味かった。
トライアスロンは早くなればなるほど発見(反省)のある面白いスポーツなのかもしれませんね。


《まとめ》
レースは楽しかったし、皆さんとこの経験を分かち合えたことを非常に幸せに思います。また大会に際して、宿泊の手配、運転等して下さった先輩、同輩には感謝してもしきれないです。そして普段練習参加していなくて申し訳なかったです。また沿道で応援して下さった方々、大会の運営に従事して下さった方々に厚く御礼申し上げます。

別のことに全力を傾けていたつもりでしたが、やはり出場してみると微妙なタイムを出してしまったのは、滅茶苦茶悔しいです。二兎を追うなら二倍努力しないといけないですね。