Q
結婚披露宴が、過去を振り返る会になっているような気がします。結婚披露宴は、自分の伴侶を大切なゲストに紹介し、今後のお付き合いをお願いする場だと思っています。だから、新郎新婦紹介とか、職場や学生時代の友人からのスピーチで過去のエピソードを話すとか、生い立ちビデオを見せる、というようなことは、「伴侶がどんな人なのか紹介する」ということで納得しています。でも、何だか、過剰に感動的にしようと演出しすぎて、紹介ビデオというよりは、「回顧録」みたいになっている気がすることがよくあります。ゲストの涙を誘わなくちゃ、みたいな。何だか、故人の生涯をふりかえっているような気になってくることもあります。そう考えると、結婚式とお葬式の内容って、似るんでしょうか。先日、職場の人が「学生時代の友達が結婚するので」と、会社の休み時間に、「その友達をメインに置いた大学時代のスナップアルバム」を作っていました。ちょっと分かりませんでした。結婚するというのに、なぜ、大学時代の思い出アルバム?その子のお葬式なら分かります。大学時代の娘さんはこんな風でしたよ、とご両親に差し上げるというのなら。でも、結婚式って門出を祝ってあげるものなので、もっと未来につながるようなプレゼントをしてあげたらいいのに、なんて思いました。私は考えすぎなんでしょうか…。
A昔、我々が生い立ちビデオをはじめた時、媒酌人が減ってきていた。よく、新郎の何とか君は〇〇学校を優秀な成績で。。。といったあれである。そうすると新郎新婦を出席した人に紹介するという意味あいではじめた。当時はビデオでなくスライドで写真にあわせて司会者が紹介していく形式だった。それが機材の発達により、ビデオにも効果(ワイプ、エフェクト)が加えられるようになり、ナレーションを入れ、ひとつの作品として作れるようになった。しかし、最近はPCの発達により、手頃な値段で編集ができるようになり、友人制作のビデオが圧倒的に増えてきた。映像制作は基本的に引き算の作業といっていいと思う。いかに削って簡潔に表現するか。友人が作るビデオはよく作ってあるものが多いが相対的に主観がたっぷり入っている場合が多い。例えば新婦友人が作るビデオでは新婦と自分達の写真をたっぷり入れて制作されていたりする。しかし、新郎側の写真がいっさいでてこず、場はしらけていても本人達は感動しているなんて事がよくある。