息子がお勧めの作家さん、梨さん。
ネットから人気が出た作家さんらしい。
今流行りのモキュメンタリーホラー。
そーいえば、
今年の夏、都内でやった
梨さんプロデュースの「行方不明展」は、
ソールドアウトで行けなかった。
そしたら、今、名古屋で始まったらしい。
行こうかな………どーしよー
名古屋、遠いなぁ…
(本の概要) Amazon からコピー。
「██高校三十一回生、出席番号二十三番。私は、怪異に、宣戦布告します」
今までの怪談小説をくつがえす、新感覚のホラーモキュメンタリー
文芸部の片隅で見つかったUSBメモリ。
それは、ひとりの男子学生の「死」に関する情報を集めた不気味なものだった。
その男子学生の死因は「自殺」。
ただ、発見現場には数々の不可解なものが残されていた。
睡眠薬の錠剤とともに床に散乱している、びりびりに破かれたおふだらしき何か。口内に絡みついた彼自身の髪の毛。それらの痕跡は、まるで恐怖に苦しんだ結果、超自然的な儀式に手を染めたかのようで───
文芸部で発見されたUSBメモリ、新聞部の校内記事、合唱部の変遷レポート…etc.
筆者がある高校から収集した、一見無関係な情報から浮き上がる”真実”とは。
――これは青すぎるほど青い、とある「なけなしの救い」の物語。
以下は、ネタバレ注意。
モキュメンタリーは、前半。
後半は、一人称?の学園モノ、青春小説。
大したことないようで、地味に、
ゾワゾワ、本当に怖い………。
で、青春小説だから、
読了感は、清々しい………のか??
いや、どーだろ………汗。
そして、私には、語彙が少し難しいかった。
(勉強になりました……)
でも、難しい語彙使いがちな高校生っぽさが、凄くでてた(笑)。
趣味で小説書く、文芸部の子とかって、
こんな感じだった気がする。
あと、「精一杯ヒビらせてこいよ。」
ってセリフも、若い、高校生って
感じで好きかも(笑)
「恐怖」が、人によっては、
セラピーや救いになるってのは、
考えたこともなかったから、新鮮でした。
タイトル回収、
小説の表紙イラストの回収、もあります。
usbの中身が
バーコードのリンク先にあるのも、
面白い。
あと、Amazon のレビュー等によると、
表紙の裏に、エピローグ的のもの
があるらしい………
図書館で借りたから、読めなかった涙。
こーいうのは、ちゃんと購入した方
の特典なのね………。