10月に東博の特別展、「やまと絵」
見てきました。
評判どおり、凄い良かった♥
土日は完全予約制。
面白い(?)ことに
空いてて今すぐ入れるの状態でも、
ゲート窓口ではチケットは買えない。
この場合、窓口の目の前で、
スマホでオンラインでチケットを買う(笑)。
システム上仕方ないのかもしれないけど、
不思議な感じ(笑)。
まずは、お庭でバインミーのランチ。
ホント、美味しかった!!
また食べたい〜。大原御幸図屏風。
平家物語の最後のお話。
長谷川等伯の長男、久蔵の数少ない作品。
26歳で早世。
狩野派暗殺説なんかもあります。
等伯の有名な松林図屏風は、久蔵の死の影響を受けて画風がそれまでとは変ってるとか。
それから、常設展示でも、寒山拾得

武漢禅師。
寒山と拾得の師匠で、トラ🐯飼ってるそーです。

これが、私の一番知ってる寒山拾得。
実際あったら、どんな感じなんだろう。

それで、やっと、やまと絵展へ。
こっから、写真NG。


音声ガイド借りました!!

今回、楽しみにしてたのは、
日本4大絵巻を見ること!!
日本の四大絵巻とは「源氏物語絵巻」「伴大納言絵巻」「信貴山縁起」「鳥獣人物戯画」の4つ。
いずれも、平安時代の末期!
「源氏物語絵巻」は、愛知、徳川美術館の「関屋、絵合」でした。去年、徳川美術館でも源氏物語絵巻を見たんですが、それとは違う場面が目れました。でも、教科書とかには、よく、「夕霧」(五島美術館)が載ってるから、こっちが見たかった。展示期間が違ってて残念。
「伴大納言絵巻」は、応天門放火の話。火事の感じが凄かった。
「信貴山縁起」は、俵の飛ぶ漫画見たいな楽しい話♥
「鳥獣人物戯画」は、甲巻が見られました。
その他にも、沢山、絵巻が見られました。
パンフに写真こそ無いですが、
「第三節 四代絵巻と院政期の絵巻」は、
凄かったです!!
地獄草紙、飢餓草紙、病草紙。
あと、辟邪(へきじゃ)絵の神虫。
可愛くて大好きなんですが、
展示されてるの知らなくて、
サプライズ感あって、嬉しかった♥
マグネットと、絵葉書買っちゃった(笑)。
魔除けになって欲しい。

その他、気になったもの、記録しときます。
・蒔絵琴(国宝、春日大社)
・御堂関白日記(国宝)
現存する最古の日記。
なんか、想像してたのと違った(笑)。
全く読めないけど………表?にかいたメモみたいって思いました(笑)。
・平家納経(国宝)
以前、模本を見たとき、その美しさに感動してたので、正直、本物を見るのは怖かったんです(きっと、ボロボロだろうと思ってたんで)。
でもでも、想像より、ずっと保存状態良くて、原本も、美しかった♥
模本では、平清盛願文があり、それの原本が見られるかなと期待してたんですが、残念ながら願文は無かった。

・平治物語絵巻(信西巻、六波羅御幸巻)
以前、ボストン美術館展では、三条殿夜討の巻を見ました。どれも、凄い迫力です。
・土蜘蛛草紙
土蜘蛛、よく見える場面で良かった。
・酒吞童子絵巻
酒吞童子が、全然見えない場面で、ちょっと残念。
1人で楽しい休日でした。
そして、
来年、一発目の東博の特別展はこれ!!
仏様達が、平泉からわざわざ東京に来てくださる!!ありがたすぎる!
めっちゃ楽しみにです♥