1985年の少し古い本。
著者は、京都大学の先生です。
この時代を舞台にした小説の参考文献
に挙がってるの、見たことごあります。
古い本だし、
小説と違ってエンターテイメント性なし、
分かんない字や言葉が出てくる(汗)
そもそも「椒庭 」が読めなかった。
(しょうてい)
なので、私には、読みづらいかも。
ザックリ、読んだかんじです♪
この本によれば、
私が思ってる程、鳥羽上皇は、
悪い人じゃなくて、穏和らしい。
最初のうちは、
崇徳天皇とも仲良かった、みたい。
崇徳天皇と、後白河天皇も、
仲良かったみたい。
なのに、可哀想。
ほんと、保元の乱が
障子さまが亡くなった後で良かった。
藤原忠通が、一番悪い奴らしい(笑)。
百人一首で、崇徳天皇と並んでる。
白河法皇と、障子さまは、
得に印象変わらす。
相変わらず、ホントに
ヤバいなぁ〜って感じでした。
本の中で印象に残ってるのは、
最後の方の記載、
「法皇は、女院にとっては父、師、愛人、
つまり全てであった。
後半生がどうであろうと、
生涯において全てを備えた
男性に邂逅したことは、
女の幸福の極みであった。」
平安時代の話とはいえ、
「女の」って主語が大きいのは、
どうだろう。「極み」とか言うし。
著者の先生が男性のせいもあり、
めっちゃ気になります。
養女に手を出して、
孫と結婚した後も関係続けるとか、
ホント、気持ち悪い(汗)。
古い本だから仕方ない?のかな。