サーチナ 11月15日(火)13時28分配信  


広東省深セン市塩田区では3月までに補修が完了した歩道橋6カ所の路面がわずかな期間で「ボロボロ」になり、市民の批判が高まった。「おから工程(手抜き工事)」とみなす人も多い。当局側は、「天気の問題」などを原因として挙げたが、「他の歩道橋は問題ない」、「現地の気象は考慮して当たり前」など改めて批判が出た。中国新聞社が報じた。

 完成して数カ月で、歩道橋の路面がぼろぼろになった。これまでに6回も補修した歩道橋があり、周辺の商店からは「工事のために閉鎖されて、人がこちらに流れてこなくなる。商売に影響する」との不満も出ている。

 深セン市交通運輸委員会はこれまでに、「問題が出た4つの原因」を説明した。第1の原因は「閉鎖して工事をすると『不便だ』との苦情がとりわけ強く、やむなく通常よりも早く人を通す場合が多かった」と説明した。

 第2の原因として「寒い時期に施工したので、接着剤に影響が出た」、第3は「地理的な関係で降雨が多く、雨や湿気にさらされた」と、いずれも気象条件を挙げた。第4の原因として「たばこのポイ捨て、禁止されている部分への自転車乗り入れで、路面が破壊された」と説明した。

 同説明に対して「おかしいよ。深セン市内の他の歩道橋では問題が出ていない。塩田区だけが特殊な気候なのか」、「深センで雨が多いのはだれでも知っている。役所は雨のことを考えなかったのか」、「天を怨(うら)み地を恨む。責任は市民におしつける」などの批判が相次いだ。

 歩道橋6カ所の補修で、区は160万元(約1950万日本円)を投じた。深セン市交通運輸委員会は、6カ所の歩道橋それぞれを、専門のスタッフに割り当てた。施工業者が勝手に下請けに出たなどの問題は存在しないと説明した。  しかし、インターネットでは「下請け問題は存在しており、実際に施工した業者に渡された金は25万元だけ。しかも、現場作業員は設計図も手渡されておらず、いい加減に仕事をした」との書き込みがあった。

 深セン市交通運輸委員会は「工事費用は160万元で、うち81万元は材料費。人件費は30万4000元。その他、機械類のレンタル料、管理費、交通費、税金などの支払いが生じる。現場に渡された費用が25万元というのは、人件費の部分を誤解されているのではないか」と説明した。(編集担当:如月隼人)



>「天気のせい」


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「そう見えるのは、気のせい」