12月25日11時3分配信 毎日新聞


鳩山由紀夫首相の資金管理団体を巡る偽装献金事件で、首相に12億6000万円も提供していた実母の安子さん(87)。どんな女性なのか。【根本太一、坂巻士朗】

 ブリヂストン創業者、石橋正二郎氏の長女。夫の威一郎氏(元外相)が1993年に死去した際の遺産は152億円だった。

 鳩山会館が編集し、96年に出版した「追想 鳩山威一郎」(角川書店)は、安子さんについて、こう記す。

 女子学習院高等科卒業。42年11月、4歳年上の威一郎氏と結婚。43年9月に長女を産んで以降は「おとうちゃま」「おかあちゃん」と互いに呼び合った。

 威一郎氏は74年に政界へ。76年12月に福田赳夫内閣の外相に就任すると、安子さんは悲しみ「泣きました」と本で告白。外遊や会食に夫人も同伴する煩わしさなどが理由だ。

 47年2月11日と48年に兄弟を出産。無口で多忙な威一郎氏に代わり2人を教育し、東京大に合格させた。首相が工学部か理学部か進路を迷いながら、父に相談できずにいた際、父子の会話の場を設けた。邦夫氏が国政進出を望んだ時、反対する父を押し切り立候補を促したのも母。

 そして、兄弟への資金援助。名門・鳩山家の栄光を誇りに思う故か。「鳩山一族 その金脈と人脈」の著書のある作家、佐野眞一さんは96年、安子さんにインタビューした。首相が旧民主党を結成したころだ。「安子さんは『息子たちに総理大臣になってほしいとは思わないが、与党でないと理想は実現できないのでは』と話した。『理想を実現する』との言葉から、鳩山家からもう一度首相を、という期待を感じた」

 その声はしばしば聞き取れないほど小さく、姿勢は前かがみで弱々しく見えたという。「ゴッドマザーとも言われるが、私は、しなやかだけど折れない柳の木の印象を持った」

 首相は元秘書の偽装献金を「一切、知らなかった」と主張。だが安子さんが最も嫌うタイプは「優柔不断な政治家」だという。


家族ドラマの立場から推理すると・・・


この「優柔不断な政治家」というのは、「私の夫のような優柔不断な政治家」だろうね?


でも、自分が産んだ子供も、やっぱ蛙の子は蛙だったという皮肉なオチでしたなあ?