12月19日20時19分配信 産経新聞
【北京=野口東秀、矢板明夫】2006年末にスタートした日中歴史共同研究の報告書が、予定より1年半遅れてようやく東京で24日に発表される見通しとなった。複数の日中関係筋が明らかにした。しかし、中国側の強い意向で、民主化運動を武力鎮圧した天安門事件(1989年)に関する記述を含む近現代史の部分は今回、発表されない可能性が高いという。中国国民の歴史についての感情を考慮、日中関係に波風を立てたくないとの考えとみられる。
発表されるのは、日中の文化交流などを盛り込んだ対立がほとんどない古代・中近世史が中心。近現代史部分も完成しているが、双方の見解や主張の対立が多く、調整がつかなかった。日本側関係者は「中国国民は歴史の解釈はひとつしかないとの認識がある。日本側の表記に中国国民が反発し、日中関係に波風を立てるのは避けたい」と説明した。
例えば、中国側は1937年に起きた南京事件の被害者の数を、中国側が主張する「30万人」として盛り込むよう強く主張したという。基本的に日本側のほとんどの委員はそれより少ないとの認識を持っているが、結局、「被害者30万人の説もある」などの表現で妥協したとみられ、双方の認識の相違は「解消されていない」(関係者)。
特に、民主化運動を武力鎮圧した天安門事件や、中国側が「愛国主義教育」と称して“反日教育”を行っているなどの部分は、中国側が強く反発し削除を求め続けたため、近現代史の発表は難しい状態となっている。
報告書は当初、昨年夏に発表される予定だったものの、何度も延期された。いったんは、日本の民主党政権発足直前の今年9月4日に記者会見を設定したにもかかわらず、中国側が突然延期を伝えてきた。「親中的な民主党政権に、歴史問題で対中配慮を期待したためではないか」との指摘が飛び交った。
関係者によると、今回、発表される方向となったのは、「国民の税金を使った研究なので、これ以上延期できない。年内には発表したい」との日本側の強い要望によるという。
両国の学者は東京で24日に最終的な全体会議を開いた後、報告書を公開する記者会見を開くという。双方の学者らは岡田克也外相を表敬訪問、研究の終了を報告する予定だ。
日中両政府は来年に第2期の共同研究委員会を発足させる方針だが、近現代史の発表時期は不明だ。
発表されるのは、日中の文化交流などを盛り込んだ対立がほとんどない古代・中近世史が中心。近現代史部分も完成しているが、双方の見解や主張の対立が多く、調整がつかなかった。日本側関係者は「中国国民は歴史の解釈はひとつしかないとの認識がある。日本側の表記に中国国民が反発し、日中関係に波風を立てるのは避けたい」と説明した。
例えば、中国側は1937年に起きた南京事件の被害者の数を、中国側が主張する「30万人」として盛り込むよう強く主張したという。基本的に日本側のほとんどの委員はそれより少ないとの認識を持っているが、結局、「被害者30万人の説もある」などの表現で妥協したとみられ、双方の認識の相違は「解消されていない」(関係者)。
特に、民主化運動を武力鎮圧した天安門事件や、中国側が「愛国主義教育」と称して“反日教育”を行っているなどの部分は、中国側が強く反発し削除を求め続けたため、近現代史の発表は難しい状態となっている。
報告書は当初、昨年夏に発表される予定だったものの、何度も延期された。いったんは、日本の民主党政権発足直前の今年9月4日に記者会見を設定したにもかかわらず、中国側が突然延期を伝えてきた。「親中的な民主党政権に、歴史問題で対中配慮を期待したためではないか」との指摘が飛び交った。
関係者によると、今回、発表される方向となったのは、「国民の税金を使った研究なので、これ以上延期できない。年内には発表したい」との日本側の強い要望によるという。
両国の学者は東京で24日に最終的な全体会議を開いた後、報告書を公開する記者会見を開くという。双方の学者らは岡田克也外相を表敬訪問、研究の終了を報告する予定だ。
日中両政府は来年に第2期の共同研究委員会を発足させる方針だが、近現代史の発表時期は不明だ。
あ4のあ4によるあ4のための・・・
うんこ報告書