僕は自分のふられた事ばかりで、
人のことなんかまるで考えてなかった。

昼休みの食事のグループと場所が違ってたのに気づいた。

ここから先はエスさんのことについて書く。

エスさんは僕があの子と話している時、

違うテーブルにいた。

どうしようかな、と思った。
エスさんとはいつも昼休み一緒にごはん食べているからだ。

まあいいや、と思い(何しろ僕はあの子と話すのに夢中だったから)

それで、しばらくしたら、エスさんが「入~れて」と僕の横にきた。

その後も仲間の差し入れのピザを半分こしたり、
会えなかった日の事を話しあったりして、

距離が近づいた。

このエスさんについて思っている事がある。

エスさんには勿論彼氏がいる。

別に僕が好きだという訳じゃない。

エスさんは、なんというか、

仲間だ。

僕はあの子に夢中でエスさんに素っ気なかったかもしれない。

エスさんは、実はいつも微妙な立ち位置にいて、
「いつも一緒の人」というのが、いるようでいない。

誰とでも仲良く出来るが、
その代わり、いつもの定番、緊急避難場所のような人が(いるように見えて)実はいない。

実は孤独だ。

その事に昨日初めて気づいた。

僕は仲間だから。

エスさんに危険がおよんで避難しなきゃいけない時は、そばにいようと思う。