
1975年にリリースされたブラック・サバスの6枚目のアルバム『サボタージュ』のスーパー・デラックス・エディションが発売されました。
サバス好きの私は勿論ゲット!
『サボタージュ』オリジナル・アルバム(2021年リマスター音源)やノース・アメリカン・ツアー・ライブ75の貴重な音源を収録。このライブ音源が完全収録は今回が初めてのこと。
「ホール・イン・ザ・スカイ」や「シンプトン・オブ・ザ・ユニバース」などのハード・ヘヴィな楽曲。特に後者は後のスラッシュ・メタルのさきがけと言える楽曲だと思う。
その他にもプログレッシブに展開する楽曲などバラエティにとんだ作品になっている。
トニー・アイオミのギターはめちゃくちゃヘヴィで、ギーザーのベースもブリブリ鳴っていてビル・ワードのドラムもハードにヒッティング。そしてオジーのヴォーカルは今作ではよりメロディを歌い上げている感じがする。
アルバム『サボタージュ』は過小評価されている作品だと思う。聴けばサバス色は濃いし、実験的要素もふんだんに取り入れられている。
ブラック・サバスの音楽はヘヴィ一辺倒で語られがちだが、実は様々な楽器を取り入れたり、楽曲も結構多彩だったりする。
アルバム通して聴くと、実にスリリングなサバスサウンドだなと感じた。超ヘヴィな曲からプログレッシブな曲、メロディックな曲まで。『サボタージュ』は名盤だと思います。
シンプトン・オブ・ザ・ユニバース
stay dark… … …