crookers ft. kelis
no seculity
バックトラックと声がぶつかりあっては音楽は成り立たない
しかしぶつかりあう際になんらかの感情を持ってすればそれはそれで成り立つのかもしれない
この音楽を聴いたらそう思わずにはいられない
クルッカーズがよく他のアーティストのリミックスをする時に『vs』対戦形式の表現をされる場合がよくある
確かにフランスやイギリス、イタリアや海外のエレクトロ系のアーティスト達の中でも確固たる個性を持っている
常に攻撃的、独特のアンニュイな感覚、聴き心地のいい気持ち悪さ、イタリア人らしい音の情熱さ
これは米国のテクノユニットAlter Ego(アルターイーゴ)にも言えるがこれらをもっているからこそ音楽が立ちすぎてしまうように思いがちだが
外からアーティストを迎えた場合
これらを持ったまま『声』と対等に戦う本物のアーティストだと思う
今回それ(音)に立ち向かったのがkelis
kelisもデヴュー当時から攻撃性の強い[Milk shake][Bosshy]等きわどいラインの音楽を常にミュージックシーンに投じてきた女性アーティスト
そういや音楽だけじゃなくて私生活でも破天荒
突然のファレル・ウィリアムズとの決別
ラッパーNasとの離婚
もったいないと言いたくなる程お転婆である
とにかく、そんな2つのダイナマイトがぶつかりあう曲がどっちにしろ異常に楽しみだったのは当然の事
結果とことん楽しみながら闘うとは素晴らしいと感じました
『音楽で戦うのは如何なものか?』
『平穏の為の音楽じゃ?』
と思う方もいらっしゃると思いますが
いやいや音楽だから本気で戦えるのだな、と思える音楽
エレクトロシーンが下火になりつつある今
新しいベクトルはcrookersの二人にかかっているのかもしれない。
