ずっと前に見つけた
小さなカフェ。
お気に入りの場所。
『わー、涼しい!
今日、ほんっと暑いですね。
アイスカフェオレ!』
『はいはい、いつものね。』
お決まりのカフェオレ。
自称、婚活中のマスターが
おまけに入れてあげるね、と
とろけるような真っ白なホイップを乗せてくれる。
ありがとう。
徹夜明け。
ひとりで
冷たいカフェオレを飲みながら
まったりする時間がこの上なく好きだ。
一番端の特等席。
テーブルの上、
『ボテ子』と名付けた
可愛いサボテン。
通っているうちに
赤い花が咲いた。
ボテ子に気付かずに
動いてしまうと
彼女のトゲがチクりと刺さる。
わたしの他に
お客さんはひとり。
何度も読み返している
お気に入りの本。
星の王子さま。
「トゲは、なんのためにあるの?」
小さな王子さまは、
一度質問したらけっしてあきらめない。
僕はてきとうに答えた。
「トゲなんて、なんの役にも立たない。あれは花のいじわる以外のなにものでもない。」
一瞬静かになったあと、
王子さまはくやしそうに言った。
「そんなの信じない!花は弱いんだ。ものも知らない。でもできるだけのことをして、自分を守ってる。トゲがあれば、みんなこわがると思ってるんだ…」
僕はもう答えなかった。
「でもきみ、きみはそう思ってるの、花が…」
「いいや!ちがう!僕はなんにも思ってやしない!てきとうに答えただけだ。大事なことで、忙しいんだ、僕は!」
王子さまは、ぼう然としてこちらを見つめた。
「大事なこと!
大人みたいな言い方だ!」
僕は、すこし我に返って、恥ずかしくなった。
「きみはごちゃ混ぜにしてる…大事なこともそうでないことも、いっしょくたにしてる!」
王子さまは、本気で怒っていた。風にむかって、金色に透きとおる髪を揺らしながら
『…っ、痛!』
ボテ子のトゲに起こされた。
気づかないうちに
眠ってしまったようだ。
どれだけの時間が
経ったのだろう。
カフェオレの氷は
半分近く溶けていた。
見覚えのない
大きな上着。
『…え、これ…』
『俺じゃない。』
ニヤニヤしたマスターが、指を指す。
さっきまで本を読んでいた
眼鏡のお兄さん。
ぺこりとお辞儀して
恥ずかしそうにこう言った。
『…あの、なんだかあまりに気持ちよさそうに寝てたから。』
ほんのすこしの沈黙のあと、
『…トゲ、……大丈夫?』
『…おかげで、目が覚めました。』
ふたりで笑った。
このサボテンに
ボテ子と名付けたこと、
今までに3度、
トゲが刺さったこと、
美しい
花を咲かせたこと、
そんなことを話した。
いま考えると
ボテ子の話ばかりだ。
お礼を言って、上着を返すと
彼は名前も告げずに帰っていった。
すかさず、マスターが寄ってきて
二人の仲を取り持つと言い張った。
まったく、
自分の婚活はどこへいったんだ。
とまあ、恥ずかしながら
これが私たちの出会い。
とか言ってみたいーーー!!!!!!!
そんなキュンとなる
恋がしたいーーー!!!!!!!
拝啓、未来の王子さま。
大事にしていた
サボテンが枯れました。
名前は
サボッてんねん、です。
こ洒落た駄洒落をきかせてみました。
アホでんねん。
新しいサボテンを買いました。
発泡スチロールで出来た
ニセモノでした。
いつか、
綺麗な花が咲くと嬉しいです。
ぶっちゃけ、
行きつけのカフェなんてありません。
カフェオレは7:3です。
ブレンディです。
ぅおーうおうお
ブレンディ。
妄想だけで
生きていける気がします。
理想と現実のギャップは7:3です。
塩は少々です。
涙は塩辛いです。
さんずいに、戻と書いて涙です。
意味は知りません。
前世はなめくじだと思います。
泣いている女の子に弱いです。
守ってあげたくなります。
そういう私も女の子でした。
誰か私を守って下さい。
ジーザス。
アーメン。
今年はいつもよりかなり遅い
梅雨入りらしいです。
雨。
いい加減疲れてきました。
和食がいい?洋食がいい?
なんでもいいよ。
じゃぁ
ご飯がいい?パンがいい?麺がいい?
あー、麺。
めんどくさいよ、麺だけに。
お前がめんどくさいよ。
麺だけに?
意味わかんねぇ。
ねー、ねー
あたしのこと愛してる?
なんだよ急に。
愛してるのかって聞いてるの。
うん。
うんじゃわかんない!
あー、もう
愛してるよ。
もういっかいー。
えー、やだよ。
お願いお願い、もういっかい!
……愛してる。
うふふ。
俺だけかよ?
ん?
俺のことは?
愛してるよ。
どのくらい?
面積にして40平方センチメートルくらい。
麺だけにね!
ふうー、
無理矢理つながったぜ。
妄想バカップル、
やりたいだけだったからね。
付き合わせてごめんね。
あ、ここは
ご麺か。
麺だけに。
面目ないってか。
小さなカフェ。
お気に入りの場所。
『わー、涼しい!
今日、ほんっと暑いですね。
アイスカフェオレ!』
『はいはい、いつものね。』
お決まりのカフェオレ。
自称、婚活中のマスターが
おまけに入れてあげるね、と
とろけるような真っ白なホイップを乗せてくれる。
ありがとう。
徹夜明け。
ひとりで
冷たいカフェオレを飲みながら
まったりする時間がこの上なく好きだ。
一番端の特等席。
テーブルの上、
『ボテ子』と名付けた
可愛いサボテン。
通っているうちに
赤い花が咲いた。
ボテ子に気付かずに
動いてしまうと
彼女のトゲがチクりと刺さる。
わたしの他に
お客さんはひとり。
何度も読み返している
お気に入りの本。
星の王子さま。
「トゲは、なんのためにあるの?」
小さな王子さまは、
一度質問したらけっしてあきらめない。
僕はてきとうに答えた。
「トゲなんて、なんの役にも立たない。あれは花のいじわる以外のなにものでもない。」
一瞬静かになったあと、
王子さまはくやしそうに言った。
「そんなの信じない!花は弱いんだ。ものも知らない。でもできるだけのことをして、自分を守ってる。トゲがあれば、みんなこわがると思ってるんだ…」
僕はもう答えなかった。
「でもきみ、きみはそう思ってるの、花が…」
「いいや!ちがう!僕はなんにも思ってやしない!てきとうに答えただけだ。大事なことで、忙しいんだ、僕は!」
王子さまは、ぼう然としてこちらを見つめた。
「大事なこと!
大人みたいな言い方だ!」
僕は、すこし我に返って、恥ずかしくなった。
「きみはごちゃ混ぜにしてる…大事なこともそうでないことも、いっしょくたにしてる!」
王子さまは、本気で怒っていた。風にむかって、金色に透きとおる髪を揺らしながら
『…っ、痛!』
ボテ子のトゲに起こされた。
気づかないうちに
眠ってしまったようだ。
どれだけの時間が
経ったのだろう。
カフェオレの氷は
半分近く溶けていた。
見覚えのない
大きな上着。
『…え、これ…』
『俺じゃない。』
ニヤニヤしたマスターが、指を指す。
さっきまで本を読んでいた
眼鏡のお兄さん。
ぺこりとお辞儀して
恥ずかしそうにこう言った。
『…あの、なんだかあまりに気持ちよさそうに寝てたから。』
ほんのすこしの沈黙のあと、
『…トゲ、……大丈夫?』
『…おかげで、目が覚めました。』
ふたりで笑った。
このサボテンに
ボテ子と名付けたこと、
今までに3度、
トゲが刺さったこと、
美しい
花を咲かせたこと、
そんなことを話した。
いま考えると
ボテ子の話ばかりだ。
お礼を言って、上着を返すと
彼は名前も告げずに帰っていった。
すかさず、マスターが寄ってきて
二人の仲を取り持つと言い張った。
まったく、
自分の婚活はどこへいったんだ。
とまあ、恥ずかしながら
これが私たちの出会い。
とか言ってみたいーーー!!!!!!!
そんなキュンとなる
恋がしたいーーー!!!!!!!
拝啓、未来の王子さま。
大事にしていた
サボテンが枯れました。
名前は
サボッてんねん、です。
こ洒落た駄洒落をきかせてみました。
アホでんねん。
新しいサボテンを買いました。
発泡スチロールで出来た
ニセモノでした。
いつか、
綺麗な花が咲くと嬉しいです。
ぶっちゃけ、
行きつけのカフェなんてありません。
カフェオレは7:3です。
ブレンディです。
ぅおーうおうお
ブレンディ。
妄想だけで
生きていける気がします。
理想と現実のギャップは7:3です。
塩は少々です。
涙は塩辛いです。
さんずいに、戻と書いて涙です。
意味は知りません。
前世はなめくじだと思います。
泣いている女の子に弱いです。
守ってあげたくなります。
そういう私も女の子でした。
誰か私を守って下さい。
ジーザス。
アーメン。
今年はいつもよりかなり遅い
梅雨入りらしいです。
雨。
いい加減疲れてきました。
和食がいい?洋食がいい?
なんでもいいよ。
じゃぁ
ご飯がいい?パンがいい?麺がいい?
あー、麺。
めんどくさいよ、麺だけに。
お前がめんどくさいよ。
麺だけに?
意味わかんねぇ。
ねー、ねー
あたしのこと愛してる?
なんだよ急に。
愛してるのかって聞いてるの。
うん。
うんじゃわかんない!
あー、もう
愛してるよ。
もういっかいー。
えー、やだよ。
お願いお願い、もういっかい!
……愛してる。
うふふ。
俺だけかよ?
ん?
俺のことは?
愛してるよ。
どのくらい?
面積にして40平方センチメートルくらい。
麺だけにね!
ふうー、
無理矢理つながったぜ。
妄想バカップル、
やりたいだけだったからね。
付き合わせてごめんね。
あ、ここは
ご麺か。
麺だけに。
面目ないってか。






