江戸は、灼熱地獄である
青森から帰って体調整えて…
なんて、あ、ま、い
運転してる時は、おりゃおりゃ
気が張って脳内ドーパミンがどばどば流れハイな状態であるが
帰ってから、口内炎に膀胱炎になった
う〜〜む身体は正直者である
おまけにクーラーつけっぱなしでもクソ暑くて、のんびり寝てらんねぇ〜ときた
長距離の運転で肩がバリバリ凝ってロキソニンテープってゆう、ちょい高い湿布を貼る
肩に貼るだけで不器用なのか
お高い湿布は、シワが寄り…なんとも惨めな湿布となる
けど…青森の市場で買ってきた筋子
何年ぶりくらいに食べたが美味しいのだ
江戸なんかで、どんなに値段が高くても生臭くて食えたもんじゃねぇ筋子
コンビニおにぎりの筋子も生臭い…
しかし、青森の筋子は臭くない
いくらよりも美味しいのだ
を、温かいご飯にのっけて…あ〜〜美味くて幸せだ
坊ちゃんと、あっという間に食いつくして、箱買いして来ればよかったと後悔している
今日はナベルビン２サイクル目
抗がん剤打ちにきたんじゃなく…打たせてヤル為に来たのさ
…どんだけ上から目線
なんたってワシは、ガン末期患者様なのだ
余命が延びれば医者の成績につながるし、病院の統計にもなる
だからワシは偉いのだ
と、思って頑張るのさ…
あるガンステージ４の方からメッセを以前頂いた
「ワシさんをみて、末期でも出来ることがたくさんあると知りました。
パワーのある行動力に勇気と希望を…」
みたいなメッセージであった
ワシは今年になり、ガン性胸膜炎で入退院を繰り返した
ガンはリンパや血液に乗り多臓器に転移してゆく
が、
胸膜炎は、転移した臓器が臓器を守る膜にガンを移した状態である
この状態は、すでに末期の末期になるのだ
次にまつのは腹膜炎である
腹膜炎は、腹水が腹に溜まる
腹水には、身体が必要とするタンパクが混じる為、抜いてスッキリするが、身体の栄養が持ってかれるので…身体はキツイ
転移するまでが幸せの絶好調
転移してからも、ちょこちょこ絶好調はやってくる
やりたい事、やりたい時にやっておく
クスリの副作用で寝込むことあり、仕事したくても出来なくなった
好きな山も諦めた
坊ちゃん車椅子移動がキツくヒーヒー言ってる
けど…
ワシは、まだ足も手も動く
運転は元々、坊ちゃんが怪我で障がい者になった時から運転手になったわけで
1番遠くは、江戸から青森、フェリーに乗り函館、札幌までを爆速した事がある
あれは初発乳がん全摘した３年後である
１週間の行程で、青森ねぶた鑑賞
函館夜の函館山の夜景、朝は朝市で飯を食い
登別温泉一泊し、クマ牧場見学
札幌は、かーちゃん宅がゴールである
札幌は、時計台にテレビ塔に大通り公園にベタな場所を歩いたが…
子供達には、ママはトラックの運転手よりスゲーよ
と、褒めてるのか、呆れられてるのか知らんが、そんな事を言われた
本音は貧乏なもので、飛行機なんかでみんな旅行に行く金がない
車なら飛行機で行くより半額以上安上がりになるのさ
こうしてワシは、ガンになってからを過ごした
次はガン性腹膜炎になるまで
ヘラヘラと、適当に生きてみたい
と、適当に生きてみたい上の娘に、
あんたさぁ…本当に計画性ないよね
ガン末期なのに、どーしたら青森まで車運転していくのよ
一言も言わないでさぁ、
と言われた…
まぁ…ワシ…アホだからさ諦めろ
諦めろ