大作戦 | 若ハゲの鬱憤

大作戦

 自分の特異的な体験に他人は惹きつけられるの精神に則って、今回はクーラーから水が噴き出して留年が決定した話を書こうと思いましたが、たった今、偶然にも「緑色の服を着た人間3人 VS なんかすっげーでけー蜂みたいな虫(飛行性)」の一戦を目撃したので、それを書こうと思います。



 大学の中の、パソコンがいっぱいあって自由に使っていいよって事になってる部屋で、いつも通り奥の方に陣取り、パソコンをいじっていたら、前方に座っていた人が急にそわそわきょろきょろしだしたので、何事かと思ってその人を観察していたら、彼の視点は彼がいる辺りの真上の天井に向けられることが極めて多いことがわかった。そこで、自分の視点も彼のそれと合致させてみると、なんかすっげーでけー蜂みたいな虫(飛行性)が、ばたばたぶんぶんと天井に衝突を繰り返していた。

 昔から、ハエとか蜂とか蛾に、なぜか好かれることが多く、その度に、そうかそうか、お前たちはこの大勢の人間の中から俺を選んだんだな、ん~、ほうかほうか、なかなか見る目があるでないの、よしよし、苦しゅうない苦しゅうない、と思いつつも、同時に、蜂はともかく、蛾とかハエはやはり世間一般では、これ、汚いものに集まるとされているような風潮があることを認識していた手前、なんで?昨日も風呂入ったしなぁ。くんくん、と服やら脇やらの臭いを嗅いでみたりし、周囲から奇異の目で見られることも多く、必ずしも心地よくなかった数々の経験から、私もそわそわきょろきょろした。

 すると、右斜め前方より、一瞬、ナメック星人!?とも錯覚を起こさせるような、いや、というか現に起こさせられた男(猛者)達が、3人、敢然とリングに入場。完全にロッキー。そして、敵の前に到着するやいなや有無を言わさず作戦会議。しびれる。虫(飛行性)は猛者どものただならぬ威圧感に恐れを感じてか、天井にうずくまってもぞもぞしてしまう。

 わらわら。「あれ?」「うん、あれ」「え~、まじで?」「まじで」「どうする?」「どうしよう」「じゃあこの網で捕まえるわ」「でもこれ網の口閉まんないじゃん。網を壁から離すとき逃げられちゃうよ」「あ、そっか」「うん」「じゃあ、どうすんだよ」「どうしよう」「じゃあ、俺が壁に押さえたまんまでいるから、その間にそれ、ぶわーっとかけちまえよ」「どれ?」「それだよ、それ」「あ、これ?」「うん、それ」「じゃあかけるわ」「頼むわ」「うん」ばさっ。「はやくはやく」「ホントにかけるよ?」「いいよ」しゅー。「うへー」一人は終始無言。

 


というような感じで、虫は命を落としました。



今日の一枚:THE BANDITS『AND THEY WALKED AWAY』 小生には正直そこまで音楽的に才能があるとは思えないのですが、それでもやっぱりテンション上がります。