1996年(平成8年)の夏の甲子園の二回戦は優勝候補『早稲田実業』対三重の古豪『海星』との一騎打ちになりました。

(試合の流れは中略とします。悪しからず。)

しかし、ドラマがありました。
早稲田実業が「3-2」と一点リードで迎える九回ウラ・・・
三番坂が内野安打で出塁、四番には二年生の稲垣!
一点差を考慮すれば送りバントもあり得ましたが、監督が「稲垣に賭けよう!」の一身で
稲垣正史君に託した結果はなんと「レフトスタンドへ飛び込む逆転サヨナラ2ランホームラン」となり、
海星(三重)が優勝候補の早稲田実業を劇的に下しました。


この試合のヒーロー稲垣正史君は愛知学院大学?進学後、白血病で急逝されました。
素質から見るに、プロからお誘いがかかってもおかしくない人材だけに悔やまれました。


でも、早実戦でのあの笑顔はいつまでも人々の記憶に残っています。

稲垣正史君、感動をありがとう!