今日6月1日(月曜日)から薬事法の一部が改正されます。

細かい点はさておき、私が気になったのは・・・


1)医薬品は薬剤師のいるレジで精算

私の立ち寄るスーパーの医薬品コーナーでは医薬品コーナーのレジ(薬剤師常駐)があるのですが、午前中など一部の時間帯は薬剤師不在の為、レジが閉められます。

また同じフロアに別のレジがあるのですが、混雑時を考え、医薬品であっても一般のレジで精算可能だったのです、昨日までは。

今日からは「医薬品に限り、医薬品売り場のレジで精算を~」ということになります。

これからはスーパーの営業時間中は全て薬剤師が常駐してくれる事を祈ります。

そうでないと、薬剤師の居ない時に医薬品が欲しくても買えないし・・・


2)ネットでの医薬品販売制限(暫定的に猶予はあるが)

特別な条件(離島に住む、生活行動範囲内に医薬品を取り扱う店がないなど)でない限り、今後はネットで自由に医薬品が買えなくなります。

(暫くは暫定措置として今迄通り買えますが)

睡眠薬や風邪薬、買えなくなるのはつらいなぁ・・・

まあ医者にかかった方が薬は安いけどねぇ・・


3)薬事審議会委員の暴言

この薬事法改正を議論していた薬事審議会のある委員が「ネットで薬を買うのはホリエモン世代だけだろ?他の人は薬剤師から買ったほうが安心するんだよ」と言い放ったそうです。

この御大、ネット通販の現状を全く理解していませんね。

こういう知識不足のお偉いさんに十分な話し合いもせず、薬事法を改正された事に憤りを覚えました。

まあ薬物依存症等のリスクを考慮した上での結論でしょうが、じゃあ飲酒運転が絶えないからと言って自動車の販売制限やアルコール類の販売制限をしますか?

「医薬品は使い方を間違えば危ない」と言いますが、この世の中にある物で危険でない物はありません。

刃物は言わずもがな、紙や本、定規でも人を傷付けられますよ。

何で医薬品だけ狙い撃ちされなきゃいけないのか・・・

その辺は納得行きません。