マンション購入で大切なのは「立地」だけじゃない!「管理を買う」という言葉の意味や、失敗しない中古マンション選びのコツ、リフォーム予算の組み方までを不動産のプロ・エリアネット佐藤が語ります。
こんにちは、エリアネットの佐藤です。
今回は「マンション購入時に注目すべきポイント」について、特に“管理”の重要性にスポットを当ててお話しします。加えて、最近の新築・中古事情から、リフォームの考え方、そして最後にはちょっと脱線して私の大好きなウニの話まで…ぜひ最後までお付き合いください。
◆新築マンションはもう手が届かない?
最近の新築マンション、ほんっとに高くなってます。
手が届かない方も増えていて、そもそも物件自体が少ない。
昔は「新築と中古、どっちにする?」って比較ができたんですが、今はもう“選べない”状況の方が多いんです。
◆中古マンションも…安くない!
じゃあ中古で…と思っても、築20年くらいの物件で「築浅」なんて言われる時代。
中には新築時より高く売られてる中古もあるくらいで、購入者の感覚としては「どれも高い…」という印象かもしれません。
◆注目すべきは「管理を買う」という考え方
不動産の世界では昔から「マンションは管理を買え」って言われます。
ここで言う“管理”ってのは、管理人さんの人柄だけじゃありません。
管理組合の運営状況や、建物全体の維持管理体制のことです。
清掃が行き届いてるか?
掲示板は更新されてるか?
共用部分にゴミや私物が放置されていないか?
こういう部分を見れば、そのマンションがどう扱われてるかが見えてきます。
◆中古物件はリフォーム前提で考えるのが◎
中古マンションを選ぶなら、リフォームを前提に考えてください。
物件価格ギリギリの予算設定だと、あとから困ります。
リフォームや諸経費を含めた総予算で物件を探すと、現実的な選択肢が広がります。
◆室内の劣化、実は「使い方」も原因に?
「カビが出てるから、この物件ダメだな〜」って決めつけるのはまだ早い。
結露やカビって、実は換気不足やストーブの使い方で発生することも多いんです。
特に気密性の高いマンションでは、正しい換気が超大事。
設備と人間の使い方、両方見て判断しましょう。
◆管理状態の見極め方:現地でチェック!
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共用部分の清掃状況:築年数が古くても綺麗ならOK
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掲示板の情報更新:こまめに更新されてると運営がしっかりしてる証拠
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バルコニーや私物の放置:管理が甘いとすぐ分かる部分
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設備の年数と状態:ボイラーやストーブの古さにも注目
見学時は、住人になったつもりで観察してみてくださいね。
◆佐藤の好きな食べ物は…「ウニ」!
ここからは少し雑談。
実は僕、ウニが大好きなんですよ。
旬の時期には産地に足を運ぶくらい。
でも最近、ウニ丼1杯が1万円以上ってザラですよね?
僕の中での限界価格は1万5000円…それ超えたらもう家で食べようかと(笑)
昆布の減少がウニの餌に影響して、漁獲量が減ってるって聞いて、海の環境問題にも関心を持つようになりました。
■関連記事:YouTubeでも詳しく解説しています!
■まとめ
マンションを買うとき、「築年数」や「間取り」だけに目がいきがちですが、実は“管理”がものすごく大事。
価格も選択肢も限られる今だからこそ、
見えにくい部分にこそ価値がある。
中古を前提にリフォームも視野に入れて、
「このマンション、気持ちよく住めそうだな」と思えるかどうか。
それが判断の分かれ目です。
マンション購入を検討している方、ぜひ“管理の目”を養ってくださいね。
何かご相談があれば、エリアネット佐藤までお気軽にどうぞ!