Soda Dreamer -3ページ目


そうなった理由は明白であって
全て自分の行動の反映であるのに
それに気付かず嘆いてばかりだ。

こうすれば結果こうなるという事を理解していればこんな過ちは犯さないのに。

考える事に対して疲弊して全て投げやりになってしまった。

もう何かを深く考えたくない。

最近の私はただの薄っぺらい寝てばかりのどうしようもない人間になってしまっている気がする。

だけれどそんな自分を誰も罵ってはくれない。

表面だけを見て褒め称えるだけだ。

あとたった一年だ。

たまに思う事は私はただ子供を産むためだけに生まれてきた気がする。

これはずっと私が幼い頃から思う事。

結局は私には何もない。



過去った過去


お父さんと2人で食事していたポニーテールの女の子の、あの綺麗な赤い頬を見て私は哀しくなった。

そういえば私は小さい時はいつもニーテールにしていたんだ。



Sweet Nineteen

photo:01


私は1人で南麻布に住んで
六本木で水商売をして暮らして
たいして好きでもない二つ上のクラブで出会ったモデルの男の子と自分の淋しさを埋めるためだけに付き合ってる。
やっぱり彼には他の男の子と同じように父親がいない。

どうしてこんなにも私のコンプレックスを抉られてめちゃくちゃにされなきゃいけなかったんだろう。
最後の希望にこんなふうに裏切られると思わなかった。どうしても幸せを願えない。そんな風な人間にはなりたくないから全てを忘れるしかない。
でも自分自身ではどうしようもできないから何か代わりになる物を探さなくちゃ。


今はインプットの時期で何も急ぐ必要なんてないんだ。

私の父は私が4つの時に家を出て行った。
小さなキャリーバックを持って。
よく覚えている。私達が住んでいたアパートも。
そういう存在に見捨てられる事は恐ろしくそして悲しいことだからもう二度と経験したくない。

私は何よりも暖かく平凡な家族が欲しい。でもそれは私が私である限り手に入ることはない。

折角私が育んで来たこの倒錯した気持ちや知識を何か形にしたいと思う。

そうすれば自分の人生を肯定し受け入れることができるはずだから。

全ては自分次第。
ここで終わりにしたくない。

私にはサンドラ・ブルームみたいな人生は刺激が足りなすぎて我慢ならないね。