夜の蠢き夜に、力があるのだろうか。「いつも通りの連休」を過ごしていても、眠たくなると抱かれたいと思ってしまう。昨日は彼に抱かれたくて仕方なかったが、今夜は彼でもセフレでも構わないから抱かれたい。下手すれば「誰でもいい」かも知れない。別にセックスに自信があるワケでも、身体に自信があるワケでもない私へ誰彼構わず需要が生じるワケなどないのに、そう思ってしまう理由は何なのだろう。「夜」には心をざわめかせる何かがあると思えて仕方ない。どうしようもない蠢きを、今夜も私は持て余している。