9月号の「けいけん・しゃかいのたね」は、玉ねぎの皮を使った染め物でした。
白い布地を折ったり、縛ったりした後、玉ねぎの皮を15分くらいグツグツ煮出した汁に投入。
みょうばんを使うと、色がしっかり付くようですが、我が家ではハンカチとして使用する予定がない(=洗濯しない)ので、みょうばんは省略。
みょうばんが原因なのかは分かりませんが、Z会の冊子に載っていたような鮮やかな黄色ではなく、淡いピンクがかった茶色に染まりました。
右は小1の息子作。折り目を付けて、軽くとめました。
昔はこうやって草木や、石を使って染めていたけれど、今は石油などを材料とした合成染料が主流だという話を読み、息子は「じゃあ、この服も、ママの服も、プランクトンで染めてるんだ!」と言っていました。
この発言の理由は、先日読んだこの本↓
気が遠くなるほどの時間をかけて、プランクトンの死骸が石油になるまでの過程を教えてくれる名著です。
人間の手で簡単に作り出す事の出来ない、地球の恵み。
限られた資源を大切に使わなければ、と思わせてくれます。
ちなみに、数ある通信教育の中から、我が家がZ会を選んだ理由は、親子で実験したり工作したりする「けいけん」の科目があるから、というのが大きいです。
今回の染め物のように、時間に余裕のある休日しか取りかかれないような物も多くて、内心ちょっぴり面倒だな…と思う事もなきにしもあらずですが、好奇心旺盛で、工作や実験が大好きな息子には向いていると思うのです。
親子で楽しみながら、好奇心の芽を育てていけたらと願っています。


